家庭・育児 Archive

Yummy Mummyたちの集い

シンガポールにいた頃、紀伊国屋にある日本の女性誌で唯一ビニールカバーがかかっていなかったのが光文社の30代主婦向けの『VERY』でした。 明らかに『VERY』的ではない私ですが、暇つぶしに社会勉強によくペラペラと立ち読みしていました。
幼稚園の送り迎え時の服、義理ママとお出かけ時の服、旦那とのデート服、と1人何役もこなさなければいけないらしく「ひゃー、こんなに気を使わなきゃいけないなんて大変そう〜」と思っていたのですが・・・
参考:女性雑誌『VERY』ににみる幸福な専業主婦像

イギリスで憧れのママ像を現す言葉として圧倒的によく聞く言葉が"Yummy Mummy"。
「出産後も身体のラインから美貌から崩さず、育児・生活やつれも表に見せず、女性としてもますます魅力的なママ」なイメージで、日本の「良妻賢母」「大人カワイイ」とは異なり、「母になってもセクシー」ってのがポイント。
おそらくハリウッド女優からきていて、去年のYummy Mummyランキングのトップはアンジェリーナ・ジョリーでした。
MTV : Angelina Jolie Named Top Yummy Mummy
yummy_mummy_angelina.jpg

1. Angelina Jolie
2. Halle Berry
3. Reese Witherspoon
4. Kate Winslet
5. Jennifer Garner
6. Katie Holmes
7. Gwyneth Paltrow
8. Cate Blanchett

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出産・育児は2人でするもの

昨日の続き。

Antenatal class(出産前クラス)で感心したこと、2つめ。
イギリスでは母親だけを対象にしたクラスは「母乳セッション」というのがあるだけで、あとは基本的にパートナーと参加します。 私たちが行ったのは、日曜・月曜の2日間クラスと土曜の半日クラスでしたが、有休を取らなければいけない月曜も含め、全カップル、パートナーとともに参加。 私の夫はantenatal classに参加するために同僚が2週間している出張を1人、1週間で切り上げて帰ってきました(当然の権利ということで認められています)。

そこで男性陣はたーっぷりと「出産と育児は2人でするものなのよ!!! あなたは観客じゃないのよ!」と教え込まれるのです。

パートナー(たいてい父親なのでこう書くが、NCTのクラスでは"birth supporter"と呼ばれていた。 シングルマザーなどパートナーがいない人もいるので)がやることは結構多い。

  • 入院に備え病院用バッグに必要なものを詰める。 赤ちゃんが産まれた後で、助産婦に「はい、服出して」と言われて手渡すなど全部パートナーの仕事。

  • 昨日書いた"Birth Plan"とインフォームド・コンセントの質問リストを手元に、自分たちの望むお産になるよう母親の代弁者になる。

  • 陣痛が始まったら、呼吸を助け、マッサージをし、陣痛の間隔と長さをはかり病院に連絡する(クラスではこのマッサージの練習もした)。

  • 長丁場の陣痛の間、母親に水分補給と栄養補給をする(父親にとっても長丁場になるため、陣痛初期の頃は父親は起きていずに睡眠を取っておくように、というアドバイスも)。

  • 後産中や赤ちゃんが産まれた後の母親への医療処置中、生まれた直後の赤ちゃんを抱くのはパートナーの仕事。

そして産後はpaternity leave(父親の育休)中、一手に家事を引き受けるのはもちろんのこと、オムツ替え、お風呂入れ、ミルクを哺乳瓶で飲ませる、など山のように仕事が・・・

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人生をスローダウンする - 2

昨日の続き。

私も下手したらDaphneのようになる危険性があったかも、と思います。 もちろん私はエンタメ業界の弁護士のような華やかなキャリアはないし、産後3日で仕事復帰しようとも思ってなかったけど。

その代わり、年初に10年計画と年間計画を立て、毎月の計画も立てていて、To Doリストを着々とこなしていくことに喜びを覚えるタイプです(→『幸せはバランスの上に』)。
妊娠してからも経過はすこぶる順調で、初期につわりがほとんどなかったというラッキーも重なり、8月にボルネオ、10月に日本、11月にロンドン、12月にメルボルン、1月にシンガポールからロンドン引越し、と毎月のように飛び回ってました。 引越し直前まで仕事して、(まだ決めてなかったけど)何となく産後3, 4ヵ月で仕事再開かなー、と思ってたし。

しかーし、そのまま順調にはいかなかった。 ロンドンに着いてからも引越し手続きでロンドン中を歩き回っていたら、体が悲鳴をあげました(注)。 すでに妊娠9ヵ月の私を人生初の腰痛が襲い(胎児のポジションが腰痛を起こしやすいポジションだった)、日を追うごとに歩けなくなりました。

特に、サービスアパートから家に移り、船便の家具を待つまでの1ヵ月間は最悪(しかも家に移った途端、夫が出張に出てしまったので、私ひとりに)。

(注)妊娠9ヵ月での海外引越しは無謀だ、とさまざまな方面から言われて私もそう思っていたのですが、また別の家庭の事情でこの時期にならざるをえなかったのでした・・・

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人生をスローダウンする - 1

知ってる方もいると思いますが、私、現在臨月の妊婦です。
今週後半からは37週でいわゆる「正期産」、いよいよいつ産まれてもいい期間に突入します。 ふーーー、ここまで長かった~~~

最近あまりにも身体的に大変で思うところがあったのですが、まずは最近読んで気に入ったTracy Hoggの育児書『Secrets of the Baby Whisperer』(邦訳:『赤ちゃん語がわかる魔法の育児書』)から一部引用。 イギリスではGina Fordの『The New Contented Little Baby Book』(邦訳:『カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』)と並び、ママ(to be)は全員読んでいる本(以下、長いので適当に端折って訳してます)。

アメリカで何百もの赤ちゃんのベビーシッターをしたTracyが出会った2人のママConnieとDaphneの話。 2人ともパワフルで自分のビジネスを持つビジネス・ウーマン。

■ Connie
35歳のインテリアデザイナー。 計画的に物事を行う性格で妊娠後期までに赤ちゃんの部屋の準備完了。 予定日前にスープ・シチューなど、温めるだけで済む料理をたくさん作って冷凍庫をいっぱいに。 クライアント全員に電話し、今後2ヵ月間は緊急時には、彼女以外の誰かが対応することを連絡した。
娘Annabelleが生まれた直後から、彼女の母・祖母・妹ら家族全員が協力して料理や用事を担当した。 そのため、彼女は1日中ベッドの中で過ごし、たっぷりと時間を取って母乳をあげ、娘Annabelleを知ることに時間を費やした。 彼女の母親が帰った後も、冷凍庫にたっぷり備えてあった料理を食べ、温める気力もないときはデリバリーをオーダーした。

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太陽の恵みをシンプルに味わう

今回のメルボルンの帰省は12日間。
こんなにいても毎日することはないのですが、ひとつ帰省のすごいインセンティブがあります。 それは義父母の料理がバツグンにうまいこと!

義母は昔コルドン・ブルーでディプロマを取ったという料理の腕前なのでめちゃくちゃ料理が上手、というのは前から知っていたのですが、義父(→こちらに登場)が会うたびにスキルアップしていくのに驚いています。 今回は毎日ランチとディナーは義父担当で私たちはもっぱら食べる方専門。

grilled_vegetables.JPG彼の料理は「地元で取れる新鮮で質のいい食材と庭で取れるハーブをたっぷりと使って、料理自体は素材の風味を活かしてシンプルに仕上げる。 仕上げも良質のオリーブオイルと塩・胡椒でシンプルに」というもの(右写真はある日のディナー。 野菜をグリルしオリーブオイルで和えたサラダ、胡椒だけで焼いたステーキ、ポテトグラタン)。
このスタイルは、(食が不味い不味いと言われながらも過去10年に素晴らしい改善を果たした)イギリスで人気ですが、オーストラリアの方がピッタリ。 浴びている太陽の量が違うのでしょう、ちゃんとしたマーケット(もっぱら行くのはQueen Victoria Market)では風味豊かでとびきりフレッシュな食材が安価に手に入ります。 特に私の大好きなフルーツが笑っちゃうくらい安いのが素晴らしい!

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Our Big Fat Croatian Christmas

1年中で最も大事な家族行事のクリスマス・ディナー。 夫の実家では、毎年親戚一同で集まるのですが、「親戚」にどこまで含めるかがビミョー・・・な上に、大家族になると必ず問題児が現れ、数年に1度はソープオペラ(昼メロ)のようなドラマが繰り広げられるのだそう・・・

今年は義妹(夫の妹)が婚約したので、義妹のフィアンセIの実家に招かれました。
彼はクロアチア系オーストラリア人。 本人はオーストラリア生まれですが、両親はクロアチア移民1世。 生粋のクロアチア文化を守っていて、叔父・叔母・弟夫婦とその子供も含めた7人の大所帯で暮らしており、さまざまな映画のようなドタバタ話を聞いていたので、だいぶ前からとーっても楽しみにしていた私。

rotisserie.JPG祝日なのにラッシュアワーかというほどの渋滞を抜け(それぞれのクリスマス・ディナーに向かう車で大混雑)、Iの実家にたどり着くと、庭で待っていたものはロティスリーで焼かれる2羽のターキー。 店じゃなくて自宅に本格的なロティスリーを持っている人を初めて見た私。 タ・タダ者ではないグルメだ・・・ 一気に興奮が高まります。

そして紹介された家族は・・・ "My Big Fat Greek Wedding"(邦題:マイ・ビッグ・ファット・ウェディング)という映画をご覧になったことありますか? あの家族とそっくり。
スーパー・フレンドリー、すごいアクセントの英語でよくしゃべり、よく食べよく笑う、本当に映画に出てきそうな南ヨーロッパ人。

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オーストラリア的クリスマス・イブ

メリー・クリスマス!

夫の実家であるメルボルンに里帰りしています。

キリスト教徒は家族で過ごすクリスマス。
1年で最大の行事である家族・親戚が集まるクリスマス・ディナーはイギリス系の国ではChristmas Day(25日)のお昼です(大陸ヨーロッパではクリスマス・イブの夜らしい)。

クリスマス・イブ(24日)の昨日は祝日ではないのですが、みなお昼でいそいそと仕事を切り上げて駆け込みクリスマス・ショッピングをし、翌日のディナーの用意やプレゼントのラッピングをするため家路に急ぎます。 ショップやレストランも早々と店じまい・・・

carols_by_candlelight.jpgそしてクリスマス・イブの最大のイベントが"Carols By Candlelight"。
人気歌手がクリスマスのスタンダード・ナンバーを歌うチャリティーの野外コンサート。 メルボルンで始まり、現在ではシドニー、ブリスベン、パース、アデレードなど各都市で同様のイベントが実施されているそうです。
GO 豪 メルボルン:「Carols by Candlelight」クリスマス・イブに開催!

日本で大晦日にTVの前に家族で集まり紅白歌合戦を観るように、オーストラリアではクリスマス・イブに"Carols By Candlelight"を観ます。 「彼女、ちょっと老けた?」「誰、これ?」と、家族でやいのやいのと言いながらだらだらと観るところは本当にそっくり。

今年は義母がチケットを買ってくれていたのですが、私たちが到着した23日は36℃だったのに、昨日は16℃に気温が下がるという、「1日の中に四季がある」メルボルンぶりを発揮し、冷たい雨まで降り出したので、結局家で鑑賞することにしました。

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年の瀬ですが・・・

年の瀬ですね・・・ 季節を感じることのない常夏シンガポールでも年の瀬になると妙に焦ってしまうのは日本人だからでしょうか・・・?

夫婦お互いの母国ではない第3国に住むのを結構気に入っている私ですが、自分の文化の季節のイベントや伝統の行事が全く盛り上がらない、というのがネックです(→『多民族国家の祝日の過ごし方』)。
今、街中ではもちろん商魂たくましくクリスマス・イルミネーションでいっぱいですが、まあ風情はゼロです(暑いってのも風情を感じさせないのかもしれない、というと、「クリスマスは夏のものだ」という南半球出身の夫が怒るが)。 やっぱり中華の国なので街中が一番盛り上がるのは中国正月、次いで中秋節。

私が実家に住んでいた頃は、家に帰って玄関のドアを開けると靴箱の上のスペースに必ず季節の飾り付けがしてありました。 それを見て「ああ、もうすぐ雛祭りだなー」とか感じ、雛祭りにはちらし寿司を食べ、端午の節句には柏餅とちまきを食べたものです。

私もそうしようと決心していたのに親元を離れてひとり暮らし時代はそんな面倒なことするわけもなく(笑)、結婚してからも全くしていません。 シンガポールには明治屋と伊勢丹スコッツという品揃えバツグンの日本食スーパーがあるので、買おうと思えばいくらでも買えるのに・・・
去年の大晦日に年越しそばを食べて、今年のお正月にお雑煮をつくったのが、最初で最後でした・・・

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妊娠・出産の心得11カ条

Twitter上でお知らせしたら、意外に多くのRTがついたので(RTとは他人のつぶやきを自分のフォロワーに広めることができるもの)、ブログでもお知らせ。

友達の友達の産婦人科医 宋 美玄さんが本を出版しました、『産科女医からの大切なお願い - 妊娠・出産の心得11ヵ条』
実はこれ、去年の秋に自身のブログ『LUPOの地球ぶらぶら紀行』『妊娠の心得11か条』として載せたところ、ネットニュース(→1, 2)になるなど大反響を呼び、講演の依頼がきたので講演したところ講演に来ていた出版社の人から声がかかったとのこと(私も去年ブログで読んだので、当時妊娠していた友達に転送しました)。
まずは11ヵ条をどうぞ。

11rules_pregnancy.jpg

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子供に優しい国って?

海部美知さんのブログエントリー『妊娠も育児も家事も、フツーに仕事じゃんか』で知った発言小町の、「混んだ電車で席を譲ってもらうように毎日周囲に頼んでいる、妊娠中幼稚園児連れのワーキングマザー」の話。

このスレッドに対する反応・コメントが怖すぎる・・・
掲示板は正直読むメリットを感じないので、普段読まないのだが、怖すぎてレス461本(投稿受付は終了)を読破してしまった・・・
妊娠6カ月で毎日幼稚園児連れで朝6時代に通勤しているが(これでもあまり混む前に朝早く起きている)、席に座れないので、優先席で元気そうな人に「席を譲ってもらえないか?」と頼んでいるのだが、ほとんど譲ってもらえない、「周りからはどう見られているか?」というお題。

「サラリーマンだって残業で疲れている」「妊娠も子連れ通勤も自己都合。 他人を巻き込むな」「始発に乗るとか時差通勤するとか努力しろ」というコメントが多くて背筋が寒くなった。
マジ~~~?

妊娠が自己都合なら残業も自己都合では?
優先席ってそもそも対象者がいれば優先するための席では??
東京で子連れ出勤するとこんなこと思われちゃうわけ~~~???

このコメントが東京の通勤人口の意見の総和ではないことを祈るばかりです・・・

シンガポールで乳児・幼児を持つ日本人お母さんの友達が口を揃えて言うのが「シンガポールは子供や子連れに優しい。 ここを経験すると東京で育児はできない!」。
街中の様子を見ていると私でもそうなんだろうなー、と思うけど、今日のエントリーはシンガポール礼賛物語ではないです。 「子供天国ってこんなんでいいのか?」と思うこともあります。

私は子持ちではないので、気づいていないことやわからないことがたくさんあると思うので、お子さんがいる方のコメント歓迎~。

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家庭の幸せと職場の幸せは分れない

ボルネオに行く直前、嬉しいサプライズがありました。
前世界銀行副総裁の西水美恵子さんのことを書いた『教育における重要な変化』に、ご本人からお礼のメールが届いたのです。
雲の上のようなキャリアの方でも、名前をアラートにかけて、パーソナライズなメールまで出されるのですねー、としばし感動。

で、本当に考えさせることが多い西水さんの過去の寄稿アーカイブを引き続き読んでいるのですが、その中で涙が出てしまったものを紹介。
『おねしょの教え』というタイトル、一部抜粋。

優秀な部下の成績が下がり、目に見えて元気がなくなっていくのに気付いた。
理由を聞くと、小学生の息子。 「成績が下がり、海外出張で留守する度に寝小便。 心配で仕事が手につかない」と嘆く。 仕事と家庭が両立せず、いっそ世銀を辞めようかと迷っていた。 母性本能か勘か、何がそう言わせたのかは知らないが、ふと思いついて「出張に連れていってみたら」と勧めた。 やる気があるなら旅費も出すと約束した。

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原宿・巣鴨・新橋・秋葉原

日本に行ったことのある外国人友達はだいたい「日本スゲー!」と驚愕して帰ってきます(そんな友人たちの様子→『ドレスコードは"日本人"?』)。 とりわけ東京は「世界どこの都市とも違う、見たことのない都市」だと言います。

「見たことのない」というのは、日曜に明治神宮前に集まるゴスロリ女子たちと神宮の伝統建築のコントラストだったり、世界一電子音がうるさい新宿ネオン街とのコントラストだったりするのですが、私は東京を東京たらしめているものは、全く異なったジャンルのエリアが隣同士で共存してひとつの巨大都市をつくりあげていること、特に「原宿・巣鴨・新橋・秋葉原」の4エリアは東京だけの特異なエリアだと思います。

この4エリアに共通するのは、「同性だけで集う場所」ということ。
原宿→ギャルのメッカ、巣鴨→おばあちゃんの原宿、新橋→サラリーマンの憩い場、秋葉原→オタクの聖地、といずれも同性の特定グループが集う場所です。 特定グループの嗜好に合わせてエッセンスを昇華させていったこれらの街は純度が高すぎて、他のグループに属する人々が足を踏み入れにくい街でもあります。

欧米の街でこれにもっとも近いのは、エスニックタウン(中華街・インド街など)やゲイ・レズビアンなどマイノリティーが集うエリアであり、同性だけで集う場所というのは見当たりません。 なぜなら、欧米人(とすると曖昧なので、白人がマジョリティーの文化)はカップル(婚姻関係の有無は問わない、同性パートナーでもよい)を行動の基本単位とするので、アフターファイブと週末は日本のように同性同士で群れないから(ティーンエージャーというほんの一時期を除くが、彼らにも刷り込みされているので憧れている)。

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あな奥深き日本語

こ・これは面白い・・・
シンガポールに出張で来ている高校時代の同級生が買ってきてくれました、『日本人の知らない日本語』。 日本の日本語学校で日本語教師をしている先生と熱心な外国人学生の笑えるバトル、漫画です。

『ダーリンは外国人』と似てるのですが、あちらがトニーさんのキャラクターが異色で「いや、こんな外人いないから」だったのに対し、こちらはまさに私の日常です。

本には、任侠映画好きのフランスマダム マリーさんが「おひかえなすって! 私マリーと申します」と自己紹介し、「私のことは姐(あね)さんと呼んでください」と言う場面があるが、気持ちはわからなくもない(?!)。

私の夫の日本との出会いは大学時代にはまったオンラインゲームの"SHOGUN(将軍)"(たぶんこれ)とエバンゲリオンだそうだ(別に彼が特別オタクだったわけではなく、大学でエンジニアリング専攻になると突然周りがアジア系ばかりになり、彼はその中でもかなりマイルドな方だったらしい→『アジア人はなぜ数学ができるのか』)。
この前は「将軍」と「大名」と「侍」の違いを夫に教えてもらったし、「参勤交代」「百万石」という言葉も知っていた(しかし普段の日本語はたいしたことない)。 でも「忍者と芸者は大名の城の中の使用人(忍者を倒さないと大名にたどり着けない)」と言っていたので、そのへんの知識は怪しい(笑)。

そして私にはエバンゲリオントークはできないのが残念だ(時代が違う、キン肉マンやドラゴンボールトークならさぞかし盛り上がったことであろう)。

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さらに少子化を考える

ミクロでは余計なお世話な少子化ですが、マクロでは国の存亡を揺るがす社会問題。

先週のThe Economistの特集が高齢化で、非常によくまとまっていたので紹介。
The Economist : Suffer the little children
以前、『シンガポールの少子化対策 - 政府の嘆きが聞こえる・・・』というエントリーで、

日本、南欧 → 女性の社会進出が遅れている → 働く女性の子育て支援環境が未成熟 → 少子化が深刻
アメリカ、北欧 → 女性の社会進出進んでいる → 働く女性の子育て支援環境整っている → 出生率高い
みたいなイメージがあるのですが、
シンガポールや香港のように、女性の社会進出が進んでいる → 働く女性の子育て支援環境整っている → なのに、少子化が深刻
っていうパターンもあるんですな。
いったいなぜなのか?

と書いたまま放置していたので、それに答えることも試みます。

fertility_rates.gif先進国の少子化の進捗状況がよく現れている右のグラフ。 1975-80年あたりを境に、
1. 少子化を食い止めリバウンドした(現在の出生率上位から)アメリカ、フランス、イギリス
2. 少子化が続き出生率1.4以下のイタリア、ドイツ、日本
に分かれているのに気づきます。

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幸せって何だろう?

私は本屋をぶらぶらするのが大好きなのですが、昨日ぶらぶらしていると、どこかで聞いたことがあるフレーズがタイトルになっている本が・・・"Dance with Chance"。
どこだっけなー?と思いながら本を開いてみると、著者に見覚えあり。
去年行ったINSEAD卒業生対象のイベント"Meeting in Asia 2008"で語ったINSEADの統計学教授3人が著者で、そのプレゼンのタイトルが"Dance with Chance"でした。 同名の本『Dance With Chance』が先月出版されたよう(専用Websiteまでできていた)。

去年のプレゼンは面白く、ざっくり以下のような内容でしたが(→『INSEAD誘致失敗で失ったもの』)、

「昨今の金融危機で露呈されたように、人間は自らの力を過信し実際以上に現実をコントロールできると思いがちである。 この"コントロールできるという幻想"がさまざまな局面で「幻想」に過ぎないことを示し(例:5年後のダウ・ジョーンズ予想)、コントロール不能な現実が多くあることを自覚することによって、自分の人生を取り戻そう」というもの。

プレゼンに出てきた幾多の例はそのままに(*1)、本の後半ではさらに「では、自分の人生を取り戻すにはどうすればよいのか?」というところまで踏み込んでいます。
*1・・・現実を"コントロールできるという幻想"の例で私が好きなのが、「911後、航空旅客は急減し車に切り替える人が急増したが、航空事故の死亡者数は自動車事故の死亡者数よりはるかに少ない(2002年と2003年は米国での航空事故死亡者数ゼロ)。 「車のハンドルを握れば自分が生死をコントロールできる」と思うのは幻想である」、というもの。
私はこれが大きな理由で日常生活では車に乗らなくて済むところに住もうと決めています。 Not worth the risk...

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ソムリエとさかなクン

フランス留学中、どこに行ってもワイン、そして安いのに美味しい、のでワイン大好きになって帰ってきました。 元々あまりお酒に強くないので、留学前は1杯しか飲めなかったのが、3杯まで飲めるように。

フランスにいる間は週末や休暇中にワイナリー巡りをしたけど「この味好き、好きじゃない」という感覚のみで飲んでいたので、「もっと知識があったら、飲むのも選ぶのも楽しいだろうな」と思っていました。

そこで日本に帰国後は、体系的に知識を習得するために、ソムリエとはいかなくともワインエキスパートの資格を目指そうかな、とぼんやりと思っていたのですが、出張に次ぐ出張の生活でまとまった時間が取れず断念。

去年シンガポールに引っ越してようやく出張に追われる生活とおさらばしたので、「ワイン習いたいなあ」と夫に言ったところ、「ワインって習うものじゃなくて、飲んで自然に覚えるもんなんじゃないのー?」と暗に反対されてしまった。 彼は小さい頃から食卓でディナーと一緒にワインを楽しみながら、親に聞いて自然に覚えたんだそうです。

「ワイン飲んで育った人とは違うわよ」とか「ワインって言ってもオーストラリアワインしか知らないじゃん」とか思ったのですが、指摘されて初めて自分の中に「日本人の検定好き」を発見。
一時期、検定ブームが起きて、さまざまな検定が乱立しましたよね。
東洋経済オンライン:乱立する新興検定の舞台裏、漢検除けば、どの検定も青息吐息

これは日本人の資格好き・権威志向とオタク性がうまく交差した結果ではないかと思っています。 TVチャンピオンはその走りであろう(私、あの番組、好きでした)。

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世界級ライフスタイルのための婚活

昨晩は第2回 世界級ライフスタイルをつくる会@シンガポールを、シンガポール一のお好み焼き屋なんじゃもんじゃで行いました。

総勢15名で23時過ぎまで食べて飲んで・・・ 何とオフ会のために日本から飛んできたのが3名!
みなさん、楽しい時間をありがとうございました! よければコメント欄に感想を書き込んでください〜♪

今回は国際結婚4組、海外→海外の横移動組、海外移住希望者、奥さんの転勤にダンナさんがついてきたケース、いろいろな人がいて、それぞれのお話を聞いていると飽きなかったのですが、宴もたけなわになってみんなの注目を一気に集めたのがJTPAツアーで知り合ったという夫婦。

JTPAというのは、技術を志向する日本人プロフェッショナルがシリコンバレーで働くのを支援するためのNPOで日本在住の若手技術系のために毎年ツアー・コンファレンスを企画しています。 3月の東京オフ会にも今年のツアーに参加予定の人がいたし、若手技術系で海外で働くことを希望する人たちの間では知られた存在。

そんなきっかけで知り合ったということで結婚に際し親への説明にも苦労したとのことですが(そりゃ、そうだろうなー)、よく考えるとものすごーく道理にかなった出会い方。
通常、海外に引っ越すとか言うと夫婦の方向性やキャリアを合わせるのが大変なのですが(でも、それはそれで楽しい)、初めから海外就職の志向を持った人が集まっているのだから、いきなり結婚における重大条件(人生の方向性確認)クリアなわけです。

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Home Sweet Home

私の昔のハウスメイト(男)がシンガポール内で引っ越したので、新しいコンドミニアムに遊びに行ってきました。
世界的に不動産価格が下落していますが、シンガポールの家賃相場は去年の夏がピーク(去年の6月には『1年で家賃相場45%上昇』というエントリーを書いています)。 シンガポール人の80%以上がHDBと呼ばれる公団に住んでいるため、民間アパート・コンドミニアムは外国人と(HDBに住みたくない)リッチなシンガポール人が対象。 マーケットが小さいので、非常にvolatileなのです。

リーマンショック後、数ヶ月経ってからシンガポールの賃貸市場も本格的に下落し始めたという噂は聞いていましたが、何と友人が引っ越した新しいコンド(新築、2ベッドルーム + 2バスルーム + 書斎)は大家さんの言い値が月額家賃S$5,000(約33万円)、それを値切り倒してS$3,800(約25万円)で契約したのだそう。 こちらでは家賃の値引き交渉は当たり前とはいえ、24%ディスカウントって初めの言い値がなめてないか?

tintin.jpgそれはさておき、引っ越しの際、週末同棲状態のガールフレンドに、「(小学生の頃から大事にしている)絵本etc.を捨てたら?」と言われ、ひと悶着あったそう。 たしかに本棚まるまる1段"TinTin"シリーズだったので、そう言いたくなる彼女の気持ちもわかる気がする。

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イギリスで新たなスター誕生

友達のmixi日記で知った。
すでにネット上ではすごいことになってますね。

"Britain's Got Talent"という"American Idol"のイギリス版TV番組オーディションに出たSusan Boyleというおばさんのお話。 47歳、スコットランド出身。 曲は私の一番好きなミュージカル『レ・ミゼラブル』の"I dreamed a dream"。

YouTubeの画像埋め込みができないので、リンクから見てください、損はさせません(笑)。 歌う前の審査員と聴衆の反応に注目。
YouTube : Susan Boyle - Singer - Britains Got Talent 2009 (With Lyrics)

『日豪ユーモア考』というエントリーでイギリス系の国のユーモアセンス(= sarcastic、ブラック)について書いたのですが、もうひとつの特徴としては、underdog(負け犬)が事前予想に反して勝っていく姿を応援するのが大好き、ってことでしょうか。

私の好きなイギリス映画もすべてこのunderdogが勝ち上がっていく物語かも。
- スラム街で育った少年がクイズ番組で勝ち上がる『スラムドッグ$ミリオネア』
- イギリス北部の鉄工所を解雇された中年男6人組がストリップショーを始める『フル・モンティ』
- 女子のものとされていたバレエでプロを目指す少年の物語、『リトル・ダンサー』
- 父の急死で靴工場をつぐことになった主人公が孤軍奮闘する『キンキー・ブーツ』

susan_boyle.jpg彼女のプロフィールは、もーまさにピッタリ。 
- 見ての通りの容姿(眉毛、何とかしようよー)
- 無職、教会のボランティアワーカー
- 独身(猫と住んでいる)、結婚経験なし、キスの経験もなし

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こうすれば下がる(?)、海外移住のハードル

先週後半からこの週末まで、日本から私の両親が、オーストラリアから夫の両親が来ていました。

「タイミングを合わせて来たらいいんじゃない?」というのはもともと私たちの提案だったのですが、さすがに普段の生活のスケジュールに加えて、2組の両親を、それぞれと個別の時間を持ちつつ一緒のアクティビティーも計画する、というのは大変でした。
2組ともそれぞに国に帰り、夫と私はぐったり・・・
いや、去年はクリスマスもお正月も帰らなかったので、わざわざ会いに来てくれたのは非常にありがたかったし、タイミングを合わせたので両家が仲良くなる機会も持てて一石二鳥だったんですが。

所感ひとつめ。
私たちは国際結婚なので、第3国に住むという選択肢を結構気に入っています。
理由は2人とも自分の国、相手の国、住んでいる国が違うのでそれぞれを客観的に見られるため。 シンガポールは東京から7時間、メルボルンからも7時間、という戦略的立地にあり(だから選んだ訳ではなく、たまたま相手が住んでいたところに、とりあえず私が移住しただけだけど)、立地としては便利で気に入っています。

でも海外に長期間住む場合、気になるのはやはり親のこと。
帰るのに時間もお金もかかるし、それぞれの国が全然違う方向にあるので、1回で2箇所の実家に回れないし、長期休暇は旅行も行きたいし・・・ なかなか全てを満足させるのは至難の業なのです。
思いついたときに帰れるように時間もお金も自由がきく仕事をしたいのですが、まだまだ長期計画の途中だし。

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地図が読める女の絶対年感

東京では新婚1週間の友人に会ったので(そう、私が行った日の1週間前が結婚式。 出席できなくてごめん・・・)、「いつ(旦那さんに)出会ったんだっけ? 2006年?」と聞いたら、もう1人の友人に「えっ??? いつから付き合ってるかって西暦で覚えてるの???」とすごーく驚かれました。

「西暦以外でどうやって覚えるんだ? 平成? 陰暦??」と悩んだ私。

答えは「1年○ヵ月前」みたいに、出会った日を起点として覚えているんだそう。
そんなの覚えられるわけないジャン・・・

そしてハタと気づいた。
だから女の人(私以外)は一般的に記念日好きなんだ・・・

付き合った日を起点として、「付き合って半年♪」「あと○日で1周年♪」みたいにカウントアップをしてるから、記念日を覚えられるらしい。
一方、男の人(私含む)は、○年○月○日という(絶対音感ならぬ)絶対年感で覚えている(というか、覚えていないんだが)ので、その日がよっぽどインパクトのある日付でない限り覚えていません。 断言できるが、これは愛情とは全く関係ない、単にあまり意味付けていないので覚えていないだけ。

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亭主関白

日本語を習っている夫が、「今日、面白い日本語を習ったよ!」と帰ってきました。

その面白い日本語とは、「亭主関白」。

テキストには、以下のような訳が。

亭主関白だ = The husband is the ruler of his home.

日本語学校では、先生との会話練習で
「Aさんは亭主関白ですか?」
と、聞かれ、
「ぜんっぜん!!!」
と力を込めて答えたらしい。

・・・ま、正しいけどね。

(この日本語のテキスト、「僕は、仕事が恋人です」、「部長の奥さまとゴルフをご一緒しました」etc. シュールでエンターテイニングな例文がたくさん)

「こんな表現があるなんて日本人って面白いねー」といつまでも面白がっているので、「この表現から生まれた大ヒット曲もあるんだよ」とさだまさしの関白宣言をYouTubeで(私の同時通訳付きで)聞かせると、これまた「この人パロディー? ジョークバンド?」とゲラゲラ笑っている。

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クリスマス - 伝統が変わる瞬間

案の定、ですが、昨晩の食べ過ぎ、飲み過ぎで朝から胃もたれと二日酔いに苦しんでいます。

夫が「30年間毎年、寸分も違わないレシピで食べ続けてきた」というお義母さんのロースト・ターキーのレシピを事前にゲット(夫が生まれる前に修行したLe Cordon Bleu Londonのレシピだそう)。
シンガポール時間昼12時(メルボルン時間午後3時)には、すでに親戚一同会したクリスマス・ディナー後で完全にできあがっていたお義母さん@メルボルンに電話で指示を仰ぎながら調理スタート。

ロースト・ターキーって作ったことはおろか食べたこともないので、どういう味になると成功なのかもわからなかったのですが、そこは夫の出番。

stuffing.JPGまずはターキーの詰め物、スタッフィング作り。
私、全然知らなかったのですが、ロースト・ターキーはスタッフィングがその味を決めます。 ターキーはパサパサして味のないチキンみたいな味。
我が家のスタッフィングは2種類。
A : アプリコット、セロリ、くるみ、たまねぎを炒めたもの(写真)。
B : ソーセージ、豚挽肉、フレッシュハーブ(パセリなど)、卵、たまねぎを混ぜたもの。

このスタッフィングが国によって、家庭によって異なり、腕の見せどころなのだそう。

『ニューヨーク・スローライフ』というブログでは

ソーセージ、玉ネギ、セロリ、ハーブ、ガーリックを炒めたところにスープストックを加え、クルトンを入れてふやかしたもの(サンクスギビングデー・ディナー 2008

だそうなので、我が家のBに近いところが多いようですが、私のお薦めは断然A!
これだけで食べていいくらい美味しい。

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子育て環境の良い赴任地

ふと目に止まったこのニュース。
HSBCが世界中の2,155人のExpats(駐在員)を対象に行った調査結果です。
HSBC Bank International conducts the world's largest expat survey...

調査対象者の国籍が明らかにされていないのですが欧米多国籍企業勤務の人だと思われるので、日本人が駐在する場合に重視される「日本食材が手に入りやすいか?」とか(私だけ?)は反映されていないのですが、独断と偏見でハイライトを引用してみました。

母国を離れて海外で生活する上で重視するのは子育て環境ではないかと思います(→Offshore Offspring)。
time_spent_outdoor.jpg子供が屋外で過ごす時間が増えたと回答したのが、トップから順に
1. オーストラリア、2. スペイン、3. フランス
オーストラリアが「アウトドア大国」の名に恥じないトップの座につきました。

なお、ワーストは、
1. インド、2. 香港、3. UAE
遊ぶ場所がない、暑すぎて外に出られない、っていうところでしょうか?

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セクシー主婦と王子シェフ

Nigella_Christmas.jpg一足早いクリスマスプレゼントとして夫の妹が『Nigella Christmas: Food, Family, Friends, Festivities』というクリスマス料理のレシピ本をプレゼントしてくれました。 私たちがクリスマスプディングを作ったのを聞きつけて、「この本でクリスマスディナーを作ってね」とのこと。 ところが、我が家にはオーブンがない・・・のでクリスマス当日に友達のアパートに押し掛けて使わせてもらうことに。 独身男性なので「オーブンは使ったこともない、ちゃんと動くかどうかもわからない」ということなので、どうなることやら?

このレシピ本著者であるイギリス人料理研究家のNigella Lawson。 私は料理レシピ本大好きで本屋でもよく覗くので何度も写真は見たことがあったのですが、ずっとお色気系だと思っていました。
Nigella.jpgだって、彼女のwebsiteのトップページが(←)コレだし、レシピ本でも写真がやたらとセンシュアル(sensual)で、材料を手でこねているところのアップ、とか、ねっとりと絡まるチョコレート、とかそんなんばっかりなんだもの。

ところが、良家の出身(お父さんはメイジャー首相時代の大蔵大臣)でオックスフォード大卒のジャーナリストと意外と知性派なのでした。 ご主人が広告業界の大物と話題性も十分。

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クリスマスの準備

『多民族国家の祝日の過ごし方』に書いたとおり、多民族国家シンガポールでは、中華系、マレー系、インド系の人たちはそれぞれの祝日をそれぞれの伝統に従って祝うのですが、そのどれでもない私たちは、ぼーーっと何も祝うことなく1年を過ごしてしまいました。

はたと気づけばもう師走。
さすがに、キリスト教徒最大のイベント、クリスマスと、日本人最大のイベント、お正月はきちんと迎えるべきでしょう。 今年はどこにも行かないし・・・

christmas_pudding.jpg夫の実家ではクリスマスにはいつもイギリス式にローストターキー、クリスマスプディング、ミンスパイなど伝統的な料理をお母さんが手作りしていたのだそう(ロンドンのコルドンブルーで修行したという料理の腕前)。
我が家にはオーブンがないのでローストターキーは断念、ミンスパイは夫が好きじゃないと言うので、週末、クリスマスプディング作りに初チャレンジ。 ありえないほどドライフルーツが詰まったこれです(→)。

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300人待ちの幼稚園

東京でも幼稚園や保育園の順番待ちが長い(待機児童人数が多い)らしいですが、シンガポールはもっと激しいようです。 私の友人夫婦2組の話。

A家:夫婦ともシンガポール人。 夫:歯医者、妻:家族企業の2世経営者。 子供は3歳5カ月と1歳5カ月の2人。
B家:夫:フランス人バンカー、妻:元バンカー、現在専業主婦。 1歳の子供+来春2人目予定。

2組ともフルタイム(住み込み)のメイドを雇っています(シンガポールのメイド事情はこちら→『6家庭に1軒がメイドを雇う社会』)。 子供が2 - 3歳までは住み込みのメイドに任せ、2 - 3歳になったらPre-school(その名の通り小学校の前に通う幼稚園/保育園)に通わせるとのこと。

この順番待ちがすごい。
A家の場合、7月に生まれた子供を(2歳半から通わせるために)その年の9月にPre-schoolに申し込んだところ、すでに100人待ち。
B家の場合、12月に生まれた子供を(同じく2歳半から通わせるために)次の年の5月に申し込んだところ、300人待ち。

300人待ちってどのくらいの人がダブルブッキング(っていうのかな?)しているのかよくわかりませんが、待って入れるものなんでしょうか?

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6家庭に1軒がメイドを雇う社会

私たちのシンガポール人(中華系)友達は、夫婦の場合もれなく共働きで住み込みのメイドを雇っています(正式にはメイドは"Foreign Domestic Worker"といいますが、ここでは呼び親しんでいる"メイド"で統一)。

ある夫婦は旦那さんが歯医者さん、奥さんが家族企業(といっても大きい)の2世経営者なので平日は2人ともフルタイム勤務で、メイドが家事・育児を一手に引き受けています。
たまに、一緒にレストランで食事をするとき、2人の子ども(2歳と1歳)と一緒にメイドを連れてきて、私たちが食事をしている横でメイドが子どもの世話をしているので、どう反応したらいいものか悩みます。 欧米人カップルの場合、子どもの世話をメイドに頼んで2人だけで出てくるのでこのへんは感覚の違いでしょう・・・

シンガポールには15万人のメイドがいるとかで、6家庭に1軒の割合でメイドを雇っている計算になり、この制度なしに夫婦共働きを維持できない家庭も多いはず。
以下のような制度になっています(XpatXperience.comより)。

- メイドのほとんどは近隣諸国(フィリピンとインドネシアで9割を占める)からの出稼ぎ労働者。 フィリピン人メイドは英語が話せるのがメリット。
- 探し方はメイド斡旋業者に頼むのが一般的。(例:bestmaid.com.sg
- 外国人メイドの雇用主になるため、メイド用の労働ビザ取得、健康診断などを経て晴れてメイドが家にやってくることになる。 契約期間は通常2年。
- 未経験のメイドの場合、家事のやり方などは教えることになる。
- 住み込みで週6日勤務、日曜はオフのことが多い(法的規制はない)。 1年に1回母国への里帰り休暇と往復の航空券を雇用主負担で補助する。
- 月給はフィリピン人メイドの場合、S$350(約28,000円)、インドネシア人の場合、S$250(約20,000円)。 加えて、政府に外国人労働者雇用者税のS$345/月(約28,000円)を支払う(小さい子どもがいる家庭は税控除あり)。
- 住み込みメイドが嫌な人には「通い」の制度もあり。 住み込みが一般的であるため、シンガポールの2ベッドルーム以上のアパートにはもれなくメイド用の小部屋がついている。

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日豪ユーモア考

以前、友人に「結婚して一番大きなカルチャーショックは何だった?」と聞かれたのですが、答えは「ほとんどない」です。
留学時代に欧米人4人と家をシェアしていたので彼らの生活様式には慣れていましたし、朝食はご飯に味噌汁、という和食家庭だし。

唯一あるとすれば「ユーモアのセンスの違い」でしょうか。

オーストラリアはイギリスから来た移民が建国の祖となっているので、ユーモアのセンスはイギリスとかなり似ています。 イギリス人のユーモアのセンスはひと言で言うと「皮肉」、かなりブラックです。

オーストラリア的ユーモアの例をひとつ。
私が「オーストラリア人と結婚することになった」という報告を複数のオーストラリア人友達にしたときの反応。

"Are you sure you want to marry an aussie?"(本当にオーストラリア人と結婚したいわけ?)

"Oh, no... You've made a bad decision."(えー、判断間違えたねー)


これが、私がイタリア人やアメリカ人と結婚すると仮定してイタリア人やアメリカ人に報告した場合、こういう反応になるんじゃないでしょうかねー?(あくまで想像)
"Why not me???"(何でボクじゃないの?)

"Good choice of your husband!"(いい趣味してるね!)

"He is a lucky, lucky guy..."(彼はなんて運のいいやつだ・・・)


"You've made a bad decision."と"Good choice of your husband!"の違いは結構すごい(ちなみに本当に「判断間違えたね」と思っているわけではなく、ユーモアですからね、ユーモア)。

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シンガポールの少子化対策 - 政府の嘆きが聞こえる・・・

ガス料金の請求書に小冊子が同封されていました、タイトルは"MARRIAGE & PARENTHOOD PACKAGE"。 政府からのお知らせです。

日本の少子化問題も危機的状況ですが、シンガポールの出生率(女性1人あたりが一生に生む子供の数)は1.29人、中華系に限ると1.14人(2007年)。 人しか国力がないシンガポールにとって死活問題で、8月から施行された政府の緊急少子化対策を受けたもの。
AFPBB News:シンガポール、少子化対策予算を倍増
IPS:SINGAPORE:Population Decline - Enter the Matchmaker

同封されていた小冊子の中身はこんな情報でした(今回の施策では、それぞれ内容が拡充されています)。
*****************************************
■ GETTING MARRIED(結婚)
政府お墨付きのお見合いサービス。 さまざまなイベントやオンラインお見合いサービス(下の写真)など。
Social Development Service (SdS) LoveByte
LoveByte.jpg■ RAISING & CARING FOR CHILDREN(育児)
減税、働く母親の税控除額、出産ボーナス(現金で1 - 2人目はS$4,000、3 - 4人目はS$6,000)、保育所の増設、育児助成金

■ WORK-LIFE SUPPORT(仕事と子育て両立のサポート)
産休(有給)16週間(最初の8週間は雇用主が給与負担、次の8週間は政府が負担。 3人目からは政府が16週間分負担)
7歳以下の子どもがいる親は毎年6日間の育児休暇(有給)あり(最初の3日間は雇用主負担、次の3日間は政府負担)

■ HAVING CHILDREN(妊娠)
不妊治療を必要とするカップルは政府による治療費の補助あり
*****************************************
ちなみに、ほとんどの施策は「子どもがシンガポール人であること」が条件なので(産休除く)、私たちには適用されません・・・残念・・・

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他人の心は読めない

今日のタイトルの「他人」は、夫のことです。
ただし、

「どうせ私の気持ちなんてあなたにはわからないのよ、キー!!!」

みたいな痴話喧嘩チックなお話ではありません。

すっかり3日前の出来事になってしまいましたが、8月20日のブログで書いた通り、10kmマラソンを走ってきました。
スタートラインに並ぶ時まで気づかなかったのですが、続々と人が集まってきて何だかすごい人数です(スタート地点である橋の上に並ぶランナーたち↓。 距離によって開始時間は異なるので、この3倍くらいの人数の参加者がいた模様)。
SAFRA.jpg
スタート後1分くらいでさっさと私を置いて走り去る夫(予定通りなので、別にいいのです)。 あまりの暑さと湿度に悲鳴を上げ1km時点で「自己記録更新」から「景色を楽しむ」に目標を切り替えた私。

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キルギスタン出張で考えるQuality of Life

今週と来週の2週間、キルギスタンの首都Bishkek(ビシュケック)に出張です。
・・・といっても私の話ではなく、夫の話。

キルギスタンってどこよ???
・・・と2人でATLASを引っぱり出して調べました。 中国とカザフスタンとタジキスタンに囲まれた中央アジアの国のようです(次は「カザフスタンとタジキスタンってどこよ???」って感じでした)。
Kyrgyzstan_map.gif

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Diversify, diversify, diversify!

私が常々考えていたことを実践している人に会って、嬉しくなったのでご紹介を。

金融資産運用では異なるアセットクラスに分散投資することがリスクを低減するばかりか長期的なリターンの期待値を高めることは統計的に証明されています。

私が常々考えていたこととは、これは金融資産だけではなく人的資本(ヒューマンキャピタル)にも当てはまるのでないか?ということ。
簡単に言うと、夫婦を経済活動の一単位とすると、それぞれのベータ(β)が異なった方が家計全体のリスクヘッジになり期待リターンを高めるのではないか?ということ。

ベータ(β)とは市場変動に対する感応度のことで(市場の動きと完全に連動する場合が1、完全に相関性がない場合が-1)、株式市況の高不況の波をもろに受けるインベストメントバンカーなどはベータが高い職種と言えます。 Shellの戦略チームに勤める友人などは「原油高で儲かって儲かって仕方がない、戦略なんてあってもなくても変わらない」と豪語していましたが、こちらはコモディティ市場との相関性が高い職種です。

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"ハーバード流"夫婦円満の術

1年半ほど前、仕事で企業買収交渉を行っていました。
お相手は以前に興した会社をシンガポール、マレーシア、香港の3市場に上場させた経験を持つ百戦錬磨の華僑ビジネスマン(年齢的には私の父より上)、対する私は買収交渉は初めて、スケジュールの都合により一人で交渉の席につくことになりました。

そんな思い出しただけでも胃が痛くなるような交渉日の前日、何度も何度も読み返したのが『ハーバード流交渉術』(原作は『Getting to Yes』というMBAの"Negotiation Analysisのクラスの教科書でもあった名著中の名著です)。

買収交渉そのものはこの本のおかげもあってかうまくいき、手帳に抜き書きした本のエッセンスを今でもたまに読み返します。 このハーバード流交渉術、ビジネス上に留まらない人間関係の極意について多くの示唆が得られます。

結婚してから夫婦ぐるみでの付き合いが増え、夫婦関係の悩みについて相談されることも多くなりました。 夫婦は「究極の人間関係」。 喧嘩のほとんどはコミュニケーション不足、コミュニケーションのまずさによるところが多く、このハーバード流交渉術を知っていたら大分改善されるんじゃないの?というケースが多いので、少しご紹介します。

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ジョイントアカウント(共有名義口座)

ようやくIC(シンガポール市民とPR(永住権保持者)が持てるIDカード)が手に入ったので、早速Citibankでジョイントアカウント(共有名義口座)を開きました。

独身の人にとって、結婚後どうやって誰が家計のお金を管理するのかは興味の対象です。
私も結婚が決まってから周囲に聞いて回りました。
すると実にマチマチ・・・

共働き夫婦の場合、使途によってそれぞれの口座から分担しているケース(夫が家賃・水道光熱費、妻が食費・雑費など)、毎月それぞれ一定額を出し合い家計はそこから捻出して残額はノータッチというケース(だから「夫の正確なお給料の額を知らない」なんて人も)、など実にさまざま。

専業主婦の家庭では毎月一定額を夫が妻に生活費+お小遣いとして渡しているケース(なぜか私の周りには一般的と思われている妻が家計を握り夫にお小遣いを渡している家庭が見当たらず・・・)。

とにかく本当にマチマチのようで、(共働きの場合ですが)こんな調査結果が出ています(↓)。
webポプリ:共働きー家計管理は多様 理想の形 話し合いから

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夫を家事の部下にしない

世の中、ワークライフバランスですね。
新卒で就職した会社で1年目に土日含めて夏休み12日間取ろうとしたら、「帰ってきたら机はないと思え」くらい言われた記憶がありますが(めげずに12日間取って帰ってくると机はありました)、そんなことはもうないのでしょうか?

少し前に最近メディア頻出の小室淑恵さんの『キャリアも恋も手に入れる、あなたが輝く働き方』を読んで、はっと気づいたことがありました。

「夫を家事の部下にしない」

私は毎日料理レシピのブログを更新していたくらい料理をすることに慣れていたので、冷蔵庫にあるものを見て、足りない材料の買い物リストを作り、30分くらいで手際よく1品、2品作ることは朝飯前だったのです。

それに対し、結婚前はパスタ以外の料理をほとんどしたことがなかった夫は、料理になるとまさに私の部下状態。
メニューは私が決めるので和食、買い物はシンガポール明治屋(=ラベルは日本語がローマ字になっただけ)。参考にするレシピも私がネットで見つけた日本語レシピ(当然、夫には読めない)。

その結果、料理をする気満々だった夫は、私に言われた通りに動き、何ができあがるかはできあがってからのお楽しみ、という状態に。当然フラストレーションも溜まります。

「夫を家事の部下にしない」
この言葉に出会ってものすごーく反省しました。

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晩ご飯の話題

最近『ダーリンは外国人』を読み直していて、出てきた2人の晩ご飯のシーン。

トニー(著者の夫、アメリカ人):「大政奉還のときにさ〜」
さおり(著者):(心の中で)(晩ご飯のときくらいもう少し柔らかい話題はできんのか・・・?)

うちと同じ〜!と叫んでしまいました(大政奉還じゃなかったかも、あやふや、でも話題の種類としてはこんな感じ)。

最近我が家で一番ホットだった晩ご飯の話題はブラジルのアマゾンのジャングルで今まで下界と接触したことがない原住民の部族が発見された、というニュース(↓)。
BBCニュース:Indian tribe found in Brazil
indian_tribe.jpgアメリカ大統領選挙予備選でのヒラリーとオバマの一進一退もいちいち、「ヒラリーがニューハンプシャー取ったねー」と話題になり、今日のニュース(オバマが民主党候補に)は、わざわざMSN Messengerで知らせてきました。

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