バカンス Archive

疾走するシンガポール

もともといわゆる観光は好きではない上に、シンガポールはたいした観光資源がないのでちゃんと観光したことがないのですが、「シンガポールを去る前にDuckTourに乗りたい!」と夫が言うので、あきれながらも先週末付き合ってあげた優しい私。

ducktour.jpgこういう(→)風貌で陸の上を走ってたかと思うと、そのまま水の中にも入ってクルーズできちゃう、というアホっぽい子供っぽいコンセプトの水陸両用車でシンガポールのマリーナ・エリアを海から観覧できます。

一応、シンガポール・フライヤー(世界最大の観覧車)、F1シンガポール・グランプリ会場、エスプラナード(ドリアン型のコンサート会場)、金融街のビル群、世界3大がっかりの1つマーライオン、etc.シンガポールの見どころをツアーというのがウリなのですが、普段見慣れていてあまり興味がないので、私たちの関心の矛先は来春オープンするカジノ・リゾートの建設現場に集中。

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日本の田舎の魅力を世界に - 2

昨日より続く。

3. アクティビティー
日本といえば神社仏閣。 長野の善光寺も参拝客(ほとんど日本人高齢者)で賑わっていました。 こういう観光地は英語のパンフレットも備わっているようですが、ヨーロッパの教会も3つめ以降は全部一緒に見えるように、外国人も神社仏閣ばかりでは飽きます(だいたい日本の田舎に行こうなどというコアな旅行者は行き尽くしている可能性が高い)。

では、日本の田舎で何をするか、ですが、「近所の山や高原を散策」、これで十分。
だいぶ前に、何かの本で「日本は自然の中にある"緑"という色のバリエーションが最も豊かな国」と読んだことがありますが、秋の山の色のバリエーションはさらに豊か。

kaikoen.JPG私が1年を過ごしたINSEADのフランスキャンパスはパリから南東60kmのFontainebleauという森の中にあり、秋になると毎日シカ、ウサギ、イノシシ、キツネなど森の動物たちを車ではねないように注意しながら学校に行くという場所。 あたり一面がしっとりと深いイエロー・マロン色に染まるフランス北部の森もきれいなのですが、赤・橙・黄・緑とそのグラデーションが入り交じり、繊細ながら艶やかな日本の山・森は格別の美しさです(右の写真は小諸の懐古園のお庭)。

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日本の田舎の魅力を世界に - 1

今回の信州旅行は、「山奥の露天風呂で自然に囲まれながら熱〜いお湯に浸かった後、ふにゃふにゃになった体のままで極上の旅館料理を食べたい」という夫のかねてからの希望(ファンタジー)を叶えるのが目的。
厄介なのは、私たちの旅のスタイル(*1)は「田舎をドライブしながらゆっくり1ヵ所に2, 3泊しその土地の料理や文化を楽しむ」というものなので、日本でこれをやろうとするととてつもなくお金がかかってしまうこと。
*1・・・今年は、このスタイルで、1月には南インドに2週間(→1, 2, 3)、5月には南フランスへ10日間(→1, 2, 3)旅しました。

今回は親孝行も兼ねながら(というか、親が全部手配してくれて車の運転もしたので、親孝行になっていなかった)、信州の山奥の旅館に泊まり温泉三昧すること5泊6日。 夫が始終、食事(田舎懐石料理)・自然(紅葉真っ盛りの信州の秋)・サービス(旅館のホスピタリティー)を絶賛していたので、目的は果たせたとほっとひと息。
ここ数年の夏は南ヨーロッパの田舎をドライブ旅行することが定着していたのですが、日本の田舎はヨーロッパに負けず劣らず魅力的なことを確信していたものの、外国人(= 夫)の口から聞けてさらなる確信を深めました。

ところで、東京や京都など主要観光地では激増した感のある外国人観光客、伊豆・箱根、木曽路・白川郷といった公共交通で行ける観光地にも増えているのですが、今回行った場所ではいずれも夫以外の外国人を見かけませんでした。 やはり増えているところと全く恩恵を受けていないところと二極化しているよう。

日本の田舎は魅力は十分、存在を知れば来たいと思う外国人観光客はたくさんいます。 そこで「このハードルだけ取り除けば呼び込める」というものを考えてみました(このブログを田舎の旅館の人が読んでいるとは思えませんが・・・)。

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ボルネオ・ジャングル紀行 - 3

ボルネオ・ジャングル紀行最終回。
やはり触れざるをえない環境問題について触れておきます。

WWFによると、ボルネオ島は1980年代の半ばには75%近くが熱帯雨林に覆われていたが、伐採やパームオイル・プランテーションへの転換などによる森林の減少が進み、今や50%以下になっているそうです。
生息地を奪われた野生動物の数は激減しており、オランウータンの個体数は過去100年の間に90%以上減少しており、絶滅の危機に瀕しています。
WWF活動内容:オランウータンについて

プランテーション事業はマレーシアのSime Darbyなど巨大企業グループ群が仕切るマレーシアの一大輸出産業。 プランテーション開発により毎年約7万ヘクタールの熱帯雨林が消えています。 環境保護のためには政府という公権力による規制しかないと思いますが、これら巨大企業グループ群は(当然のごとく?)政府と癒着しています。
マレーシアと同じく森林減少が著しいインドネシアも同じ状況です。

そして発展途上国の開発はもちろん先進国という輸出先があるからです。 特にパームオイルは石油の代替品、「バイオディーゼル」として先進国で輸入が急増しているようですが、大量に熱帯雨林を破壊する燃料のどこが"バイオ"なんだ、と思います。

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ボルネオ・ジャングル紀行 - 2

elephant1.JPG楽しかったジャングル・クルーズの中でもやはりハイライトはジャングル2日目夕方にボルネオ象を見たこと!

もうこの地域には150頭ほどしか残っていないと言われるボルネオ象。 食べ物を求めて1日に数キロを群れで移動するのですが、年々生息地が小さくなっています。 好んで現れる場所がいくつかあって、そこを毎日チェックしていると会えるのです。
私が象を見たこの野原はパームオイルプランテーションのすぐ近く(プランテーションの高台に立って遠くから見ました)。 プランテーションには象が入らないように電気柵が設けられている、象にとっては危ない場所(迷い込み、パームツリーを食べる象はプランテーションの敵で撃ち殺されることもあるそう)。
そんなところに追い込まれているのだなあ、と悲しい気分に。

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ボルネオ・ジャングル紀行 - 1

jungle_cruise.JPGボルネオのジャングルから戻ってきました!
こんなに短期間(シンガポールから3泊4日、ジャングルには2泊3日)でここまで楽しめた旅は初めて。 盛り沢山、大満足♪

ボルネオ島と言えど広いのでジャングルももいろいろ、体験スタイルもいろいろありますが、私は「短時間でなるべく多くの大物を見る」ことを目的にリバークルーズがメインの場所を選びました(安直ですみません・・・)。 リバークルーズがメインだと朝夕に水辺に集まる動物たちが見られるし、徒歩でカバーできない広さを短時間で見られるので(例えば、オランウータンは最も密度の濃いエリアで1平方kmあたり3頭、それ以外には0.5頭しか生息していないので徒歩で見るのは無理)。

こんな鬱蒼と茂るジャングルをモーターボートで動きながら動物たちを探し回ります(視力が驚異的にいいガイドが見つけて教えてくれる)。 ディズニーランドのアトラクションにその名も「ジャングルクルーズ」というのがあるけど、こっちは象もワニも猿も出てくる本物。 こんなところで、ワニに遭遇したくないですねー・・・

今日は、人間の親戚、類人猿 & 猿編です。

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いざ、ボルネオのジャングルへ

突然ですが、今日の夜便でボルネオ島のジャングルへ行ってきます。

私がシンガポールで最も辛いのが「週末やることがないこと」です。
もともと休みの日にはかなり出歩くタイプで、土日のうち1日でも家の中から一歩も出ない日があると夕方くらいから「今日は1日も家の外に出なかった・・・」と鬱になります。

週末に日帰りや1泊で山・海・川・街!と4拍子遊べる日本各所と比べ、東京23区ほどの大きさのシンガポールは国内最高標高地点が163m(一昨年できた巨大観覧車より低い)、まるでスーパーの駐車場のように沖に並ぶ巨大タンカーを見ながら海に入る気も起きず、ショッピングモール嫌いなので街に出かける気もせず(でも娯楽がないから行くけど)、楽しみは友達と集まって食べるだけ、という・・・

格安エアラインで気軽に行ける楽しい東南アジアの国々が近いのですが、すべて空路なので、土日だけだと空港往復するだけでほとんどつぶれてしまうのですね・・・

今年はすでに、1月のインド2週間、5月のフランス10日間、10月の日本2週間、クリスマス/新年のオーストラリア10日間、と長期休暇が4回もあるので、(寛大な英系会社に勤める)夫の有休が尽きているところを、2週間前、私が「もう限界! どっか行きたい!」と叫び、無理矢理、予定していた長期休暇の中から1日有休を引っ張ってきて、3連休にしてボルネオに行くことに。

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サバティカルあれこれ

今日は日本はお休みらしいので、休みの話。
それにしても、日本は祝日が多いですよねー、1年間に15日の祝日は先進国の中で最多です。 シンガポールは10日、イギリスは8日。

さて最近、友達の間でよく聞くのが「サバティカル」。
もともと「研究のための休暇」の意で、米国の大学などでは、7年に1度など定期的に、教育義務から解放された有給休暇が得られる制度があるんだそうです。 最近は企業でも長期勤務者向けの制度として1ヵ月程度取れるようになっているところが多く、MBA終了後ずっと同じ会社に勤めている友達などはちょうど今年で5年勤務なのでサバティカルを取っています(欧米では5年勤めると「長期」なのです。 前職の総合商社では同じ趣旨で「リフレッシュ休暇」なるものがあり、こちらは10年勤めて5日間の休暇だったっけな?)
梅田望夫さんが現在、自主サバティカル中ですね→『知的生産のプロとしての「サバティカル」の決意』

サバティカルはだいたい2, 3ヵ月くらいの期間なのですが、過ごし方としては長期旅行する人もいますが、普段忙しくて集中してできない習い事・スクールに行くという人が結構多いです。
- 自分のルーツが中国なのに中国語がひと言も話せないということで、3ヵ月間北京に語学留学したMcKinseyシドニー勤務の中国系オーストラリア人
- パートタイムでNUS(シンガポール国立大学)の東南アジア学修士課程を受講していたが、修了するためにまとめてテストや講義を受講したBainシンガポール勤務の中国系シンガポール人
- Le Cordon Bleuロンドンでフランス料理を習得したBarclays銀行ロンドン勤務のブラジル人

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Crowded & Discovered

先週後半から週末にかけて、ロンドンから友達P(ブラジル人、INSEADクラスメイト)が出張で来ています。 MBAプログラム中は膨大な量の勉強・遊びをこなしながら就職活動をするので常にハイの状態で自分を見失う人・周りに流される人が続出するのですが、彼は入学前から卒業後及び最終キャリアの目標を明確に知っており、決してブレず流されず最も地に足のついた1人でした。

卒業後も着々と好きな仕事をしていて尊敬しています。 彼と久しぶりに会って話すと、単に「最近どうしてる?」ってだけでなく、いつも本質的な話になるので会うのが本当に楽しみな友人の1人(前回シンガポールに来たときは、「シンガポールってゲーテッド・コミュニティーだよね?」という話になった→『Gated Country - 囲われた国』)。

今回もいろいろ話したのですが、「インターネットと格安エアラインが、どれだけ地球上の僻地へのアクセスを容易にしたか」という話が面白かったです。
今年1月に行った南インドのラクシャディープ諸島(→『"20年前のモルジブ"』)。 バックパッカーご用達のLonely Planetの小さなセクションに「20年前のモルジブ」とあるのを見つけて「いいところに違いない!」と直感。 ネットで旅行者の日記やレビューを読んで、インドの格安エアラインKingfisherを乗り継いで行きました。 ネットも格安エアラインも発達していない15年前であれば、私たちのような普通の旅行者が家にいながら情報を手に入れ気軽に行けなかった場所です。

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外国人だからわかる良さ

遠い日のことと化したプロヴァンス旅行。
valerie&fred.JPG合計3つのシャンブルドット(フランス版B&B)に宿泊したのですが、満足度が一番高かったのがChez Valérie & Fred

デンマーク人のFrederikとベルギー人のValérieが2年前、アムステルダムから南仏プロヴァンスのド田舎に引っ越してきて始めたシャンブルドットで、「まだまだ完成してないのよー」と笑ってましたが、居心地のいい宿でした。
インテリア全体がオシャレにプロヴァンス風にまとめられていて、細かいところまで配慮が行き届き(部屋にミネラルウォーターがあったり)、ホスピタリティーに溢れているのに押しつけがましくない。 その絶妙なバランスの理由の半分は、Frederikが高級ホテルを渡り歩いた経験がある生粋のホスピタリティーの持ち主であることに間違いありませんが、あとの半分は2人が外国人でこの地が大好きなので、客観的に良さを取り入れられるからじゃないかな?

地元の人が経営する宿は、地元の人にしかできない話が聞けて魅力的なのですが、一方で「ここではこういうやり方なんです!」と(外からの旅行者から見ると)融通が利かなかったり、(特に発展途上国にありがちなのが)最新設備を強調するあまり古くからの良さが失われていたりするケースも多いように思います。

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ルール作り上手なフランス - 1

以前、『地図が読める女の絶対年感』で書きましたが、私は地図が好き。 車の運転よりナビが好き。
そして、la dolce vitaな世界を地でいく南ヨーロッパの田舎が好きなので、過去3年、夏は夫と南欧をドライブ旅行というパターンが定着しています。

今回は同窓会があったので、フランス、それも私のブログ・ニックネームでもあるla dolce vitaの世界南ヨーロッパに導いたプロヴァンスに決定。

michelin_map.jpgいつもはその土地のミシュラン・マップ(こんなやつ→)を現地で購入するのですが、今回は結局道路地図を買わずに済んでしまいました。
理由は道路標識があまりにもわかりやすく旅行者に親切な制度が発達しているため。

一昨年のスペイン、去年のイタリアに比べるとフランスの道路標識のわかりやすさは秀逸。
久しく日本で運転していないので、日本との比較はよくわかりません。
またアメリカやカナダではよく運転したけど、ヨーロッパはもっと道路が複雑なので単純比較は無理かと。

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遠くにありて思ふ国、フランス

今日から久しぶり(といっても2年ぶり)のフランス♪
1週間ほど前から浮き足立っています、今度は飛行機に乗り遅れずに(→乗り遅れた話)ちゃんと到着するのが目標。

deneuve.jpg私にとってフランスはカトリーヌ・ドヌーブのような熟年女優や、よく熟したフルボディの赤ワインのような存在。 その魅力は年月を経たことでしか出せない圧倒的な美しさであり成熟であり、一方で恋いこがれる幾多の若者を軽くあしらい傷つけるファム・ファタル性であり、「遠くにありて思ふもの」
・・・の割には2年おきくらいに気になってちょっかいを出しにいく・・・そんな存在。

私とフランス(正確にはフランス語)との出会いは大学の第二外国語でフランス語を選んだこと。
第二外国語は必修なのでテストに通るためだけに受講し全く身に付かない(身に付けない)人がほとんどと言われていたのですが、私は無駄なことをやるのが嫌いなので、当時の京大ではフランス語だけ「フランス語8時間コース」なる集中コース(文字通り週に8時間のクラス)が開設されていたので、フランス語を選択したという、何ともdemand drivenではなくsupply drivenな理由がきっかけです。

そして世界中にプロヴァンスブームを巻き起こしたピーター・メイルの本『南仏プロヴァンスの12か月』と同名のテレビシリーズを見て、プロヴァンスに憧れ、1-2ヵ月という短期ですが語学留学も果たしました(私のフランス語力はこの頃がピーク)。

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シンガポール初心者はここは行っとこう。

『旅先のレストランは絶対外したくないあなたに』で紹介したLUXE CITY GUIDESというガイドブックシリーズは、香港在住のイギリス人がバンコクに住んでいた時に、イギリスから遊びに来る友達、来る友達に「お薦め教えて」と言われ、そのたびにリストを作っていたのが、「何度も作るの面倒だからガイドブックにしちゃえ」ということで創刊したのがきっかけだそう。

その気持ち、めっちゃくちゃわかります。

観光でシンガポールに来る人が行きたいであろうレストランは、私たちが普段行く場所とは違うんですよね。 私たちの友人は欧米人が多く外食は週末のブランチ(→こういう場所)で洋食が多いので、国外からゲストが来るたびに「えーっと、何がいいんだっけ?」と思い出すのに時間がかかります。
しかも日本人は口が肥えているので(どう考えても東京の外食のバラエティとクオリティは世界一である)、ますます悩む羽目になります。
REUTERS : 「世界一グルメな都市」は東京=米誌

考えたところで毎回一緒のところに行ってしまうので、ここにまとめておきます。

[ ご注意 ]

  • 「シンガポールで美味しいレストラン」のリストではありません、「せっかくシンガポールに来たんだからシンガポールっぽいものを」というfirst timer(初心者)向けであり、私がいちいち思い出すプロセスを経なくて済むように備忘録だったりもします。

  • 『やっぱり頼りになるのは、日本の食オタク』に書いたように、日本人はオタクですからね。 「いろいろ食べ比べしたい!」「最高級の食材で!」など、こだわりのある方はググるとオタクなサイトがたくさんありますので、そちらをどうぞ。 このリストは「取るものも取りあえず飛行機に乗ったけど、はて?シンガポールって夏服でよかったんだっけ?」と飛行機の中でおもむろに初めてガイドブックを開くような人向けです。 なぜか私の周りには圧倒的にこういう人が多い。 はい、シンガポールは夏服ですが、屋内は異常に冷房がきいているので、はおり物をスーツケースに入れてお越しください(日本人はたいていこれで風邪をひく)。

  • 面倒くさがりなので、地理的に私の家のある付近に偏っています。

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"20年前のモルジブ"

"20年前のモルジブ"という謳い文句に釣られて行ってしまった、ラクシャディープ諸島。
Cochinから西へ300km、アラビア海に浮かぶ珊瑚礁の島、モルジブの北にあります(モルジブは独立国だけど、ラクシャディープ諸島はインド領)。
オフィシャルサイト:Union Territory of Lakshadweep
Wikipedia : ラクシャディープ諸島

常々「ありえないくらい綺麗な海」と言われるモルジブに行ってみたいと思っていたものの、高級リゾートしかなく、周り全員ハネムーナーというのはいかがなものか?との理由から未踏の島でした(私、ツーリスティックな場所が嫌いなツーリストなので)。 
「"海だけモルジブ、他は何もない" のならいいところに違いない」との勘は当たり、素晴らしいところでした。

1. 観光客擦れしていない村人
36ある島のうち外国人が泊まれるのは3つ。 私たちはそのうちAgatti Islandという島に泊まりました。 8,000人が住み、その全員がムスリム、産業は漁業。
リゾートは村の生活を刺激しないようにか、島の端にあったため、ほとんどの観光客はリゾートから出ずにマリンスポーツを楽しんで帰るようでした。

着いた日にふらふらと村を散歩していた私たちは(この時点ですでに"珍しいのがきた"、と囲まれる)、村の小学校の先生と名乗る人から翌日(1月26日)はインドの共和国記念日で記念式典があるから来なさい、と招待されました。

招待をありがたく受け取り、翌朝、会場の競技場に向かったところ、1,000人くらいの村人が何やらゲームを見守っていました。 到着した私たちに気づいた2,000の目が集まります。
当然のごとく、司会進行している人からマイクでインタビューされ、盛大な拍手を受け、次のゲームへの参加を要請される私たち・・・

左:多くの子供に取り巻かれる夫(左の方に写っているグリーンのシャツの背の高い白人)
右:観念してSlow Cycle Raceなる「一番ゆっくり自転車をこいだ人が勝つレース」に他の村人と並ぶ夫
A&entourage.JPGA&entourage2.JPG

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インドに学ぶ田舎滞在型ツーリズム

ケララのバックウォーターではホームステイと呼ばれる家族経営の民宿に泊まりました(コチラ↓)。
GK's Riverview Homestay

George&Di.JPGバックウォーター観光でメジャーな街から離れており、村にはこのGeorgeが家族と経営する民宿以外の宿泊施設はなく、本当に何もないところなのですが、4室しかない部屋は常に満室でした。

日本でもグリーン・ツーリズムという名称で農村に滞在し農業実習や地産の郷土料理を通して豊かな自然を体験する試みがあるようなので、インドの成功例としてGeorgeの民宿の事例を分析してみました。

1. 美しい自然、地産の食物、村人との温かい触れ合いを最大限に活かす
村にはスーパーもレストランも娯楽施設も何もなく、あるのは田園風景とゆったりと合間を流れる水路(バックウォーター)とフレンドリーな村人&動物(牛、ヤギ、鶏、リス、その他)。
Georgeの民宿は「のんびりしにきた」というヨーロッパ人がメイン。 みな裏庭のハンモックで読書をしたり近所を散歩したり村人と一緒に(観光用ではなく生活用の)ボートに乗ったり、思い思いの時間を過ごしていました。
部屋はファン(扇風機)があるだけの質素な部屋でしたが、目玉はGeorgeの奥さんが作る家庭料理。 庭で取れるオーガニックベジタブル・フルーツ(下記)をふんだんに使った見たこともないような料理の連続。 単にスパイシー(チリの辛さ)なのではなく、芳醇な香りが漂い、何をどう使えばこういう味になるの?という料理のオンパレードでした。

庭で取れるもの:野菜・果物類(バナナ、ココナッツ、パイナップル、ジャックフルーツ、ぶどう→ワイン・ビネガー作りに使用)、スパイス類(カルダモン、胡椒、シナモン、ターメリック)、カカオ豆→自家製コーヒーに

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笑顔の国ケララ

インドの南西に位置するケララでのバカンスから帰国しました。
あたり一面にココナッツの木が生い茂る水と緑の豊かな楽園というイメージで決めたバカンス先でしたが、一般的に信じられているような常識がことごとく、くつがえさせられた場所でした。

常識その1. 都市は田舎よりも豊かである
ケララ観光の目玉であるバックウォーター(無数の河川、水路が広がる水郷地帯、人々の生活水路)にある田舎の村に3泊したのですが、そこでの人々の生活が実に豊かでした。 「豊か」というのは、物質的な豊かさというよりも、次にあげるような皮膚で感じる豊かさです。

mother&daughter.JPG- 家族で過ごす時間が長い・・・朝と夕方、集団で登校する子どもの姿をたくさん見ましたが、村には塾も外食するレストランも娯楽施設もなく、近所で働くお父さんが帰ってきたら後の時間は家族一緒に過ごしているのでしょう、実によく家族連れをみました。
- 教育水準が高い・・・識字率ほぼ100%というインドNo.1の教育水準を誇るケララでは田舎でも、英語を話す人がそれなりにいました。
- 域内で食料は自給自足・・・どこにでもココナッツ、バナナの木が生え、水田が広がり、魚も取れる村では、近所の人から買うだけでまかなえる状況。 ケララは1人あたりGDPは約US$1,000と低いのですが、食べるものにはあまり困っていない印象。
- 安全である・・・物騒な場所というのは歩いていても人々の目つきや物売り・乞食の多さでわかりますが、旅行者への身の危険はほとんど感じません。

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やっぱり頼りになるのは、日本の食オタク

華僑の国シンガポールの中でもチャイナタウンのド真ん中に住んでいるので、日に日に春節(中国正月)を迎える熱気で騒々しさを増しています。 外へ一歩出るとごった返す人々でまっすぐ歩くのも苦労しています。
私たちも、もうすぐ南インドに逃避するので(『バカンス先の選び方』で書いたように、中国人観光客がいなさそうなのがその理由)、今日もバカンスネタで。

私にとって旅における食は絶対的に重要です。 時間のある時は入念に旅先のレストランの下調べをしますし、どうしても行きたいレストランがあるときは、それを中心に旅程を組み立てたりもします。
ただし、一食あたり1万円以上頻繁にかけられる身分でもないため、味・サービス・雰囲気(ロケーション)とコストのバランスも重要。 「ミシュラン3つ星レストラン制覇」のような旅はしませんし、できません。

以上のような基準で旅先のレストランを選ぶとき、市販の旅行ガイドはあまり役に立たず(理由は『旅先のレストランは絶対外したくないあなたに』参照)、いろいろ試行錯誤してきました。 このエントリーではLUXE CITY GUIDESというガイドブックシリーズをご紹介しましたが、欧米人の嗜好に偏っていることと、たまにやはりツーリスティックな店が混じっているところが難点。
そこで、私が頻繁に使う裏ワザをご紹介します。

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多文化の街 マラッカ

だいぶ日が経ってしまいましたが、クリスマス直後に2泊3日でマラッカに行ってきました。

シンガポールからマレー半島をバスで北上すること5時間(そのうち1時間は出入国手続き)、マレーシア最古の街であり、マラッカ海峡の交易で栄え、ポルトガル・オランダが支配したこともある多文化な港町。
2008年7月には世界遺産にも登録されたのですが、あんまりそのアピールは感じられませんでした。

夫の思いつきで旅行3日前に行くことを決めたので予習が足らなかったのですが、「ここ、シンガポールよりマルチカルチュアルかも」というのが第一印象でした。
シンガポールの人口構成は
中国系 75%、マレー系 14%、インド系 9%、その他 3%
なので、多文化といえどもやはり華僑の国だと日々感じています。

ところが、マレー半島を北上するとマレー系の人口がどんどん多くなっていきます(正確には中国系がマレー半島を南下してきたのだが)。
マレー半島先端にあるジョホール・バルはシンガポールと同じく中国系がマジョリティー。 経済的にもシンガポールに組み込まれており、越境通学・通勤する人も多いです。

それがマラッカまで来ると、
マレー系 60%、中国系 30%、その他=ポルトガル系の子孫、インド系など
と、かなり民族バランスが拮抗しているのです。

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観光と住みやすさの両立

ちょっと古いThe Economistに微笑ましい記事が載っていました。
The Economist : Joy of the outback

オーストラリア観光局が最近伸び悩む外国人観光客数を増やす起死回生策として、オーストラリア映画史上最高の総製作費1億3000万豪ドル(約126億円)をかけた、その名も『オーストラリア』という映画に望みをかけている、というお話。 主役はオーストラリアが誇る美女・美男俳優のニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマン。

オーストラリアは1980年代に『クロコダイル・ダンディー』が大ヒットし、何百万人ものツーリストに結びついたため、あの成功をもう一度、というわけです。

こちら(↓)がその話題作『オーストラリア』の予告編。

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Facebook時代の'keep in touch'

昔は一人旅専門だったのですが(→『バックパッカー時代も悪くない』)、今回の中国は実に久しぶりの一人旅でした。 何年ぶりかも覚えてないや・・・

そんな久しぶりの一人旅。 10年前との時代の違いを一番感じたのは、旅先での出会いがもはや一期一会ではなくなったということでしょうか?

昔は旅先で出会った人と一緒に写真を撮ると(←まだフィルムカメラの時代)、住所を聞いて焼き増しした写真を送ったものです。 クリスマス前には郵送でクリスマスカードが届き、でも1年経ち、2年経つと遠い異国に住む友人とは縁が途絶えていきました。

5年くらい前はこれがメールアドレスの交換になり、デジカメで送った写真を送ったりしていました。 でも相手がブロードバンド環境かもわからないので、送っても1通のメールに3枚添付くらい。 何枚も送りたい場合はメールを何通にも分けて送っていました。

そして現在。
「写真見せてよ」
「Facebook(もしくはFlickr)にアップしておくよ。 Facebookで名前何?」(とiPhoneを取り出しそのまま目の前でfriend requestを送る)
あっという間に写真の交換どころかFacebook上でつながったため、今後もお互いに近況がわかることになりました(日本人の場合、mixi)。

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北京冬景

北京は冬晴れが続いています。

上海と人口も物価も変わらないのに、言葉の分からない私に明らかに違いがわかるほど、人はのーんびりしています。
何度も「ここは京都?」と思わせる街並みに、焼きいもや甘栗、茹でとうもろこし、といった郷愁を誘う屋台。

友達に借りた自転車で街を走り回ってみました(かなり巨大なので走り回れるサイズではないのですが・・・)。

天安門広場に着くと最初にお出迎えするのは、もちろん故・毛沢東主席。 夏は観光客で溢れかえるのであろう故宮もこの季節は静か。
chairman_mao.JPGkokyu.JPG

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上海雑感

昨日、上海から北京に移動したので上海雑感。

上海で最も印象に残ったのが、新と旧、富と貧、西洋と中国のコントラスト。

10年前には農村地帯だった浦東(Pudong)地区。 現在は金融センターとして続々と高層ビルやホテルが建設中。 一番右のビルが世界2位の高さを誇るShanghai World Financial Center。 
pudong.JPG

黄浦江を挟んだ対岸が、外灘(the Bund)地区。 昼間は建設現場の砂埃がすさまじかったのですが、夜は一転して欧米人やリッチな中国人が最新レストランやバーに夜な夜な集まります。
the_bund.JPG

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華僑の移住モデル

先週の予告通り、一昨日から上海にいます。
全体的な感想は旅が終わってからにするとして、今回の旅で再会した友人たちの話を。

私は上海・北京に多くの友人(ほぼ全員INSEAD同級生)がいますが、大きく2つのグループに分かれます。

  1. 中国にチャンスを見出して移住し、自分でビジネスをしている欧米人(→『果たしてヤジ馬なのか歴史の証人なのか』で書いたような人たち)

  2. 幼少期に香港・台湾から家族ともども北米・オーストラリアに移住し、欧米で教育・キャリアを積んだ後、過去5年以内に上海・北京に移ってきた(香港・台湾出身)中国人

上記2.に属する友人の家族の歴史は華僑の移住の歴史。
祖父母世代、親世代、本人世代、それぞれ時代によって理由は異なりますが、移住を繰り返しています。 迫害を逃れるためなど必要に迫られたものだったり、子供のより良い教育機会を求めるためなどopportunistic(機に乗じた)だったり、その時々でのベストな判断だったのでしょうが、とにかくそのたくましさと軽やかさは何度聞いても感動を覚えます。

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中国を見ずにアジアを語るな

・・・という内なる声が日に日に大きくなってきたので、来週から上海と北京に行ってきます、プライベートで1週間、ひとり旅。

別に誰に言われた訳でもないし、アジアを語っているつもりもありませんが、華僑の国に住み、周りに中国に行ったことがない人を思いつかないという現在の環境下、「中国本土に行ったことがない」とはなかなか言いにくいものがありました。

もうひとつの理由は、いろいろな旅スタイルを経て、「急激に変わりゆく世界を、しかとこの目で見たい」という「オトナの修学旅行」を求める思いに変わったことでしょうか。
学生バックパッカー時代を経て(→『バックパッカー時代も悪くない』)、社会人になってからは地中海とアジアン・リゾートに現実逃避していた時期もあったのですが、「オトナの修学旅行」に開眼したのが(それまでちっとも興味がなかった)ロシア・モスクワに長期出張していた2004-2005年。

石油バブルで高級車が走り回り、美女しか顔パスできないクラブ(踊る方です、私はコネ入場)では知らない成金オヤジが次々にシャンペンを開ける一方で、(給料の少ない)警察が旅行者を捕まえカツアゲするという(私もカツアゲされた)、貧富の差が急拡大していたモスクワは、経済が急成長する最中に生きる人々の生活やその歪みを間近に見ることができた「あの時代だけのモスクワ」でした。
住みたい街ではないけれど、あの時代にしか見ることができないモスクワを見られたのはラッキーだったと思います。

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円高ではない、これが常態

円高で日本の訪日観光客数が減っているそうで。
foreign_visitor.jpgグラフは前年比訪日外国人数(WBSより)。 今年8月から減少に転じています。
こちらこちらにも以前書きましたが、私の周りでも日本に旅行に行き、気に入ってリピーターになる人が増えており、その結果、日本への理解が進んでいる傾向を喜んでいたのですが、残念・・・

ところで、ニュースでは「円高で輸出産業に打撃」や「カルティエが円高差益還元」など「円高」と表現されていますが、理論上は以前から「円が安すぎる」と言われていました(→『Big Mac指数とミセス・ワタナベ』)。
池田信夫さんのブログで紹介されていた論文でも為替レートの均衡値は以下の通り。

1ドル = 90円
1ユーロ = 132円
1カナダドル = 88円

ということは、つい数ヶ月前まで円安の異常事態が何年も続いていただけで、今は常態に戻ったということです。

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バックパッカー時代も悪くない

若者の海外旅行離れらしいですが、たしかに日本人の若いバックパッカーってあまり見なくなりましたね。 カンボジアでも身なりの小綺麗な日本人学生グループはわりといたけど、汚い格好した1人旅のバックパッカーはほとんど見なかったなー(欧米人はたくさんいたんですが)。

私の学生時代は今までの人生で一番暗かった時期で、大学がつまらなかったので(休講多いし、誰も授業出ないし、教授もやる気ないし)、大学外の通訳者養成校に通い英語を勉強しながら(→詳細コチラ)、効率のいいバイト(家庭教師や塾の試験監督)で旅行費用を貯め、夏休みと春休みに1-2ヵ月ずつ(年間計3-4ヵ月)海外に飛び出す、という生活を4年間続けていました。
「とにかく外に出なきゃ!」と熱にうかされたように飛び出し海外を彷徨っていたあの頃の私や同じような人種(があの頃はたくさんいた)と今の学生を比べると、10年一昔といえど、やはり隔世の感があります。

バックパッカー全員が読んだであろう小林紀晴さんの『ASIAN JAPANESE』や沢木耕太郎さんの『深夜特急』は今の学生にはもう響かないのかな?

私の場合バックパッカーといえど、女1人旅だし親も心配するので、事前にルートを決めていくことも多かったし、辺境の地を旅したり広い世界を見て回ることが目的ではなく、孤独と旅先の交流を繰り返しながら内なる自分と向き合う、それはそれは暗い、内省的な旅でした。

自分に貼られた「京大生女子」というラベルが嫌いだったので(『differentとwrong』というエントリーで書いたように世の中はマイノリティーには冷たかった。 東京だともう少し開放感があって違ったのかもしれない)、そんなラベルが全く意味をなさない海の外で自分を試す、わざわざ自ら好んで痛い思いをしにいく、そんな旅でした。

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また来たくなる、日本

タイ大使館の前を通ったとき、思わずコケそうになってしまいました。
amazing_thailand.jpgAmazing Thailand... タイ政府観光庁の観光キャンペーンの標語です。 この標語考えた人、ちゃんと5分以上考えたのかな・・・?
たしかに、タイは美しくamazingな国ですよ。 でも、amazingって、
Amazing Vietnam
Amazing Cambodia
Amazing Sri Lanka
どこでもよくないですか???
どうせならベタだけど、「微笑みの国 タイ」とかにすればいいのに(ベタすぎ?)

シンガポールでよく目にするキャッチフレーズは"Uniquely Singapore"(シンガポール)"Incredible India"(インド)
uniquely_singapore.jpg"Uniquely Singapore"は私は見るたびに「どのへんがユニークなんだ?」と突っ込んでしまう。 たしかに独立してわずか40年の間に国民が一致団結してアジア随一の経済国家に成長したそのプロセスはユニークで拍手喝采ものなのですが、観光的にユニークなところはない。 中国とインドとマレー文化のちゃんぽんとピカピカの新しいモールにテーマパークではないか・・・

incredible_india.jpgそれに比して、"Incredible India"は「まあ、インドに行ったらそう叫びたくなることばかりだろう」という感じで納得。 どうせなら、もう少しシャレっ気を出して"Unbelievable India"とか"Shinjirarenaai India"とかならなお一層面白いんだけど。

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'la dolce vita'の由来

今日のエントリーはほとんど個人的な妄想なので、興味のない方は読み飛ばしてください。

ブログのニックネームの'la dolce vita'の由来を聞かれました。
フェデリコ・フェリーニ監督の映画『甘い生活』が由来か?と聞かれますが違います(映画は見たことがありません)。

大学1年のときに習ったフランス語のテキストにあったフレーズから名付けました。 テキストが手元にないのですが、こんなやり取りだった気が(以下フランス語でした)。

A : Jeanはどこにいるの?
B : Jeanは今、イタリアの海でバカンス中だよ。
A : いいわねー、la dolce vita... bella vita...

'la dolce vita'はイタリア語の直訳では「甘い生活」という意味ですが、フランス語のテキストにも出てくるように、広く「good life, happy life」くらいの意味のようです。
・・・とはいえ、アメリカン・ドリーム的な「若いうちに猛烈に働いてビジネスでひと財産築きあげた」みたいなアグレッシブな価値観ではなく、もっとイタリア的な「スローライフを楽しもう」という方が語感に合っています。
フランス語のテキストでこの表現に出会って以来、私の人生のテーマなのですが、著しく逸脱しているような・・・?

私のイメージ(妄想)する'la dolce vita'を写真で解説(すべて今年6月に行った南イタリアより)。

夜更かしした次の日、起きたらもうお昼近く。
海を見下ろす丘の上にある我が家の庭には・・・
Minoli.JPG

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初アンコールワット

4日間、アンコールワットを見にカンボジアに行ってきました。 私は初アンコール、夫は2度目です。
夫の休みが取れることになったので、マイルで行けて空席があるところで探したので、10日くらい前に急遽決まった小旅行。

実は私、あまり遺跡ファンではなかったのですが(ローマやトルコの遺跡に行ったときは、いつも暑かったので太陽の照り続ける埃の中を虚ろになりながら歩いた思い出しかなかったので)、あまりに「アンコールワットは行っとけ」との周りの声に押されて行くことに。 急遽決まったので、いつも行う旅先の予習もなし。

何というか・・・
帰ってきたばかりなので、まだ消化しきれていないのですが、まずは目的物のアンコールワット。
Angkor_Wat.JPGstone_carving.JPG

雨季なので前の池に全景が映ってきれいです(夫が撮影)。
アンコールワットは左右完全対称の均衡美でもちろん美しい、中の繊細な彫刻もこれまた途方もなく精巧で膨大な作業の賜物で素晴らしいのですが、私はどうしてもこういう「絵はがきやガイドブックにのっている内容を確認しにいくような旅」は苦手なのですね・・・

いや、本当に素晴らしいんですよ。 聞いていたとおり「壮大」という言葉がふさわしい。

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旅先のレストランは絶対外したくないあなたに

タイトルは「あなた」になってますが、私のことです。

旅行先は「食べ物が美味しいか否か」で決めるくらい、旅先のグルメは重要なわたし。 当然レストラン選びは死活問題、外すとその日1日ブルーになるくらい落ち込みます(・・・っていうのは大げさか)。
ところが、日本の海外旅行用ガイドブックで(少なくとも)レストランレビューの「クォリティーが一定している」シリーズに私は出会ったことがありません。

出版社側の理由はもちろんあります。
1. ガイドブックはある程度ターゲットマーケットを大きく定めないとボリュームが見込めないので何カ国もシリーズ化できない→マスマーケット狙いにならざるをえない
2. 1冊のガイドブックの中にある程度の数のレストランを入れておかないとマスマーケットの異なるニーズに対応できない→十分に吟味しないまま数だけ入れるので、「ハズレ」が出てくる
3. コストの関係上、年1回から数年に1回、現地に取材記者を派遣するのが精一杯である→記者は1日に何軒も回るので、住所・電話番号など基礎情報のアップデートが精一杯
4. ガイドブックの売上だけでコストを回収するのが厳しいため(旅行者がガイドブックに払える金額は1,000円〜2,000円が限度)、ガイドブックに広告を入れる広告モデルにならざるをえない→クォリティ関係なしに広告主の意向で入れる情報は当然出てくる

なので、私が頼るのはもっぱら女性誌の旅特集なのですが(FIGARO japonの旅特集を愛して止みません)、雑誌は雑誌で、
1. 自分の行く旅行先がタイムリーに特集されるとは限らない→当たり前だ・・・
2. 雑誌によって得意分野が限られる→FIGARO japonがその実力をいかんなく発揮するのは「ヨーロッパの田舎」。 CREAは結構ミーハー路線である。
とデメリットがあるのです。

ちなみに、これらの悩みは日本人旅行者だけでなく全世界の旅行者に共通のものです。 特に、友達を訪ねるついでに気軽に世界を飛び回る若い(でも、飛び回るくらいのお金を持っているのでバックパッカーは卒業した)トラベラーのニーズに合ったガイドブックがなかったのですね(Lonely Planetに載っているレストランなんてクォリティーも何もありません。 Lonely Planetに載ると世界中のバックパッカーが押し寄せるので味のクォリティーが落ちるため、「避けるべきレストラン」のリストとして活用しているくらい)。

そこで、お薦めなのが、ジャジャーン!!!

LUXE CITY GUIDES

(ふー、長い前置きだった・・・)

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Between jobsの過ごし方 - 3

昨日までは、外から見たら「引きこもりか?」と思われそうな私のbetween jobsの過ごし方でしたが、今日は周りの友人たちの過ごし方をご紹介します。

外国人の友人(ほとんどがビジネススクール同級生)は意識的に2,3ヵ月、職と職の間に人生の休暇を取る人が多いですが、それに比して日本人の友人は(週の真ん中で月をまたぐ場合)火曜まで前職で働いて水曜から新しい会社、なんて人もいます。
また、ビジネススクール同級生は卒業後1回以上転職した人が過半数ですが(卒業はちょうど4年前)、日本人の友人(特に日系大企業に勤める男友達)は新卒以来同じ会社って人がほとんど。
必然的に外国人友達のケースが圧倒的に多くなってしまいました。

1. 旅に出る
- ハネムーンを兼ねて3ヵ月南米旅行をしたイギリス人+日本人カップル
- 東京からロンドンへの移住のための移動を兼ねて3ヵ月アジアを旅した日本人カップル(イギリス在住歴の方が長く、その後無事ロンドンで就職)
- 「野だめ。」に影響されて2週間ヨーロッパにクラシック音楽三昧旅行をした高校時代の友人

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バカンス先の選び方

古い話ですが、今年の2月に銀座を歩いていて驚愕したのが中国人観光客の多さでした(そう、中国正月だったのです)。

海外旅行ブームを迎えた中国人観光客の増加率はすさまじく、2007年の海外渡航人数は4,100万人、前年比18.6%の伸びです(↓ Outbound Tourismを見てください)。
chinese_tourist.jpg
2020年には年間16億人に達するとか・・・16億人って・・・地球上すべての観光地が中国人で溢れ返るんじゃないでしょうか?

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Where the Hell is Matt? (2008)

すでにブログ上でも話題になっているので、ご覧になった方もいるかもしれません。
Where the Hell is Matt?の2008年版が出ました。

YouTubeから画面下の「高画質で表示する」をクリックしてご覧ください。


シアトル在住のMattくんオフィシャルウェブサイトによると、仕事を辞めてアジアをバックパック旅行中にダンスしながら撮ったビデオがYouTubeに流出し、そのビデオがアメリカのガム会社の目に止まり、「スポンサーするからもう1回行ってこい」と言われ再び世界を回ったのが2006年。
今回のは3回目になります(第一回と2006年版もYouTubeから見られます)。

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