今年の夏に買ったFIGAROを正月に初めてまともに読んだ(ずっと忙しかったので・・・)
穂村弘さんの『京都の学生になりたい』というエッセイがとてもとても同感だったので、長いけれど勝手に引用。
京都には、ここ10年でたぶん7,8回は行っていると思う。 (中略)
町の真ん中から山がみえるところがいい。
町の真ん中を川が流れているところがいい。
夜、川沿いにカップルたちが等間隔におっこちているところがいい。 私もあのなかに紛れてぼんやりいちゃいちゃしてみたい。
イノダコーヒーや進々堂みたいな喫茶店があるところがいい。
三月書房やアスタルテ書房や恵文社一乗寺店みたいな本屋があるところがいい。 (中略)
働かないで夢を追っていてもなんとかなりそうな空気が漂っているところがいい。
住んでみたいな、と思う。
全体として大学生っぽいというか大学院生っぽい町に思える。
実際に京都で暮らしている学生たちをみると、ちっ、僕ならもっとうまくやれるのに、と対抗意識をもってしまう。
「もっとうまくやれる」とは「より非生産的でぐだぐだな生活を送れる」という意味だ。 (中略)
京都からかえる(いや、どこからかえってくるときもそうなのだが)新幹線が夜の東京駅に近づくと独特の暗さを感じる。普段住んでいるときには気づかない空気感を、短期間でもそこを離れたことで知覚するのだろうか。正確には「暗さ」というのもちょっと違っていて、たぶんこれは、或るサイズ以上になってしまった都市特有の空虚さというか、とっかかりのなさのようなものだと思う。
東京ではみんながそれぞれの場所でそれぞれに何かをしている、という手応えがキャッチしにくい。人間の発する生の信号のようなものが拡散してしまって、うまく感じ取ることができないのだ。
だが、乗り換えのために東京駅の構内を歩いているうちに、漠然とした不安は少しずつ静まってゆく。大丈夫。大丈夫。大丈夫。大丈夫。
(終わり。 続きは明日~)
今年初めての手料理はコチラ。
すごーく美味しいんやけど、片栗粉を入れすぎたため「とろみ」というより「固まり」に。 片栗粉って入れすぎると挽回のしようがないんやね・・・ 反省・・・
■ポイント
さばは皮目をよく焼いてクセを取ること。 酒をかけてた片栗粉たっぷりつけると衣が厚くなり、焼くと衣がパリッと香ばしくなる。
★材料(4人分)★
塩さば・・・1匹
じゃがいも・・・300g
にんじん・・・1/4本
たまねぎ・・・1/2個
青ねぎ・・・2-3本
だし汁・・・1.2リットル
生姜汁・・・大さじ2
酒大さじ2
水溶き片栗粉・・・適量
塩・・・適量
濃口しょうゆ・・・適量
酒・・・適量
片栗粉・・・適量
油・・・適量
★作り方★
①じゃがいもは皮をむいて5mm厚さのいちょう切りにし、にんじんは5mm厚さのいちょう切り、たまねぎは1.5cm幅の半月切り、青ねぎは3cm長さに切る。
②鍋にだし汁、①のじゃがいも、にんじん、たまねぎを加え、弱火で火を通す。
③さばは三枚におろし、腹骨と血合い骨を取り除き、2.5cm厚さのそぎ切りにし、酒少量をかけて片栗粉をたっぷりまぶす。
④フライパンに多めの油を熱し、③のさばを皮目から入れて香ばしく焼き、②のじゃがいもに火が通ったら、さばを加えてサッと煮る。
⑤④の味をみて確認し、塩、しょうゆで味を調え、酒、生姜汁を加えて香りをつけ、①の青ねぎを加え、水溶き片栗粉で薄くとろみをつけて一煮立ちさせ、椀に盛る。
- January 3, 2006 10:42 PM
- 汁もの
- Newer: キッカケ・・・