文化・アイデンティティー Archive
移民の街 ロンドン
知ってたけれど、ロンドンは移民が多い。
なお、ここでは移民2世はすでに完璧なブリティッシュ・イングリッシュを話し、イギリス人というアイデンティティーを持っていることが多いので(『私はアジア人 - その他』に出てくるカリブ系黒人、インド系などの多くはそうである)、自らイギリスにやってきた移民1世を指すこととします。
シンガポールにいた頃、キルギスタン人とミャンマー人と知り合ったことがありました。 人口1,300万人のアジアの大都市東京に何年いても普通に暮らしていてキルギスタン人、ミャンマー人と出会うことなぞなかったので、「さすがアジア中から人が集まるシンガポール!」とミーハーにも(?)感嘆したものです。
シンガポールにアジア中から人が集まる一方、ロンドンではヨーロッパ中から人が集まっています。 特に飲食業・小売・サービス業は多いですねー(というのはどこの国でも同じだと思いますが)。
まだ来て1ヵ月ですが、今まで出会ったことのない国の出身者の話をメモがてら。
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- February 19, 2010 8:07 PM
- 4. 教養・知識 | 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー | 時事
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私はアジア人 - その他
以前、『あなたはアジア人ですか?』というエントリーに
「アジア人("Asian")とは英国では主にインド人を指す」というのは本当なのだろうか?
と書いたところ、コメント欄で「本当らしい」と教えてもらっていたのですが、詳細判明しました。
以下、近所のGP(General Practioner、ホームドクター)登録に行ったときに、もらったフォームの"Ethnic group"(民族グループ)のカテゴリー分けです。
A. Asian or Asian British
Bangladesh
Indian
Pakistani
Other Asian
B. Black or Black British
African
Caribbean
Other Black
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- January 26, 2010 4:57 PM
- 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー
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Our Big Fat Croatian Christmas
1年中で最も大事な家族行事のクリスマス・ディナー。 夫の実家では、毎年親戚一同で集まるのですが、「親戚」にどこまで含めるかがビミョー・・・な上に、大家族になると必ず問題児が現れ、数年に1度はソープオペラ(昼メロ)のようなドラマが繰り広げられるのだそう・・・
今年は義妹(夫の妹)が婚約したので、義妹のフィアンセIの実家に招かれました。
彼はクロアチア系オーストラリア人。 本人はオーストラリア生まれですが、両親はクロアチア移民1世。 生粋のクロアチア文化を守っていて、叔父・叔母・弟夫婦とその子供も含めた7人の大所帯で暮らしており、さまざまな映画のようなドタバタ話を聞いていたので、だいぶ前からとーっても楽しみにしていた私。
祝日なのにラッシュアワーかというほどの渋滞を抜け(それぞれのクリスマス・ディナーに向かう車で大混雑)、Iの実家にたどり着くと、庭で待っていたものはロティスリーで焼かれる2羽のターキー。 店じゃなくて自宅に本格的なロティスリーを持っている人を初めて見た私。 タ・タダ者ではないグルメだ・・・ 一気に興奮が高まります。
そして紹介された家族は・・・ "My Big Fat Greek Wedding"(邦題:マイ・ビッグ・ファット・ウェディング)という映画をご覧になったことありますか? あの家族とそっくり。
スーパー・フレンドリー、すごいアクセントの英語でよくしゃべり、よく食べよく笑う、本当に映画に出てきそうな南ヨーロッパ人。
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- December 26, 2009 8:21 AM
- 5. 趣味・プライベート | 6. 健康・美容 | 7. 心・精神 | 家庭・育児 | 文化・アイデンティティー | 美食・グルメ
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オーストラリア的クリスマス・イブ
メリー・クリスマス!
夫の実家であるメルボルンに里帰りしています。
キリスト教徒は家族で過ごすクリスマス。
1年で最大の行事である家族・親戚が集まるクリスマス・ディナーはイギリス系の国ではChristmas Day(25日)のお昼です(大陸ヨーロッパではクリスマス・イブの夜らしい)。
クリスマス・イブ(24日)の昨日は祝日ではないのですが、みなお昼でいそいそと仕事を切り上げて駆け込みクリスマス・ショッピングをし、翌日のディナーの用意やプレゼントのラッピングをするため家路に急ぎます。 ショップやレストランも早々と店じまい・・・
そしてクリスマス・イブの最大のイベントが"Carols By Candlelight"。
人気歌手がクリスマスのスタンダード・ナンバーを歌うチャリティーの野外コンサート。 メルボルンで始まり、現在ではシドニー、ブリスベン、パース、アデレードなど各都市で同様のイベントが実施されているそうです。
GO 豪 メルボルン:「Carols by Candlelight」クリスマス・イブに開催!
日本で大晦日にTVの前に家族で集まり紅白歌合戦を観るように、オーストラリアではクリスマス・イブに"Carols By Candlelight"を観ます。 「彼女、ちょっと老けた?」「誰、これ?」と、家族でやいのやいのと言いながらだらだらと観るところは本当にそっくり。
今年は義母がチケットを買ってくれていたのですが、私たちが到着した23日は36℃だったのに、昨日は16℃に気温が下がるという、「1日の中に四季がある」メルボルンぶりを発揮し、冷たい雨まで降り出したので、結局家で鑑賞することにしました。
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- December 25, 2009 5:48 PM
- 5. 趣味・プライベート | 7. 心・精神 | 家庭・育児 | 文化・アイデンティティー
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年の瀬ですが・・・
年の瀬ですね・・・ 季節を感じることのない常夏シンガポールでも年の瀬になると妙に焦ってしまうのは日本人だからでしょうか・・・?
夫婦お互いの母国ではない第3国に住むのを結構気に入っている私ですが、自分の文化の季節のイベントや伝統の行事が全く盛り上がらない、というのがネックです(→『多民族国家の祝日の過ごし方』)。
今、街中ではもちろん商魂たくましくクリスマス・イルミネーションでいっぱいですが、まあ風情はゼロです(暑いってのも風情を感じさせないのかもしれない、というと、「クリスマスは夏のものだ」という南半球出身の夫が怒るが)。 やっぱり中華の国なので街中が一番盛り上がるのは中国正月、次いで中秋節。
私が実家に住んでいた頃は、家に帰って玄関のドアを開けると靴箱の上のスペースに必ず季節の飾り付けがしてありました。 それを見て「ああ、もうすぐ雛祭りだなー」とか感じ、雛祭りにはちらし寿司を食べ、端午の節句には柏餅とちまきを食べたものです。
私もそうしようと決心していたのに親元を離れてひとり暮らし時代はそんな面倒なことするわけもなく(笑)、結婚してからも全くしていません。 シンガポールには明治屋と伊勢丹スコッツという品揃えバツグンの日本食スーパーがあるので、買おうと思えばいくらでも買えるのに・・・
去年の大晦日に年越しそばを食べて、今年のお正月にお雑煮をつくったのが、最初で最後でした・・・
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- December 11, 2009 11:58 AM
- 5. 趣味・プライベート | 7. 心・精神 | 家庭・育児 | 文化・アイデンティティー | 海外に住む
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"世界級"でいることに何の意味があるのか?
先週INSEADのイベントでDean(学長)がINSEADの学校としての今後の戦略を「フランスとシンガポールにキャンパスを持ち、アブダビにEMBAキャンパスを開校し、アメリカはWhartonとのアライアンス(交換留学)によって、世界中をカバーする真の"Business School for the World"になる」と説明していたところ、「地域特化型で特色を打ち出す他のビジネススクールとその地域ではどうやって競争していくつもりか?」という質問が出ました。
いい質問だなー・・・
これ、私が聞かれたことのある「"世界級"でいることに何の意味があるのか?」という質問と似ている気がします。
このブログを始めたのは2008年6月からですが、ブログ自体は2003年8月というブログ黎明期から続けています(→『私のブログ歴』)。 居住地が変わることによって、ブログトピックが変わってしまうことが悩みだったので「私の中で変わらないもの」を探した結果、こういうブログになりました。
ところが、ある地域に特化したブログではなく、いろいろな地域のことをトピックを絞らずに書くと、当然『ウォールストリート日記』(米金融業界で働くharryさんのアメリカ金融業界分析が光るブログ)や『うちの食卓 Non solo italiano』(北イタリア在住Taekoさんの家庭の食卓の写真が美しいブログ、本にもなってます)のように、地域・トピック特化型のピリッと光るブログにはならないなあ、というのは始める前に悩んだことでもありました。
結局、私は「いろいろな」地域の「いろいろな」人と話して「いろいろな」視点・世界に触れることが何よりも好きなのでこれでいこう、という結論になりましたが(昔からよく言えば好奇心旺盛、悪く言えば飽きっぽかった)。
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- November 18, 2009 10:17 AM
- 1. ブログについて | 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー
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日本人女性のステレオタイプ in シンガポール
渡辺千賀さんの『アジア人女性のステレオタイプ in アメリカ』(=頭が良くてセクシー)を読みながら、「アジア人が多いのに、そんな単純でいいのか、アメリカよ」と思ってしまいました。
シンガポールはアジアなので、さすがにステレオタイプはもう少し国別に細分化されています。
そこで今回は「日本人女性のステレオタイプ」。
なお、ほとんど個人的な経験に基づいております・・・
まず、シンガポール人男性が日本人女性に対して持ってる幻想は「夫のために、めちゃくちゃ尽くす妻」です。
専業主婦で夫・子供のためにいっさいの家事を一人でこなし、ひたすら尽くす妻像・・・
私の夫の会社の後輩(シンガポール人)は、私が働いていて夫も家事をすることを聞いて驚愕したらしい。 いったいどんなテレビ見て育ったんだ・・・
その中でも私たちが「スリッパの謎」と呼んでいるものがあります。
これは私ではなく、夫がしょっちゅう聞かれる質問なのですが「日本人の奥さんは、夫が帰ってきたら玄関にスリッパを揃えて差し出すのか?」というもの。
夫は今まで5, 6回聞かれてるんじゃなかろうか?(私たちの結婚式で余興の司会をやった中国系マレーシア人には余興のネタにまでされた)
「スリッパの謎」の出所がわからずググったら台湾に住まれている方も聞かれるらしいので(→日本人の奥さんと台湾人の旦那さん )、アジアに広く出回っている風説と推察されます。
どうせアジアで大ヒットしたドラマかなんかの影響なんだろうけど、「おしん」と「星の金貨」しか思い浮かばない。 そんなストーリーなんでしたっけ???
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- October 10, 2009 11:50 AM
- 5. 趣味・プライベート | 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー | 海外に住む
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国のセルフイメージ
昨日のYahooニュースになってたので知ってる人も多いと思いますが、すごい調査結果が出てましたね。
自国のセルフイメージ(信頼と賞賛)が調査国中、最も高い国はオーストラリア、最も低い国が日本という上記結果。
The Economist : National pride
これ見たとき、私は「日本人はやっぱり自分の国のことを誇りに思ってないのか〜」・・・とは思わなかった。
それどころか、日本人ほど「日本人論」が好きな国民もいない、よっぽど自国が好きじゃないとできないよね・・・と思っている。
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- October 5, 2009 9:11 AM
- 4. 教養・知識 | 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー | 日本
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ForeignerとAlien
『イギリス人医師の見たシンガポール』に続き、イギリス人Aの視点。
彼女の視点が私に新鮮なのは、彼女が今までイギリス以外に住んだことがなく、シンガポールが初めての外国だからでしょう。
シンガポールにいる欧米人は「ボクたち長い旅の途中〜」みたいな、過去に数カ国住んだことがあり、今後も違う場所に移り住む可能性が高い人が多いので、私の周りに彼女みたいなタイプは珍しい。 初めて住む外国だから、カルチャーショックも大きいのでしょう。
今回は患者さん(中国系シンガポール人のおじいさん)に
"Where are you from? Are you a foreigner?"
と言われたことに対し、「"foreigner"とは失礼な!」とぷりぷり怒っていました。
へー・・・ "foreigner"と呼ばれて怒る人を実際目の前で見たのは初めて。
おそらく、そのシンガポール人のおじいさんは"foreigner"という言葉に何の悪気もありません。 シンガポール人以外 = foreigner、という感覚。 同じ英語の国でも違うんですねー(単にシンガポールがinsensitiveなのかもしれないが)。
私は"foreigner"と言われても(相手に悪気がないことを知っているから)たぶん全然気にならないが、それは在日歴の長い外国人が自らを指して「ガイジン」と呼ぶ感覚と似ていると思う、彼らはほとんどの日本人が悪気なく使っていることを知っているから(もしくは、自ら皮肉を込めているのかもしれない)。
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- September 29, 2009 5:40 PM
- 4. 教養・知識 | 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー | 英語・外国語
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逆カルチャーショック
先週のシンガポールでのオフ会に来てくれたSさんが、シンガポール駐在の任期が終わり今週日本に帰国したので、「逆カルチャーショックに負けずにがんばってね〜」と言ったら、「早速、逆カルチャーショックです〜」というメールがきました。
ははは、やっぱりね。 長い間、海外にいると必ずなるのである。
新しい環境に移る時、それがどこであっても(新しい街、新しい職場、新しい学校、etc.)その集団には独自のカルチャーができあがっていて、今まで自分が慣れてきた環境と異なるので自分がその集団に馴染めず違和感・戸惑いを感じる、のがカルチャーショック。
移動が多くなった現代人には必ずついて回る現象ですが、その中でも逆カルチャーショックは結構辛い。 自分が育った場所に馴染めない、育ててくれた家族・昔仲良かった友達がまるで違う星の人のように見える・・・
一時帰国の時は旅行者気分なので深刻にはならないのですが(今年3月に日本に行ったときの旅行者気分記録→『かゆくないのに掻いてクリームまで塗ってくれる国』)、本帰国の際は克服するのにかなり時間がかかることがあります。
新しい環境に移る時、私が必ず心がけていること。 それは初めにその環境の「いいところ」をなるべくたくさん見つけようとすること。
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- September 18, 2009 11:01 AM
- 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー
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クイズ:中国人?日本人?韓国人?
超くだらないエントリー。
先週1週間はお盆ということで、シンガポールも街中に日本人観光客がいました。 お盆に夏休みを取るという習慣があまり変わってないんだなー、ということを感じる瞬間。
ところで(批判でもなんでもないですが)日本人観光客、特に女性は遠目に見てすぐわかります。 在住日本人は遠目に見てもわからないので、その差は何かというと「ファッション」。
1年中真夏のシンガポールですが、気温は33度を超えることは滅多にないので夏は日本より過ごしやすい。 肌も露出系の人がほとんどなので、その中で日傘に頭から手・つま先まで覆う日焼け完全防止ファッションはかなーり目立ちます。 この格好でヨーロッパ行くと1秒でひったくりやスリに目をつけられると思うので老婆心から・・・ シンガポールは安全なのでいいけど、旅先で目立ってあんまりいいことないですからね。
話は戻って、アジア中の観光客が訪れるシンガポール。
どうでもいい話ですが、私は(言葉を聞かなくても)中国人観光客と韓国人観光客は顔立ちで見分けられるという自信を持ってました、昨日までは。
ところが昨日Facebookの"Chinese, Japanese, or Korean?"という顔写真だけでどこの国の人か当てるくだらないクイズにトライし、ことごとく間違ってしまったため、ガラガラと崩れ落ちた根拠のない自信・・・
Facebook上にありますが、以下載せてみました。
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- August 17, 2009 10:08 AM
- 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー
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Happy National Day
昨日はシンガポールNational Day、44周年の建国記念日でした。
『多民族国家の祝日の過ごし方』に書いたように、シンガポールの休日は民族・宗教に関連したものが多く、National Dayはシンガポール国民全員の唯一のお祭りの日。
街中がこの日に向けて国旗を飾りHDB(公団)のバルコニーから垂れ下がった国旗がはためくのは毎年お決まりの光景。
戦闘機が空中ショーを行うため1ヵ月ほど前から練習が始まる(日没時に耳をつんざくような爆音を響かせて上空で練習する)のも毎年同じ。
この日のクライマックスは夕方から巨大スタジアムで始まるナショナルデーパレード(NDP)。 簡単に表現すると、北京オリンピックのオープニングセレモニーのスケールダウン版みたいな音楽あり踊りありの一大ショーです。 これに国軍やPAP(シンガポールの与党、人民党)などの行進、毎年異なるナショナルデーソング、クライマックスの花火が加わり、最後の国歌斉唱で国を想う気持ちが最高潮に達する、という趣旨の国威発揚イベント。
政府が大変な予算をかけて行うイベントで今年は不況だから地味にするのかな?と思いきや何のその、今年も派手にやってました(結局、気になってテレビで見てしまった私たち)。
今年の様子は→National Day Paradeオフィシャルウェブサイト。
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- August 10, 2009 3:24 PM
- 5. 趣味・プライベート | 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー | 海外に住む
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ヨーロッパをマネする日本をマネするシンガポール
シンガポールでは日本食はもはやブームを超えて、外食のオプションのひとつになっています。 ハイエンド(高級日本食レストランでは本場日本と変わりない味が堪能できる)とローエンド(リーズナブルに若干ローカライズされた寿司・焼き鳥などが楽しめる)の二極化という世界中の大都市で当たり前の光景とは一線を画していて、「日本の食べ物はアレンジなしですべて人気」状態。 よって、ミドルレンジ(ランチS$20 = 1,500円、ディナーS$40-60 = 3,000 - 4,500円くらい)が非常に充実しており、焼魚定食、炉端焼き、山菜釜飯、鍋焼きうどん、何でもあります。 日本食のミドルレンジの充実度は量・質ともに世界一ではないかな?(全く根拠はありませんが・・・もちろん日本を除きます)
最近の面白い傾向は日本食っぽい日本食に飽き足らず、日本でアレンジされた洋モノが人気なこと。 それもオムライスやハンバーグなどいわゆる「洋食」ではなく、パスタやアイスクリームなど普通のものです。
例えば、去年オープンしたこの大人気アイスクリームショップ。 Marvelous Creamという日本のチェーンなのですが(私は知りませんでした、有名?)、コンセプトはCold Stone Creameryと同じ、冷たい石の板の上でアイスとトッピングをミックスするもので、価格帯も同じ(ハーゲンダッツより高いプレミアム価格)。
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- August 6, 2009 10:37 AM
- 6. 健康・美容 | 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー | 美食・グルメ
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惑いのキス
長らく気になっていたものの放っていたことを調べてみました。
それは人によって異なる挨拶の方法。
- ボディタッチなし(お辞儀、会釈、手を振るだけ、など)
- 握手
- 頬にキスする(チュッと音を出すだけ)
- 頬にキスする(実際、唇をつける)
- ハグする
< ここから先、注 >
友人同士がその日初めて会ったときの挨拶を対象とします。 カップルはお好きにしてください、だし、ビジネスでは通常2.です(日本は1.もしくは2.)。
主に、女性 x 女性、女性 x 男性の場合を対象とします。 私が女性であるため、自分の状況把握で精一杯、男性 x 男性まで観察対象に入っていません。
< 参考資料 >
Kiss, Shake, Sniff: Greetings Across the Globe
Wikipedia : Cheek kissing
1. 通常のケースの日本人を含めアジア人が当てはまる。 アジアの細かいバリエーションはわかりませぬ・・・
2.以降、すべて主に欧米人が観察対象。 南米人もそうかも、中東・アフリカはよくわからん。
2. 男性 x 男性のケースは普通ですが、女性 x 女性、女性 x 男性のケースで、会うたびに握手って友達はいないような・・・ だいたい1回目は握手で2回目以降は3. 4. 5.に発展する気がします。
そして、3. 以降がさまざまで大変・・・
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- August 4, 2009 4:10 PM
- 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー
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理想郷ってこんなとこ
このブログを始めたときに、「世界級ライフスタイル」の定義を以下のようにしました。
- 日本国内だけではなく世界中から自分のライフステージに合わせてベストなライフスタイルを選ぶ生き方
- 人の肩書き(国籍、年齢、学歴、会社名etc.)ではなく、内面(価値観・経験の共有etc.)を重視し世界中の魅力的な人との交流を楽しむ生き方
このうち2番目の点について、「そうそう、私が理想とするのはこういう世界!」という例を見つけました。
見つけたといっても、INSEADを卒業されたばかりのtrottolinaさんのブログの中で、ですが。
「INSEADならではのことって何ですか?」という質問に対し、「Diversity(多様性)が日常になっていること」を挙げられ、以下のように続きます。
そして、更に素晴らしいと思うのが、この多様性の環境が当たり前になっていること。
レバノン人とイスラエル人が一緒にパーティーで盛り上がっていたり、ギリシャ人とトルコ人が親友だったり。
先日、皆がくつろいでいる中、ポルトガル人のMが読んでいた雑誌の記事から顔をあげて、ギリシャ人のCに「なんでギリシャの軍事費はこんなに多いんだ?」と聞いたところ、隣にいた彼の親友でトルコ人のGが自分を指さして「私たちがいるから」と言ってギリシャ人と顔を見合せながら笑っていたのは面白かったです。
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- July 28, 2009 10:41 AM
- 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー
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人材の海外流出を防ぐには?
3カ月ほど前の渡辺千賀さんの「海外で勉強して働こう」エントリーの後起こった数々の議論の中に、「日本の英語教育が役に立たないのは、日本人が海外に逃げないようにするための政府の陰謀だ」というコメントを読んだのですが、その真偽はともかく、それと全く反対のことが起こっている国がありました。
以下、シンガポール政府上級官僚がある高校で行ったスピーチ(いつも記事を送ってくれるYさんが送ってくれました、ありがとう!)
1996年から1999年までの4年間にAレベルをとったトップクラスのシンガポール人生徒5人に1人は、10年後の現在シンガポールにはおらず海外で働いている。 また、奨学金ではなく自前で留学したシンガポール人学生の3人に1人はシンガポールで就労していない。 こうした人材の海外流出問題は軽視できないまでになっている。
人材が不足しては経済発展・繁栄は望めない。 シンガポールのように出生率が低く、人口の小さな小国はなおさらである。
だが、今の若者はグローバル時代に生きている。 政府も海外留学・飛躍を奨励し新しい知識を吸収し経験を積むよう激励している。 だが、優秀な学生が仕事や結婚などを理由に帰国する者が減り続けたら、シンガポールはどうなるのか?
だからこそ、シンガポールへの帰属感を養い、シンガポールの国家社会に貢献するよう幼少から教えこむ必要があるのだ。 子供たちに、誰が育ていつくしんだのかをよく理解させ、持てる力を国家社会に還元するよう教えるべきである。(星日報より)
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- July 25, 2009 6:39 PM
- 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー | 海外に住む
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ブラック・スワンとレバノン
久しぶりに、うなりながら読む本に出会いました、『銃・病原菌・鉄』以来かもしれない。
2007年以降の金融危機を予言したとして有名になったので、聞いたことある方は多いと思いますが、ナシーム・タレブ著『ブラック・スワン』(本をじっくり読めばわかりますが、著者は金融危機の予言はしていません)。 大ベストセラーとなった前の著作『Fooled by Randomness』
(日本語訳:『まぐれ』
)も良かったけど(ブログではこちらとこちらで紹介)、私は『ブラック・スワン』
の方が好きです。
この著者のキャラクターが強烈で本では彼のユーモアが炸裂しているのでプロフィールを引用。
ナシーム・ニコラス・タレブ
文芸評論家、実証主義者にして、非情のデリバティブ・トレーダー。 レバノンでギリシャ正教の一家に生まれる。 ウォートン・スクールMBA修了。博士号はパリ大学で取得。 トレーディングを行うかたわら、ニューヨーク大学クーラン数理科学研究所で7年にわたり確率論のリスク管理への応用を(客員教授の立場で)教えた。 現在はマサチューセッツ大学アマースト校で学長選任教授として不確実性科学を研究している。 前著『まぐれ』は世界30ヵ国語に翻訳されたベストセラーである。 主にニューヨーク在住。
まだ全部読み終わっていないので全体的な感想はまたの機会にして、今日は私が特に興味を持った著者の出身地レバノンについて。
「レバノンってどこ?」って人も多いと思いますが、私も留学中にレバノン人に出会うまでほとんど知りませんでした。 中東の一国で何やら複雑な歴史を持つ紛争地帯のイメージ。
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- July 6, 2009 11:45 AM
- 4. 教養・知識 | 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー | 時事
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余計なお世話
日本にいた頃は、「余計なお世話な人が多いなー」と思っていました。
20代前半には「彼氏いないの?」
20代後半になると「結婚しないの?」
結婚すると「子どもはまだ?」
1人目が生まれると「2人目は?」
・・・と延々と続く社会のプレッシャー・・・というイメージであった。
ところがどっこい。
シンガポールに来て「日本(正しくは「東京」かな。 日本では東京以外で社会人したことないので)なんて全然甘いぜ」と思うことがよくあります。
今の私たちの場合は「子どもは?」ですね。
友達はもちろんのこと、初対面の相手(中国系シンガポール人)からも普通に聞かれます。 ちなみに、子どもがいる人の話によると、男の子だと喜ばれ、女の子だと「2人目は?」と聞かれるらしい。
結婚してから日本に住んでいないので比較はできないですが、子どものことに関する余計なお世話っぷりはおそらく中国系の方が上。
「子どもをたくさん産んで3世代の家族全員で中華の丸テーブルを囲むことが幸せ」みたいな価値観が根強く残っているのだなー、とつくづく感じます。
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- July 3, 2009 12:48 PM
- 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー
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アジア人はなぜ数学ができるのか
もはや世界的にアジア系の子どもの理数系学力が高いことはコンセンサスになっていると思います。
参考までに、2007年国際数学・理科教育動向調査(TIMSS2007)の数学(14歳)のランキング。
1. 台湾
2. 韓国
3. シンガポール
4. 香港
5. 日本
国際学習到達度調査(PISA2006)の数学的リテラシー(15歳)のランキング。
1. 台湾
2. フィンランド
3. 香港
4. 韓国
5. オランダ
- 以前書いた『移民の子どもの教育』にも中国人移民の子どもは移住先の国を問わず理数系の成績がよいことを示す結果が出ている
- 渡辺千賀さんブログの『カッコウの巣の小学校』によるとカリフォルニア州で一番学力が高い学校の生徒は90%がアジア人である
など、他にも例は枚挙に暇がありません。
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- June 27, 2009 1:02 PM
- 4. 教養・知識 | 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー | 時事
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ボスはイギリス人
新しいボス(*1)はイギリス人なのですが、仕事を始めて1ヵ月ちょっと、困ったことに気づきました。
*1・・・正確にはレポーティング関係にないので、年上の仕事のパートナー。
彼はイギリス人、仕事帰りのパブでの一杯が大好きなのです。
だいたい5時半くらいになると「もうそろそろ仕事を切り上げようかー」となります。
その後、彼の気分次第で「一杯飲んでく?」と。 この「彼の気分次第」ってのがめちゃくちゃ頻繁なんだが。
私はアルコールはあまり受け付けません(次の日に響く)。 それなのにフランス暮らし中にワイン好きになってしまったので、ワインを週1回くらいと決めています。 この貴重な週1回のワインは週末に美味しいディナーのお共に、なので平日は飲みません。 その上、ビールは苦いので嫌い。
ところが、ボスは1パイントグラスのギネスを3杯立て続けにぐいぐい飲みます、その間おつまみも全くなし。 あ・ありえん・・・
空きっ腹に3杯(合計1.5リットル)のビールは物理的にありえないというか、そんなに大量の液体を短時間に摂取できないんですけど・・・
そんな彼に付き合う私は仕方なくペリエ。
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- May 7, 2009 4:54 PM
- 6. 健康・美容 | 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー | 美食・グルメ
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私の宿題 - アイヌ
日本を離れて改めて、自分の母国に対する無知ぶりを認識し、勉強しようと誓う人は多いと思います(日本文化の良さを再認識し、着物を着てみたりお茶・お華を習いたくなったりするのも同じクチ。 私はちっとも取りかかれていませんが・・・)。
夫とその他にも数人から「アイヌ」について聞かれたことがあります。
昨日書いたように、アボリジニーという先住民族がいるオーストラリアだから、同じように先住民族がいる(北海道だけだけど)日本がどのような経緯をたどったのか興味があったのかもしれません。
聞かれたときの私の知識はほぼ皆無。
- 小学生のときの家族北海道旅行でアイヌ村に行ったことがあるが、広場のオリの中にいた子熊に気を取られ、アイヌ村自体についてあまり覚えていない
- アイヌ語を日常会話で使用する人はほとんどいなくなった、とどこかで読んだ気がする
オーストラリアにおけるアボリジーの存在とはもちろん単純比較ができないとはいえ、この無知さはお粗末すぎる。 せめて今度聞かれたときに言語・民族・歴史を含めた包括的な説明ができるようになりたい、と私の個人的な宿題になっています。
宿題の取りかかりとして少し調べてみました。
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- April 16, 2009 11:36 AM
- 4. 教養・知識 | 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー | 日本
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アボリジニーへの"Sorry"
夫と出会ってすぐの頃、夫が"Rabbit-proof Fence"という映画のDVDを貸してくれました。
日本では『裸足の1,500マイル』という邦題で2003年に公開されています。
< あらすじ >
オーストラリアにイギリス人を初めとするヨーロッパ人が入植し始めた頃、オーストラリアには5万年前から住む先住民族アボリジニーがいました。 ところが、オーストラリアを植民地化したイギリス人はアボリジニーを僻地に追いやったばかりか、白人同化政策を取ります。 その一環が、アボリジニーと白人の混血児(後に純血アボリジニーも)を強制的に親元から離し施設に収容し、白人社会に適応させるという政策。
映画の舞台は1931年の西オーストラリア。 アボリジニーの女性と白人男性の間に生まれた3人の姉妹がある日突然「アボリジニー保護局」によって強制的に拉致され、1500マイル離れた収容所に収容されます。 母親に会いたい一心の3姉妹は1,500マイル(2,400km。 札幌から那覇の距離。)離れた故郷を目指し砂漠を歩き続き、ついに家にたどり着くという実話。
私はこの映画で初めてアボリジニー白人同化政策の実態を知りました。
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- April 15, 2009 3:30 PM
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オカマの日
今日はオカマの日。
知らない人でも、日本人ならちょっと考えると「あーー」とピンとくると思いますが(こない?)、3日3日が女の子の日、5月5日が男の子の日なので、真ん中の4月4日はオカマの日。
ついでに私の誕生日。
・・・と、私は小さい頃からからかわれて育ったので、オカマの日はけっこうメジャーだと思っていたら実は知らない人が多いので、局地的な流行語だったのかもしれない。
なので、初めてググってみました。
大阪のミナミを代表するニューハーフパブ「ベティーのマヨネーズ」(右の写真)が1985年4月4日にオープンし毎年イベントを開いたことから広がった(関西限定?)のだそうです(『今日は何の日』より)。
ベティーのマヨネーズ・・・ローカルすぎましたね・・・
混同しやすい以下の4種類をまとめておさらい。 特に当事者の前で間違えて使うとヒンシュクを買うのでご注意。
1. Transvestite・・・異性の服装をする人。 e.g. 映画『キンキー・ブーツ』のローラ
2. Homosexual (Gay, Lesbian) ・・・同性愛者。 e.g. 主演のショーン・ペンがオスカー受賞した『ミルク』のハーヴェイ・ミルク
3. Gender Identity Disorder(性同一性障害)・・・「体の性」と、本人の自覚する「心の性」が違う状態。 e.g. 主演のヒラリー・スワンクがオスカー受賞した『ボーイズ・ドント・クライ』のブランドン
4. Transsexual・・・性同一性障害の中でも特に強く手術を受けたいと願う人。 e.g.『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』のヘドウィグ
言うまでもありませんが、この4種類はmutually exclusiveではないので複数に該当する人もいるし、これら呼称を嫌う人もいます。 オカマは広義の1. Transvestiteの俗称ですね。
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- April 4, 2009 1:54 PM
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ヒデの新たな挑戦
ちょうど日本にいた頃のAERAの表紙がヒデ(こと中田英寿さん)だったので、「おー、懐かしいなー」と思い、ヒデの特集の部分を立ち読みしました。
日本にいたときから、Jリーグはおろかサッカー日本代表戦も全くフォローしていなかったので、ヒデの最終戦がどういう試合だったかも忘れましたが、グラウンドで長い間起き上がらなかったこのシーンはさすがに鮮明に覚えてます。
あれから3年近く経ったんだ。。。
時が経つのは早い!

AERAでは引退後、世界中を旅して自分の感性でダイレクトに世界を見聞きして帰ってきたヒデが新しく日本で始動したプロジェクトについて語っていました。
興味深かったのは、日本を出て世界を見た日本人の問題意識って意外と同じなんだ、という点。
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- April 1, 2009 12:04 PM
- 4. 教養・知識 | 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー | 日本
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あなたはアジア人ですか?
INSEADにいた頃、同級生にこう聞かれたことがあります。
A(INSEADの日本人の先輩)のことを"アジア人"と言ったら「俺はアジア人じゃない、日本人だ!」と言われたんだけど、日本人は自分のことをアジア人だと思っていないの?
INSEAD留学前から仕事で海外(主にアメリカ)を飛び回っていたので、私はアジア人と見られることに慣れきっていたのですが、Aさんはそうではなかったのかな?
そんなことを思ったのは、最近日本からシンガポールに遊びに来た友達が送ってくれたこんなメール。
遊びに来る前は、
アジアは初めてなので楽しみ!
と書かれており、旅行後は、
シンガポールは都会なのにアジアなところもあって新鮮だった。
すでに私の感覚がズレてきているんでしょう、このメールは「アジア? ああ、(日本以外の)アジア、という意味ね」と頭の中で立ち止まって( )内を入れないと解釈に戸惑ってしまったのでした。
なお、はてなキーワードでは「アジア人」の定義は次のようになっています。
アジアの人。
英国では主にインド人を、米国では東アジアの黄色人種を指すことが多い。
海外に行くと、日本人も中国人や韓国人とひとくくりにアジア人と呼ばれることが多いのに気づく。
日本人が使う場合は日本人以外のアジア人を指すことが多い。
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- March 9, 2009 1:21 PM
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'食わず嫌い'と'食った嫌い'
はやいもので、今日は200エントリー目になりました。 いつも読んで頂いてありがとうございます。
100エントリー目にやったので、今日も記念っぽいエントリーを(そのうちネタ切れしそうですが・・・)。
最近、心がけていることに「'食わず嫌い'と'食った嫌い'を直す」というのがあります。
食べ物の話ではなく、もっと広い意味で(食べ物でも最近ようやく牡蠣嫌いを克服しました、やったー!)。
'食わず嫌い'の定義を「味覚以外の感覚を通して得た情報を元にネガティブな判断を下してしまい、味わうという経験をする前に嫌ってしまうこと」だとすると、ここで比喩的に用いているのは「経験する前に嫌ってしまうこと」の意。
最近、中国という'食わず嫌い'(というほど強いものではなく、心理的に遠い国、'食わず苦手'くらいだったけど)を克服しました(旅日記→1, 2, 3, 4, 5, 6)。 その心理的な遠さは、メディア情報で形成されるイメージや母の中国人嫌い(本人の個人的な経験からきているので、後で言う'食った嫌い'というやつ)に影響されていたもので、個人的な体験からくるものではなかったので行ってよかったです。
そして、'食わず嫌い'よりもっとやっかいなのが'食った嫌い'。 これは、「個人的な体験を元に嫌いになってしまうこと」を指します。 一応「食ってみた」という体験があるため、一度身につけてしまった先入観を自ら破るのは至難の業。
私が20代後半で克服した'食った嫌い'が「アメリカ人」です。
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- February 16, 2009 12:23 PM
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本1冊で13,000年を俯瞰する
我が家は夫婦ともに読書好きなのでインドでも本ばかり読んでいたのですが、久しぶりに身震いするような本に出会いました、『Guns, Germs, and Steel: The Fates of Human Societies 』(日本語訳:『銃・病原菌・鉄』
)。 出会ったといっても夫が持っていた本なので、うちの本棚に眠っていたのですが(しかも、以前薦めたのに私が興味を示さなかった、と言っていた。 記憶にない・・・)。
以前、『映像でおさらいする20世紀』というエントリーで、以下のように書きました。
世界史を俯瞰するのは結構難しく、「1192(いい国)創ろう鎌倉幕府」のように「点」で覚えるだけでは十分でなく(というか意味がない)、大河なる流れのように一国の歴史を「線」で捉えるのはもちろんのこと、「1910年頃」と問われれば「日本では日露戦争が終わり韓国併合へと軍備拡張へ進んでいた頃、ヨーロッパは第一次世界大戦前のつかの間の平和、アメリカは大量生産時代の始まりによる経済大国への躍進」と「面」でイメージする必要があります。
その上、世界にはオスマントルコ帝国→ハプスブルク家→オーストリア・ハンガリー帝国→ソ連下共産主義と支配者が変わったハンガリーみたいな国(地域)がほとんどであり、それらすべてを俯瞰するためには、頭の中にGoogle Mapを持って自由に飛び回りつつ、それに時間軸がついている、みたいな四次元な世界を作る必要があるわけです。
「頭の中に、自由にズームイン・アウトしながら縦・横・斜めに自由に展開できる時間軸つきGoogle Mapを持ちたい」というのは、私の密かなる野望ですが、この本は20世紀どころか過去13,000年の人類の進化を地理学、進化生物学、言語学など専門知識を駆使しながら鮮やかに1冊で解くすさまじい本です。
著者自身の本書の要約は以下。
History followed different courses for different peoples because of differences among people's environments, not because of biological differences among peoples themselves.
歴史は、異なる人びとによって異なる経路をたどったが、それは、人びとのおかれた環境の差異によるものであって、人びとの生物学的な差異によるものではない。
タイトル「銃・病原菌・鉄」はヨーロッパ人が他大陸を征服できた直接要因を凝縮したものですが、なぜ逆(例えば、インカ帝国の原住民がスペインを征服する)ではなかったのか? 究極要因まで突き詰めて解き明かす、目からうろこだらけの本。
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- February 6, 2009 9:41 AM
- 4. 教養・知識 | 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー
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Strengths Finderをやってみた
ずいぶん乗り遅れていますが、ちまたで話題になっていたのでStrengths Finderをやってみました。
勝間和代さんお薦めの『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』についている強み分析テストです。
本の中でなかなかショッキングだったのは以下の箇所でした(英語で読んだので意訳です)。
アメリカ人、イギリス人、フランス人、カナダ人、日本人、中国人の老若男女に聞いたところ、みな自分の"強み"ではなく"弱み"に注目していた。
最も"強み"にフォーカスする文化はアメリカで41%が「"強み"が人を伸ばすのに最も役に立つ」と答えた。 最も"強み"にフォーカスしないのが日本と中国で、24%しか「成功への鍵は"強み"にある」と答えなかった。
確かに・・・
小学校の頃から改善点の指摘ばかり具体的に受けて、いいところの指摘はものすごく曖昧だったような・・・(「全体的によくできます」、みたいな)
初め『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』の原書である『Now, Discover Your Strengths』
を図書館で借りて来て読んでいたのですが、Strengths Finderは1回しか受けられないので新品でないと意味がないので結局、『Strengths Finder 2.0』
というversion 2.0の方を買ってしまいました。
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- January 20, 2009 3:02 PM
- 4. 教養・知識 | 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー
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国家は人を容れる器でしかない?
昨日の夜遅くに上海・北京の旅から帰ってきました。 最終日の万里の長城が見事に晴天で、日焼け止めを持って行かなかったため、顔が雪焼けのように腫れ上がっています。
上海・北京でお世話になった皆様、ありがとうございました。
私が中国に行こうと思ったきっかけは華僑の国に住み、華僑に興味を持ったためですが、中国で出会った(街であいさつしたとかいうレベルではなく、友人に連れて行ってもらった飲み会・イベントなどで話をした)人々も、台湾人、香港人、台湾系アメリカ人、香港系オーストラリア人、シンガポール人、中華系マレーシア人・・・華僑ばっかり。
私は中国語ができないので、英語でのコミュニケーションに限られてしまったのですが、上海生まれの上海育ち、今は上海で欧米系高級ブランドの戦略チームに属し、さぞかし上海でハッピーかと思われた友人も「娘のためにシンガポール移住を考えている」とかで娘さんはシンガポール人候補。
よくあちこちと動き回り、そしてよく自分たちだけで集う人たちである・・・
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- December 19, 2008 2:48 PM
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One-drop rule
昨日に引き続き、Dr.Liuとのディスカッションで面白かった話。
ゲノム、遺伝学が専門なのでその分野に関するディスカッションが中心だったのですが、One-drop ruleって聞いたことありますか? 私は知りませんでした、軽くショックでもありました。
私は以前からオバマがなぜ「米国初の黒人大統領」と呼ばれるのか理解できませんでした。 彼はケニアのエリート留学生の父(黒人)とカンザス出身の白人の母に生まれたHalf black, Half whiteです。 アメリカの奴隷制を生き抜き公民権運動の結果平等を勝ち取ったいわゆるアメリカの黒人とは全くバックグラウンドが違うので、「Half black, Half whiteと正しく言うか、もしくは全く言及しないか、どっちかにしようよ」と思っていました。
同じことを思っていた人がDr.Liuに質問したのですが、「アメリカにおいて"Black(黒人)"とは、遺伝子レベルの議論とは全く異なる社会経済的なステイタスであり、"一滴でも黒人の血が混じっていると黒人とみなす"」のだそう。
Wikipedia : One-drop rule
なお、このアメリカにおける考え方は、黒人に限ったことではなく、第二次世界大戦中、西海岸地域一帯に住む日本人移民と日本人の血が1/16以上入っている日系アメリカ人(従軍中の者は除く)は全員日系人強制収容所へ送られたそうな。
ひぇぇぇー、1/16って・・・ ほとんど見分けがつかないんじゃあ?
なお、同じ敵国でもアメリカ在住のドイツ人やイタリア人は強制収容所送りになっていないので、人種差別です。
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- November 11, 2008 2:22 PM
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頭脳流出→還流
週末はイベント盛りだくさんでした。
シンガポールのINSEAD卒業生を対象にしたイベントで、シンガポールで影響力のあるスピーカーを招いて30人程の少人数でスピーカーとインフォーマルにディスカッションしようというものがあり、今回のスピーカーは著名なゲノム学者であり科学技術庁 (A*STAR)シンガポールゲノム研究所(GIS)所長であるDr.Edison Liuでした。
詳細な経歴はコチラにありますが、簡単に経歴を紹介(こちらのサイトには日本語も)。
香港生まれ。 子ども時代に家族とカリフォルニアに移住。 スタンフォード大学で化学・心理学の学士号、医学博士号を取得。 University of North Carolinaで教授、米国立癌研究所(NCI)でDivision Directorなどを勤めた後、2001年にシンガポールゲノム研究所所長に就任。
非常に興味深かったので、その中で特に面白かった話をいくつか。
まず、Dr.Liuの経歴(香港→アメリカ→シンガポール)そのものが1980年代以降の高度人材の流れを体現しています。
イギリスから中国への香港返還が決まったのが1984年(実際の返還は1997年)。 この際イギリスは香港市民に対し積極的にイギリス市民権を与えなかったため、大量の移民がカナダ、アメリカ、オーストラリアなどに移住しました。
教育熱心な中国系移民の家庭の例にもれず、Dr.Liuもスタンフォードで博士号まで終了。 その後、"Land of opportunity"の米国で存分に研究し成果を発表、成果に対する表彰・受賞は数知れず。
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- November 10, 2008 9:39 AM
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不安定な時代のZEN
週末は香港在住、米系投資銀行勤務の夫の友人(INSEAD同級生)が遊びに来ていました。
シンガポールに住む欧州系ユニバーサルバンクのM&A部門に勤める友人も集まるとなれば、もちろん昨今の金融危機で受けたダメージに悪態をつきながらひとしきり傷のなめ合いです。
以前こちらのエントリーにも書きましたが、ボーナスゼロといえど、「去年の年収( = 7,000万円)が、ベース分だけ( = 2,500万円)になった」とかいうレベルの話なので、あまり同情はしていませんが、アーリーリタイアを夢見て昼夜激務に耐えてきた本人にとってみるとやはりショックなんでしょう。
香港在住の彼はmaterialisticというか非常に生活も遊び方も派手だったのですが、今回の一件が相当こたえたようで「ZEN(禅)の心境に達した」んだそうです。
今までの生活をすべて見直し、意味のない遊びを止め、何人かの有害な人間関係は清算し、2年前にNYで出会った女性が自分にとって大事な人であることに気づきNYまで飛んでお互いの気持ちを確かめ合い遠距離恋愛を始めたんだそう。 2ヵ月と同じ人と続いたところを見たことがなかったので、これだけで奇跡である。
そして、高給に釣られて今の勤務先のオファーを受けシンガポールから香港に引っ越したものの、やっぱりシンガポールがいい、子どもを育てるならシンガポールだ、とまで言い切っていたので私たちは絶句(ちなみにポルトガル人です)。 「子どもを育てる」なんて来世まで言わなさそうな人だったんだが・・・
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- November 8, 2008 7:10 PM
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自由を求めた移住
アメリカ大統領選、フタを開けてみるとオバマの圧勝でしたね。
よかった、よかった。 ペイリンが出てきて、共和党の支持率が上がったときは世界はどうなることか?と思いましたが。
今日はアメリカ大統領選の話ではなく、同日カリフォルニア州で行われた住民投票のProposition 8のお話(正確にはProposition 8議論で思い出した話)。
Proposition 8とは同性婚を禁止し「結婚は男女間に限る」と法律で定義するための提案です。 詳しい説明は、他のソース(下記参照)に譲りますが、全く門外漢&無知な私からするとカリフォルニアなんて同性愛のお膝元、メッカみたいなイメージです。 サンフランシスコの一部やLAのウエスト・ハリウッドあたりでは、ゲイ・レズビアンカップルが仲睦まじく過ごす姿をたくさん見かけました。
そんなカリフォルニアで激しく同性婚を嫌う人がこんなにいるとはねー、悲しいねー
Wikipedia : California Proposition 8 (2008)
The Economist : Showdown
「自分のライフスタイルに合わせて世界中からベストな場所を選ぶ」というこのブログの観点から、身軽に居住国を変える友人の姿は『国に帰るのは誰? 海外に出るのは誰?』や『果たしてヤジ馬なのか歴史の証人なのか?』で書きましたが、「自由を求めた移住」というのもあります。
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- November 5, 2008 2:55 PM
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異宗教間の結婚式
土曜日は前の仕事で知り合ったシンガポール人の友人の結婚式でした。
私は外国人友達の結婚式に行くのが大好きです(そのわりには有休不足で招待されてもあまり行けてませんが)。 なぜなら祝福するという本来の目的もさることながら、結婚式ほど文化・宗教の粋を集めたイベントはない、普段グローバルに飛び回る友達の文化的背景を垣間見るのも楽しいし、それが異文化間結婚ならなおさら楽しい(慣れない習慣に戸惑うご両親・親戚の姿とかね)。
今回は中華系シンガポール人同士の結婚だったのですが、新婦が敬虔なクリスチャンなのでキリスト教式の教会ウェディングでした。
最近まで知らなかったのですが、シンガポールにキリスト教徒は意外と多い。 シンガポールの宗教構成(15歳以上)は以下の通り(2000年国勢調査より)。
仏教 42.5%、イスラム教 14.9%、無宗教 14.8%、キリスト教 14.6%、タオイズム 8.5%、ヒンズー教 4.0%、その他 0.6%
民族構成は以下の通りなので、14.6%のキリスト教徒は欧米人ではありません。 そのほとんどは中華系シンガポーリアン。
中国系 75%、マレー系 14%、インド系 9%、その他 3%
彼らは福音系(evangelical)と呼ばれるプロテスタントの一宗派。 聖書の教えに忠実に従い信心深く、アメリカのキリスト教徒はほとんどがこれだそう。
Wikipedia : 福音派
なお、知らない方のために、一般的にアメリカのキリスト教徒はヨーロッパのそれ(プロテスタント、カトリック、アングリカン)と比べても非常に信心深く、日常的に教会に行く人の割合が国民の40%にのぼります。 この流れを受けるシンガポールのキリスト教徒も日曜は教会に行く、という人が多いです。
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- November 3, 2008 11:02 AM
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国籍と人種と民族と・・・
すでにネタとしてブログなどで出尽くされている感がありますが、ノーベル賞の物理学受賞者について日本のメディアでは日本人3人と報道されているのに、外国メディアでは(ノーベル財団の発表でも)米国人1人、日本人2人とされていることが話題になっているそうです。
私にとって、米国籍を取得された南部さんは、
国籍(nationality)= アメリカ
人種(race)= 東アジア人(モンゴロイド系というのだろうか?)
民族(ethnicity)= 日本民族
使用言語(language)= 英語 + 日本語
と非常にクリアなんですが・・・
当のご本人も国籍法改正論まで飛び出す過剰反応にさぞかしビックリなことでしょう(頭脳流出問題が絡んでいるためですが)。
日本は大多数の国民の国籍、人種、民族、使用言語が単一である、という希有な国なので、ときどき(というか頻繁に)国籍と民族(or 人種)を混同した表現を見かけます。
私自身がもっとも言われて違和感がある(そのため自分ではほとんど使わない)表現が「国際結婚」。
国籍の違う人同士の結婚を指す言葉なので、本来の意味で使われる場合はいいのですが(例:国際結婚では、役所に届け出る書類の数が多い)、ほとんどの場合、文化の違いを指していたり(例:国際結婚は文化が違うから大変でしょう?)、言いたいことそのものが意味不明だったり(例:憧れの国際結婚)します(最後の例では、国籍の違いがなぜ憧れにつながるのか意味不明、笑)。
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- October 14, 2008 11:45 AM
- 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー
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'different'と'wrong'
このブログも今日が100エントリー目になりました。
開始当初から訪問頂いている方も、途中からの方も、いつも訪問頂きありがとうございます。
100エントリーを記念して(?)、今日はこのブログの底に流れている精神みたいなものの話を。
それに気づいたのは、INSEADに留学していたときにイスラエル人のクラスメイトに言われたひと言。
I read 'different' and 'wrong' are the same words in Japanese. It tells so much about its culture, doesn't it?
日本語では'different'と'wrong'が同じ言葉だって(何かで)読んだよ。 すごく日本の文化を現しているよね?
はじめ彼が言ったことが何を指しているのかわかりませんでした。 その単語が「違う」だと気づいたとき、初めて私が長い間感じてきた「しっくりこない感」の正体が説明され、私の過去の体験とつながりを持ったのです。
英語では、
He has a different opinion.(彼は違う意見を持っている)
と
What he says is wrong.(彼が言っていることは違う)
とは
'different'と'wrong'という異なる単語を使って明確に区別されます。 ところが、日本語では「違う」と同じ単語で表現できてしまいます(2番目の文は「彼が言っていることは間違っている」と明確にすることもできますが)。
言葉は文化なので、'different' = 'wrong'と無意識にせよ意識的にせよ2つの概念を混同していることからくる違和感を、彼に指摘される瞬間まで数多く体験していたので、霧が晴れたような気分でした。
'different' = 'wrong'と混同することから来る社会とはひと言で言うと「マイノリティーに冷たい社会」です。
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- October 9, 2008 3:42 PM
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対中関係を良くする小さな提案
シンガポールのような中華系の国に住んでいると、たまにすごーく困ることがあります。
それは、会話の中で中国の地名、人名などの固有名詞が出てきたときに、英語で言われてもわからない・・・
歴史の授業でも日本語のニュースでも地図でも全部日本語読みで覚えているので、英語(原音に近い)で言われても全くわからんわけです。
最近もこんなことがありました。 夫の職場の後輩(中国人)に紹介されたときのこと。
私:どこの出身?
後輩クン:×△○□
私:(しまった・・・わからないのに聞いてしまった・・・)
後輩クン:×△○□、日本に近いし日本軍が侵略した地方だから知ってるでしょ?
私:(いや、発音がわかんないだけでたぶん知ってる地名なんだよ、遼東半島か? それにしても、そういう言い方するかぁー?)
夫(中国語と日本語が少しずつわかる、漢字も):あー、「トウホク」だよ。
・・・となぜか、中国人と日本人の会話をオーストラリア人に訳してもらう、という意味不明な状況に陥ったのでした(ちなみに東北 = Dong bei)。
基本的な地名や人名がわからないと中国人には「この無知な日本人が」という顔をされます。 シンガポーリアンの若者はさすがにそういう顔はしないのですが、「どういう漢字?」と聞くと(筆談に持ち込もうとする私)、「漢字はわからない」と言われます(中国語を話せても書けないシンガポーリアンは多い)。
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- October 4, 2008 6:53 PM
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多民族国家の祝日の過ごし方
今日はラマダン(断食)明けの祝日です。 私の家のすぐ近くにモスクがあるので、朝から大勢のムスリムが集ってお祈りをしていました。
シンガポールは多民族国家なので、メジャーな宗教・文化の祭日をそれぞれ1日ずつ祝日にして、「これでみんな平等でしょ、みんな仲良く」的な休日制をしいています。 今年の休日はこんなスケジュール。
<Public Holidays 2008>(2008年の休日)
1月1日 New Year's Day 西暦の新年
2月7-8日 Chinese New Year 春節(中国正月)
3月21日 Good Friday イースター(復活祭)前の金曜日(キリスト教)
5月1日 Labor Day メイデー
5月19日 Vesak Day 釈迦生誕祭(仏教)
8月9日 National Day シンガポール建国記念日
10月1日 Hari Raya Puasa ラマダン(断食)明けのお祭り、イスラム暦の新年
10月27日 Deepavali ヒンズー教徒の最も重要な祝日
12月8日 Hari Raya Haji 巡礼の祝祭日(イスラム教)
12月25日 Christmas Day クリスマス
年間10日間の祝日のうち(日本に比べたら少ないなー)、なんと民族・宗教に関係のない祝日は3日のみ!(西暦の新年とメイデー、建国記念日のみ)
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- October 1, 2008 4:45 PM
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英語を始めたきっかけ
以前も書いたとおり、私は勝間和代さんが結構好きなのですが、最近の活躍は本当にすごいですね・・・ 特に『勝間和代の日本を変えよう』という本を出版されるあたり、本当に日本を変えようとしているんだな、という決意を感じます。 日本を飛び出してしまった身としては何となく申し訳ない気持ちまでしてくる今日この頃。
大変遅ればせながら、勝間さん出演の情熱大陸をYouTubeで見ました。
その中で印象に残ったのが、「10歳離れた姉が(雇用機会均等法の前で)大変就職に苦労しているのを見て、"手に職をつけなければダメだ"と悟った」というくだり。
やはり、何か強く衝撃を与えるきっかけがあってこそ、ああいう行動に結びつくんだな、と。
私がどうやって英語を勉強したかという話は『TOEIC965点までの英語』に書きましたが、なぜ英語を話せるようになろうと決めた理由は「将来就職に有利だから」ではありません。
私が「英語ぺらぺらになる」と決めたのは8歳なので、さすがにそんなことは考えませんでした。
(次のページからの話は、私が結婚式のいわゆる「花嫁の手紙」(笑)で話そうとしたエピソードですが、長過ぎたので大幅省略したところ、あのような中途半端なエピソードになりました、笑。 結婚式にご出席頂いた皆さま、これがフルバージョンです。)
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- September 23, 2008 7:21 PM
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車のUターンは原則禁止
このブログでシンガポールのいいところをだいぶ取り上げたので(→1、2、3)、負の側面についても取り上げたいと思います。
シンガポールは「明るい北朝鮮」と揶揄されるくらい、政府の規制が厳しい事実上の一党独裁です(一応、形だけの野党がいる)。
1965年の建国以来(今年43歳!)、資源を持たないシンガポールを急速に発展させるためにとられた政策だったのですが、このような国家で生まれ育ったシンガポール人のメンタリティーをうまく現してるなあ、という表現に最近出会いました。
その言葉は「No U-Turn Syndrome」。 このサイトに説明されていたので、下記に引用します(拙訳)。
In the US, when there is no sign on the road, it means that you can make a U-turn. When the authority do not want people to make U-turns, they will put up signs to tell you not to make U-turns.
アメリカでは、道路に何の標識もなければ「Uターンをしてもいい」という意味であり、もし警察がUターンを禁止したいのであれば、その場所に「Uターン禁止」の標識を立てる。
In Singapore, it is the reverse. When there is no sign on the road, you are not allowed to make U-turns. When the authority allow you to make U-turns, then they will put up signs to give you that right.
シンガポールでは、これと逆に道路に標識がなければ「Uターンをしてはいけない」という意味で、もし警察がUターンを許可したいのであれば、「UターンOK」の標識を立てる。
デフォルト(初期状態)=禁止、なんですね・・・ それはすごい・・・
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- September 22, 2008 3:17 PM
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日豪ユーモア考
以前、友人に「結婚して一番大きなカルチャーショックは何だった?」と聞かれたのですが、答えは「ほとんどない」です。
留学時代に欧米人4人と家をシェアしていたので彼らの生活様式には慣れていましたし、朝食はご飯に味噌汁、という和食家庭だし。
唯一あるとすれば「ユーモアのセンスの違い」でしょうか。
オーストラリアはイギリスから来た移民が建国の祖となっているので、ユーモアのセンスはイギリスとかなり似ています。 イギリス人のユーモアのセンスはひと言で言うと「皮肉」、かなりブラックです。
オーストラリア的ユーモアの例をひとつ。
私が「オーストラリア人と結婚することになった」という報告を複数のオーストラリア人友達にしたときの反応。
"Are you sure you want to marry an aussie?"(本当にオーストラリア人と結婚したいわけ?)"Oh, no... You've made a bad decision."(えー、判断間違えたねー)
これが、私がイタリア人やアメリカ人と結婚すると仮定してイタリア人やアメリカ人に報告した場合、こういう反応になるんじゃないでしょうかねー?(あくまで想像)
"Why not me???"(何でボクじゃないの?)"Good choice of your husband!"(いい趣味してるね!)
"He is a lucky, lucky guy..."(彼はなんて運のいいやつだ・・・)
"You've made a bad decision."と"Good choice of your husband!"の違いは結構すごい(ちなみに本当に「判断間違えたね」と思っているわけではなく、ユーモアですからね、ユーモア)。
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- September 18, 2008 5:41 PM
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ガイジンであるという特権
今日はあえて結構微妙なトピックに挑戦、です。
シンガポールでの私の友達はほとんどが欧米人です(夫も入れて欧米豪人と呼ぼう)。
これはINSEADシンガポールキャンパスを卒業した同級生がそのままシンガポールで就職したケースが多いためで、別に日本人を避けているわけではありません(むしろ日本人の友達、求む!)
「シンガポール? 2、3年はいようっかなー?」などと言っていた(私の夫を含めた)彼らがシンガポールを離れられない理由。 それはズバリ「ラクだから」。
シンガポールはガイジンにとって非常に「ラク」な場所です(正確には外国人全員ではなく、白人+日本人)。
*一般的に言われる「清潔」、「暖かい」、「犯罪が少ない」などはシンガポール人も享受できる要素なのでここでは省きます。
*去年来の家賃高騰により少なくても経済的には「ラク」な場所でなくなってしまいました。 嗚呼、悲しい・・・
*政府による管理国家、言論統制などは外国人にとっても評判悪いですが、ここでは省略。
以下、私が思う「ラク」な理由。
1. シンガポール人であれば受ける社会的プレッシャーとは無縁である
2. 住民の1/4が外国人なので、すべてのサービスが外国人も対象としており円滑・スムーズに生活できる
3. 白人と日本人は(語弊を恐れずに言うと)特権階級である
*あくまで、私たちの観察結果ですので、関連のある方、気を悪くしないでくださいね。 反論はぜひコメントで。
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- August 23, 2008 6:10 PM
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シンガポールでインド人について考える - 2
なぜ私がインド人について考えるようになったか、というと、週末に夫のINSEAD同級生インド人夫婦宅に招かれてインド料理(カレー)、インドミュージックでフルコースのインド式おもてなしを受けたからです(奥さんが作った手作りインド料理、絶品でした♪)。
世界中のビジネススクールと同様、私たちが行ったINSEAD(フランスとシンガポールにキャンパスがある)にもインド人が多かったのですが、彼らには驚くほど多くの共通点があります。 それは欧米企業文化への高度な適応能力と独自文化を守る保守性を合わせ持っている、ということ。
1. 欧米企業文化への高度な適応能力
MBA取得直後は戦略コンサルティングファーム(McKinsey、BCG、Bainが御三家)、投資銀行、多国籍企業などが主な就職先ですが、論理思考力に強く英語での議論にも長け、ハングリー精神のある彼らはこれら欧米企業文化の粋のような企業でもめきめきと頭角を現し出世していきます。 その適応能力の高さたるや、正直、中国人・韓国人・日本人(欧米で生まれ育った2世除く)の比ではありません。
超学歴社会と言われるインドの学校システムが現在のいわゆる欧米企業文化・思考体系に最適化しているのかもしれません。
今は全体で見るとまだまだ貧しいインドですが、彼らのパワーを見ていると、そのうち「(日本は当然のことながら)中国を抜くんじゃないか?」と本気で思えます。
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- August 6, 2008 10:59 AM
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シンガポールでインド人について考える - 1
シンガポールは華僑の国ですが、シンガポール政府の国勢調査では、ethnic group(民族グループ)ごとに"Chinese"、"Malays"、"Indians"、"Others"の人口が毎年公式発表されます。
中国系でもマレー系でもインド系でもない私と夫は当然Othersです。
2007年の国勢調査では、
中国系 75%、マレー系 14%、インド系 9%、その他 3%
となっており、ここ数年比率は変わっていないようです(含まれるのはシンガポール市民と永住権保持者だけで労働許可証や配偶者ビザなどで短期滞在の外国人は含まれていません)。
Statistics Singapore : Demography
ところが街を歩いていても周りの友達を見渡しても、圧倒的に目につくのはインド人。
シンガポール永住権を取りにシンガポール移民局に行ったときも(→『シンガポール永住権取得!』)ロビーまで溢れ返っていたのはインド人ファミリー。
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- August 5, 2008 10:47 AM
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