5. 趣味・プライベート Archive
産まれました。
3月15日未明に3,660gの男の子が産まれました。
母子ともに健康です。
すでに自分の命より大事な我が子を前に、夫と共に寝られない日々が始まりました。
本当にたくさんの方に励ましと応援のメッセージを頂きありがとうございました。
ブログは追々、再開します。
まずは、ご報告とお礼まで。
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- March 16, 2010 7:25 PM
- 5. 趣味・プライベート | 家庭・育児
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ルーム・シェアのススメ
話題になったらしい『Chikirinの日記:就職氷河期 サイコー!』というエントリー。 私はあまり本筋ではない下記の部分にかなり同意です。
当面、若者はどんどん貧乏になるから、高い家賃が払えなくなっていやおうなくシェアハウスに住む人も多くなる。 ああいうところは、神経質すぎる人、清潔でないと生きていけない人、違う価値観の人と折り合えない人にはとてもつらい。
子供の頃から個室が当たり前で育った僕ちゃんは、このままではアジアでなんて絶対働けない。 でもお金がなくなるとそうはいかない。 いやでも住む場所を他人とシェアすることになる。 すると、性格がおおざっぱになり、雑多な環境にも慣れる。 そう、インドや中国でぐちゃぐちゃになりながら働くのに適した性格の人がいつのまにか増えるのだ。
留学時にハウス・シェアをしたことは今までやってよかったことTop 3に入るくらいなので、ルーム・シェア大推進派なのです、私。 欧米では若い人がシェアするのは当たり前なんだけど日本でもっと一般的になればいいのに。
私が留学したINSEADフランスキャンパスはパリの南60kmの森の中にあり、学生は近隣の村に家を借りてシェアし車通学するか、学校目前のアパートのワンルームを借りて徒歩通学するか、という選択がありました。
それまでひとり暮らしが快適で他人と(しかも外国人!)シェアをした経験がなかった私は、「気が合わない人だったらどうしよう? 夜中まで騒がれたり、超不潔だったら? 赤の他人の男と住むなんて・・・」とひたすら2ヵ月くらい悩みました、今となっては信じられないけど。
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- March 11, 2010 4:06 PM
- 5. 趣味・プライベート | 海外に住む
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Yummy Mummyたちの集い
シンガポールにいた頃、紀伊国屋にある日本の女性誌で唯一ビニールカバーがかかっていなかったのが光文社の30代主婦向けの『VERY』でした。 明らかに『VERY』的ではない私ですが、暇つぶしに社会勉強によくペラペラと立ち読みしていました。
幼稚園の送り迎え時の服、義理ママとお出かけ時の服、旦那とのデート服、と1人何役もこなさなければいけないらしく「ひゃー、こんなに気を使わなきゃいけないなんて大変そう〜」と思っていたのですが・・・
参考:女性雑誌『VERY』ににみる幸福な専業主婦像
イギリスで憧れのママ像を現す言葉として圧倒的によく聞く言葉が"Yummy Mummy"。
「出産後も身体のラインから美貌から崩さず、育児・生活やつれも表に見せず、女性としてもますます魅力的なママ」なイメージで、日本の「良妻賢母」「大人カワイイ」とは異なり、「母になってもセクシー」ってのがポイント。
おそらくハリウッド女優からきていて、去年のYummy Mummyランキングのトップはアンジェリーナ・ジョリーでした。
MTV : Angelina Jolie Named Top Yummy Mummy

1. Angelina Jolie
2. Halle Berry
3. Reese Witherspoon
4. Kate Winslet
5. Jennifer Garner
6. Katie Holmes
7. Gwyneth Paltrow
8. Cate Blanchett
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- March 10, 2010 12:21 PM
- 5. 趣味・プライベート | 家庭・育児
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英語で聞いてみる階級の違い
イギリスに住むと言ったとき、アメリカ人やオーストラリア人に「あんな階級社会・・・」とよく言われました。 移民でできた新しい国は階級がないことを出発点としているので(もちろんその後、経済格差による格差はできるのだが)反発心も強いんでしょう・・・ と思いつつ、イギリスには今年初頭に引っ越す前に10回くらい来たことがあったのに(→『Back to London-on-Thames』)、階級社会ってどういうものなのかいまいち肌身でわかりませんでした。
ロンドンに引っ越してきて2ヵ月、ようやく何〜となくわかってきました。 着ている服が違う、行くスーパーが違う、住む場所が違う、住む家のタイプが違う、読む新聞が違う、そして何と言っても話す英語が全っ然違う!
以下、『小林恭子の英国メディア・ウォッチ』より階級の内訳と特徴です。
上流: 貴族、紳士階級、土地所有者など。先祖代々の土地や資産を受け継ぎ、国内で最も裕福な層。 BBCのアナウンサーなどが使う発音で英語を話し、パブリック・スクールで教育を受ける。 狩猟、乗馬などを楽しむ。ビジネスを嫌悪する傾向も。
上・中流: 教育程度の高い家庭出身で自分自身も良い教育を受けた層。アッパークラスの発音や生活様式を模倣しようとする。 弁護士、医者、軍隊幹部、学者、官僚、株式ブローカーなど。 文化的リーダーシップを取る。
中・中級: 上の階級よりは教育程度がやや低いブルジョアジー。 地元企業の経営者、大企業の中間管理職など。 BBC英語に少々地元のアクセントを入れて話す場合もある。
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- March 9, 2010 11:53 AM
- 4. 教養・知識 | 5. 趣味・プライベート | 海外に住む | 英語・外国語
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出産・育児は2人でするもの
昨日の続き。
Antenatal class(出産前クラス)で感心したこと、2つめ。
イギリスでは母親だけを対象にしたクラスは「母乳セッション」というのがあるだけで、あとは基本的にパートナーと参加します。 私たちが行ったのは、日曜・月曜の2日間クラスと土曜の半日クラスでしたが、有休を取らなければいけない月曜も含め、全カップル、パートナーとともに参加。 私の夫はantenatal classに参加するために同僚が2週間している出張を1人、1週間で切り上げて帰ってきました(当然の権利ということで認められています)。
そこで男性陣はたーっぷりと「出産と育児は2人でするものなのよ!!! あなたは観客じゃないのよ!」と教え込まれるのです。
パートナー(たいてい父親なのでこう書くが、NCTのクラスでは"birth supporter"と呼ばれていた。 シングルマザーなどパートナーがいない人もいるので)がやることは結構多い。
- 入院に備え病院用バッグに必要なものを詰める。 赤ちゃんが産まれた後で、助産婦に「はい、服出して」と言われて手渡すなど全部パートナーの仕事。
- 昨日書いた"Birth Plan"とインフォームド・コンセントの質問リストを手元に、自分たちの望むお産になるよう母親の代弁者になる。
- 陣痛が始まったら、呼吸を助け、マッサージをし、陣痛の間隔と長さをはかり病院に連絡する(クラスではこのマッサージの練習もした)。
- 長丁場の陣痛の間、母親に水分補給と栄養補給をする(父親にとっても長丁場になるため、陣痛初期の頃は父親は起きていずに睡眠を取っておくように、というアドバイスも)。
- 後産中や赤ちゃんが産まれた後の母親への医療処置中、生まれた直後の赤ちゃんを抱くのはパートナーの仕事。
そして産後はpaternity leave(父親の育休)中、一手に家事を引き受けるのはもちろんのこと、オムツ替え、お風呂入れ、ミルクを哺乳瓶で飲ませる、など山のように仕事が・・・
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- February 25, 2010 10:49 AM
- 5. 趣味・プライベート | 家庭・育児
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人生をスローダウンする - 2
昨日の続き。
私も下手したらDaphneのようになる危険性があったかも、と思います。 もちろん私はエンタメ業界の弁護士のような華やかなキャリアはないし、産後3日で仕事復帰しようとも思ってなかったけど。
その代わり、年初に10年計画と年間計画を立て、毎月の計画も立てていて、To Doリストを着々とこなしていくことに喜びを覚えるタイプです(→『幸せはバランスの上に』)。
妊娠してからも経過はすこぶる順調で、初期につわりがほとんどなかったというラッキーも重なり、8月にボルネオ、10月に日本、11月にロンドン、12月にメルボルン、1月にシンガポールからロンドン引越し、と毎月のように飛び回ってました。 引越し直前まで仕事して、(まだ決めてなかったけど)何となく産後3, 4ヵ月で仕事再開かなー、と思ってたし。
しかーし、そのまま順調にはいかなかった。 ロンドンに着いてからも引越し手続きでロンドン中を歩き回っていたら、体が悲鳴をあげました(注)。 すでに妊娠9ヵ月の私を人生初の腰痛が襲い(胎児のポジションが腰痛を起こしやすいポジションだった)、日を追うごとに歩けなくなりました。
特に、サービスアパートから家に移り、船便の家具を待つまでの1ヵ月間は最悪(しかも家に移った途端、夫が出張に出てしまったので、私ひとりに)。
(注)妊娠9ヵ月での海外引越しは無謀だ、とさまざまな方面から言われて私もそう思っていたのですが、また別の家庭の事情でこの時期にならざるをえなかったのでした・・・
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- February 23, 2010 11:24 AM
- 5. 趣味・プライベート | 6. 健康・美容 | 家庭・育児
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人生をスローダウンする - 1
知ってる方もいると思いますが、私、現在臨月の妊婦です。
今週後半からは37週でいわゆる「正期産」、いよいよいつ産まれてもいい期間に突入します。 ふーーー、ここまで長かった~~~
最近あまりにも身体的に大変で思うところがあったのですが、まずは最近読んで気に入ったTracy Hoggの育児書『Secrets of the Baby Whisperer』(邦訳:『赤ちゃん語がわかる魔法の育児書』
)から一部引用。 イギリスではGina Fordの『The New Contented Little Baby Book』
(邦訳:『カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』
)と並び、ママ(to be)は全員読んでいる本(以下、長いので適当に端折って訳してます)。
アメリカで何百もの赤ちゃんのベビーシッターをしたTracyが出会った2人のママConnieとDaphneの話。 2人ともパワフルで自分のビジネスを持つビジネス・ウーマン。
■ Connie
35歳のインテリアデザイナー。 計画的に物事を行う性格で妊娠後期までに赤ちゃんの部屋の準備完了。 予定日前にスープ・シチューなど、温めるだけで済む料理をたくさん作って冷凍庫をいっぱいに。 クライアント全員に電話し、今後2ヵ月間は緊急時には、彼女以外の誰かが対応することを連絡した。
娘Annabelleが生まれた直後から、彼女の母・祖母・妹ら家族全員が協力して料理や用事を担当した。 そのため、彼女は1日中ベッドの中で過ごし、たっぷりと時間を取って母乳をあげ、娘Annabelleを知ることに時間を費やした。 彼女の母親が帰った後も、冷凍庫にたっぷり備えてあった料理を食べ、温める気力もないときはデリバリーをオーダーした。
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- February 22, 2010 11:50 AM
- 5. 趣味・プライベート | 家庭・育児
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雪とエアコン
今朝起きると窓の外は一面の雪景色。
久しぶりに見る雪に「わー♪」と歓声をあげる私。
同じく歓声をあげる(雪が降る国に住んだことのない)夫。
雪見て喜ぶのも今日が最後かもしれないので(笑)、写真を貼っておきます。
先週から大寒波の到来しているヨーロッパ。
ロンドンは30年ぶりの大雪だとかで「ロンドン寒いよ、寒いよ~」とさんざん脅されて来たのですが、よくよく考えると私は過去10年の間に、トロント、フランス・パリ郊外、モスクワと3回も冬はマイナス10 - 20℃になる場所で冬を越したので、そんなに珍しくもない寒さだったのでした(一番寒かったのはモスクワで経験したマイナス27℃かな?)。
なお経験上、マイナス10℃までは防寒対策をすれば外を出歩けます(モスクワでも冬、ガンガン散歩していた)。 マイナス10℃以下になると、頭痛がしてくるのでちと厳しい。
また、防寒対策の基本は、
1. 重ね着
2. 隙間を作らない
です。 服が足らないので買わねば・・・
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- January 13, 2010 7:15 PM
- 5. 趣味・プライベート | 海外に住む
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誰でもアメリカ人になれるアメリカ
年末のThe Economistのクリスマス特集(2週合併号)は面白い記事がたくさんありました。 今日はその中からひとつ(→こちら)。
"A Ponzi scheme that works"というタイトルがまず洒落ている。 "Ponzi scheme"とは「ねずみ講」という日本語訳が当てられることが多いですが、小額の資金を元手に次々と投資家を集め、運用したリターンではなく次に集める投資家からの資金から支払う(従っていつかは破綻が約束されている)金融詐欺の手法。 去年のナスダック元会長マドフの巨額詐欺事件でまたホットな用語となりました。
この記事は金融詐欺の話ではなく、「アメリカとは外からの資金・労働者・頭脳の絶え間ない輸入に頼っている、本当に機能する"Ponze scheme"だ」という意味を込めたアメリカへの移民に関する記事。
私も去年は2つの調査結果に驚きました。
ひとつめは『他国へ移住したい人は全世界で7億人』に書いた米ギャロップ社による調査。 アメリカへ移住したい人が約1億6,500万人と2位以下を大幅に引き離し断トツの1位。
ふたつめはFuture Brand社によるCountry Brand Index。 こちらは旅行・観光分野における国のブランド力を評価したもので、こちらもアメリカが1位。
そんなに好かれている国だったとは・・・ 最近極めてイメージが好転したのはオバマの力も大きいと思いますが。
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- January 5, 2010 2:49 PM
- 4. 教養・知識 | 5. 趣味・プライベート | 時事 | 海外に住む
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20、30、50年後を想像しながら動く
新年明けましておめでとうございます。 昨日メルボルンから帰ってきました。
今年は場所をシンガポールからロンドンに替えて、このブログは続きます。
シンガポールでは2008年9月のリーマン・ショックから2009年前半が景況感最悪で、後半はすっかり不況を脱した感があります。 二番底の懸念もされていますが、巷に深刻に心配している人はいないような・・・
オーストラリアも金融危機の悪影響が先進国の中で最もマイルドだったこともあり、のんびりしたものです。
2008年6月というリーマン・ショック前に始めたこのブログ、そのわずかな間に、日本を覆う空気はものすごく変わってしまった(悪化した)気がします。 仕事は日本と関係がなく、あまり日本に帰らないので、ブログなどを通じて間接的に感じているだけですが。
特に去年は「日本を脱出する・しない」論がブログ界で活発になり、実際にシンガポールに移住してくる人の話を頻繁に耳にするようになりました(名前は出しませんが、誰でも知ってるような私企業の社長など)。
そして、つい最近、城繁幸さんのブログの『海外脱出の覚悟』というエントリーのコメント欄に、このブログが「海外流出組のブログ」としてリンクされているのを見て笑ってしまった。 私が海外に住んでいるのはちっとも「日本脱出」が目的じゃないですから・・・
今の世界、少子高齢化が進む先進国で生きるのは日本じゃなくてもどこの国でもそれなりに大変です(→『「老後」がなくなる日』)。 荒波を乗り切るには人生のパートナーがいた方が心強いです。 私は人生を一緒に生きたいと思った人が日本人ではなかったため、チームとしてのパフォーマンスを最大化できる場所・今のライフステージにベストだと思う場所が日本ではない、ただそれだけです。 もちろん、いろいろな場所に住んで見・聞き・経験したいというポジティブな理由も大きいです(→『"世界級"でいることに何の意味があるのか?』)。
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- January 4, 2010 10:00 AM
- 5. 趣味・プライベート | 海外に住む
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太陽の恵みをシンプルに味わう
今回のメルボルンの帰省は12日間。
こんなにいても毎日することはないのですが、ひとつ帰省のすごいインセンティブがあります。 それは義父母の料理がバツグンにうまいこと!
義母は昔コルドン・ブルーでディプロマを取ったという料理の腕前なのでめちゃくちゃ料理が上手、というのは前から知っていたのですが、義父(→こちらに登場)が会うたびにスキルアップしていくのに驚いています。 今回は毎日ランチとディナーは義父担当で私たちはもっぱら食べる方専門。
彼の料理は「地元で取れる新鮮で質のいい食材と庭で取れるハーブをたっぷりと使って、料理自体は素材の風味を活かしてシンプルに仕上げる。 仕上げも良質のオリーブオイルと塩・胡椒でシンプルに」というもの(右写真はある日のディナー。 野菜をグリルしオリーブオイルで和えたサラダ、胡椒だけで焼いたステーキ、ポテトグラタン)。
このスタイルは、(食が不味い不味いと言われながらも過去10年に素晴らしい改善を果たした)イギリスで人気ですが、オーストラリアの方がピッタリ。 浴びている太陽の量が違うのでしょう、ちゃんとしたマーケット(もっぱら行くのはQueen Victoria Market)では風味豊かでとびきりフレッシュな食材が安価に手に入ります。 特に私の大好きなフルーツが笑っちゃうくらい安いのが素晴らしい!
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- December 28, 2009 7:39 PM
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Our Big Fat Croatian Christmas
1年中で最も大事な家族行事のクリスマス・ディナー。 夫の実家では、毎年親戚一同で集まるのですが、「親戚」にどこまで含めるかがビミョー・・・な上に、大家族になると必ず問題児が現れ、数年に1度はソープオペラ(昼メロ)のようなドラマが繰り広げられるのだそう・・・
今年は義妹(夫の妹)が婚約したので、義妹のフィアンセIの実家に招かれました。
彼はクロアチア系オーストラリア人。 本人はオーストラリア生まれですが、両親はクロアチア移民1世。 生粋のクロアチア文化を守っていて、叔父・叔母・弟夫婦とその子供も含めた7人の大所帯で暮らしており、さまざまな映画のようなドタバタ話を聞いていたので、だいぶ前からとーっても楽しみにしていた私。
祝日なのにラッシュアワーかというほどの渋滞を抜け(それぞれのクリスマス・ディナーに向かう車で大混雑)、Iの実家にたどり着くと、庭で待っていたものはロティスリーで焼かれる2羽のターキー。 店じゃなくて自宅に本格的なロティスリーを持っている人を初めて見た私。 タ・タダ者ではないグルメだ・・・ 一気に興奮が高まります。
そして紹介された家族は・・・ "My Big Fat Greek Wedding"(邦題:マイ・ビッグ・ファット・ウェディング)という映画をご覧になったことありますか? あの家族とそっくり。
スーパー・フレンドリー、すごいアクセントの英語でよくしゃべり、よく食べよく笑う、本当に映画に出てきそうな南ヨーロッパ人。
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- December 26, 2009 8:21 AM
- 5. 趣味・プライベート | 6. 健康・美容 | 7. 心・精神 | 家庭・育児 | 文化・アイデンティティー | 美食・グルメ
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オーストラリア的クリスマス・イブ
メリー・クリスマス!
夫の実家であるメルボルンに里帰りしています。
キリスト教徒は家族で過ごすクリスマス。
1年で最大の行事である家族・親戚が集まるクリスマス・ディナーはイギリス系の国ではChristmas Day(25日)のお昼です(大陸ヨーロッパではクリスマス・イブの夜らしい)。
クリスマス・イブ(24日)の昨日は祝日ではないのですが、みなお昼でいそいそと仕事を切り上げて駆け込みクリスマス・ショッピングをし、翌日のディナーの用意やプレゼントのラッピングをするため家路に急ぎます。 ショップやレストランも早々と店じまい・・・
そしてクリスマス・イブの最大のイベントが"Carols By Candlelight"。
人気歌手がクリスマスのスタンダード・ナンバーを歌うチャリティーの野外コンサート。 メルボルンで始まり、現在ではシドニー、ブリスベン、パース、アデレードなど各都市で同様のイベントが実施されているそうです。
GO 豪 メルボルン:「Carols by Candlelight」クリスマス・イブに開催!
日本で大晦日にTVの前に家族で集まり紅白歌合戦を観るように、オーストラリアではクリスマス・イブに"Carols By Candlelight"を観ます。 「彼女、ちょっと老けた?」「誰、これ?」と、家族でやいのやいのと言いながらだらだらと観るところは本当にそっくり。
今年は義母がチケットを買ってくれていたのですが、私たちが到着した23日は36℃だったのに、昨日は16℃に気温が下がるという、「1日の中に四季がある」メルボルンぶりを発揮し、冷たい雨まで降り出したので、結局家で鑑賞することにしました。
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- December 25, 2009 5:48 PM
- 5. 趣味・プライベート | 7. 心・精神 | 家庭・育児 | 文化・アイデンティティー
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海外日本人をデータで見る
前にちょこっと書いたけど(→『若いアジア』)、私は統計大好きです。 ちょっと前のisologueの『データを見ない人々』というエントリーに、
日本の99%くらいの人は、おそらくほとんどデータを見ずに(「観念的」に)仕事や生活をしてるはず
とあったので、「ひょえーー」と仰天したのですが、根拠を示さない観念的な話を聞くと「うーん、データで示してよね」と思ってしまいます。 統計は恣意的な使い方もできるし、統計で嘘をつくことも簡単だけど、そういうところも含めて面白い。
今日は私の好きな統計のひとつ、外務省の海外在留邦人数調査統計をご紹介。
「どんな国・都市にどんな日本人がいるの?」ってことが手にとるようにわかる(?)すぐれもの。 3カ月以上海外に在留する場合に届出が義務づけられている在留届を基にしているので、日本国籍を持つ外国の長期滞在者と永住者が対象。
ところでこの「在留届」、今はオンラインで届け出られるようになり、私はマメに届け出ているのですが、夫がオーストラリア領事館に出している気配はなし、制度がないのかも。 ひょっとして外務省(& 日本人)ってすごくマメ???
海外在留邦人とひとことで言えど、そのプロフィール(性別、職業、家族帯同状況など)は国によって都市によって全然違うのですな。 次に、シンガポール・イギリス・アメリカ 3ヵ国の海外日本人の性別と職業を円グラフにしてみました(暇だな、私・・・)。 この3ヵ国はこのブログのアクセスが多い3ヵ国です。
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- December 17, 2009 11:34 AM
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二重兵役の義務
ある人によると「世界一簡単に永住権(Permanent Residency)が取得できる国」(*1)であるシンガポール、私の周りにも永住権保持者(Singapore PR)がうようよいます(*2)。 現在、シンガポールの人口が約500万人、うち市民が320万人(64%)、PRが53万人(11%)、残りが外国人なのでどれだけ外国人の多い街かわかることでしょう(Statistics Singapore)。
*1・・・どこの国でもそうだけど、その国に留学するのは長期滞在→永住への最も近道(血縁関係がない場合)。 INSEADの場合、1)2ヵ月 x 5ターム = 10ヵ月間のプログラム中、3ターム(= 6ヵ月)をシンガポールキャンパスで過ごすこと、2)シンガポールキャンパスで卒業すること、の2つを満たし、卒業後シンガポール内で職を見つけると永住権申請資格があります(2004年時点)。 夫はこの方法でPRを取得し、私はPRの配偶者としてPR取得しました(→『シンガポール永住権取得!』)。
*2・・・日本人永住者は意外と少なく、在留邦人25,969人中、永住者は1,352人のみ(外務省 海外在留邦人数統計 平成20年速報版)。 民間企業関係者が多く、2 - 5年で帰る人が多いため、と思われます。
永住権はワーク・パーミット・ホルダー(シンガポールではEmployment Pass)と異なり市民に準じるような利点(ベネフィットについては下記リンク参照)も多いですが、一方で義務も生じます。
Singapore Permanent Residence - Benefits and Drawbacks
シンガポールPRの間で最もよく出るトピックが「第二世代PRに課せられるNational Service(兵役)の義務」。
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- December 16, 2009 2:01 PM
- 5. 趣味・プライベート | 海外に住む
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年の瀬ですが・・・
年の瀬ですね・・・ 季節を感じることのない常夏シンガポールでも年の瀬になると妙に焦ってしまうのは日本人だからでしょうか・・・?
夫婦お互いの母国ではない第3国に住むのを結構気に入っている私ですが、自分の文化の季節のイベントや伝統の行事が全く盛り上がらない、というのがネックです(→『多民族国家の祝日の過ごし方』)。
今、街中ではもちろん商魂たくましくクリスマス・イルミネーションでいっぱいですが、まあ風情はゼロです(暑いってのも風情を感じさせないのかもしれない、というと、「クリスマスは夏のものだ」という南半球出身の夫が怒るが)。 やっぱり中華の国なので街中が一番盛り上がるのは中国正月、次いで中秋節。
私が実家に住んでいた頃は、家に帰って玄関のドアを開けると靴箱の上のスペースに必ず季節の飾り付けがしてありました。 それを見て「ああ、もうすぐ雛祭りだなー」とか感じ、雛祭りにはちらし寿司を食べ、端午の節句には柏餅とちまきを食べたものです。
私もそうしようと決心していたのに親元を離れてひとり暮らし時代はそんな面倒なことするわけもなく(笑)、結婚してからも全くしていません。 シンガポールには明治屋と伊勢丹スコッツという品揃えバツグンの日本食スーパーがあるので、買おうと思えばいくらでも買えるのに・・・
去年の大晦日に年越しそばを食べて、今年のお正月にお雑煮をつくったのが、最初で最後でした・・・
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- December 11, 2009 11:58 AM
- 5. 趣味・プライベート | 7. 心・精神 | 家庭・育児 | 文化・アイデンティティー | 海外に住む
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外国人お部屋探しの高い高い壁
今回、1週間ひょいっとロンドンへ飛び、10件あまり物件を見て回って帰ってきてメールや電話で賃貸契約の手続きをしながらふと思ったのですが、これって外国人が日本で同じことやろうと思ってもきっと無理ですよね・・・(日本語ペラペラ、言語の壁はないと仮定)。
初めの壁はズバリ「外国人お断り」の大家さんが多いこと。
ロンドンではまああり得ない。 私たち「何人か?」って聞かれなかった気がするし。 もちろん、「なぜロンドンに来るのか?」(→職を持っていることの確認)、「何の仕事をしているのか?」(→支払い能力の推察)は聞かれました。
そして思い出すのが、私がモスクワに長期出張していた時に東京のアパートを解約せずに行ったときのこと。
東京のアパートは1 - 2ヵ月に1回(3 - 4日)という頻度で戻ってくるという空き家状態でした。 その頃INSEAD後輩のタイ人(日本語ペラペラ)がどうしても日本で働きたくて東京で超薄給の職を見つけ、とにかく安く住めるところを探していたので、私がいない間、住まわせてあげることに。 大家さん(80代夫婦)が隣の家に住んでいたのですが、一時帰国中に説明に行く暇がないまま、タイ人の彼女に合鍵を渡し再びモスクワへ出てしまった私が悪かった。
数日後、私は実家の母親から未明の電話で起こされ「外国人がアパートに居座っていたので、(大家さんから連絡を受けた)不動産屋が追い出し合鍵を取り上げた」ことを知らされたのでした。 大家さんに説明しなかった私が悪いんだけど、彼女、日本語は堪能なので状況説明したはず。 もしこれが日本人だったら追い出すまでするかなー・・・?
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- December 9, 2009 1:23 PM
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妊娠・出産の心得11カ条
Twitter上でお知らせしたら、意外に多くのRTがついたので(RTとは他人のつぶやきを自分のフォロワーに広めることができるもの)、ブログでもお知らせ。
友達の友達の産婦人科医 宋 美玄さんが本を出版しました、『産科女医からの大切なお願い - 妊娠・出産の心得11ヵ条』。
実はこれ、去年の秋に自身のブログ『LUPOの地球ぶらぶら紀行』に『妊娠の心得11か条』として載せたところ、ネットニュース(→1, 2)になるなど大反響を呼び、講演の依頼がきたので講演したところ講演に来ていた出版社の人から声がかかったとのこと(私も去年ブログで読んだので、当時妊娠していた友達に転送しました)。
まずは11ヵ条をどうぞ。

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- December 7, 2009 9:53 AM
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大英帝国の末裔ビザ
結構よく「どういうVISAでイギリスに行くのか?」と聞かれるので書いておきます。 海外で働こうとすると、避けて通れない問題ですものね、VISA。
ただし、ほとんどの日本人には全く関係ないVISAですし、外国で永住権を取ろうと苦労している人からは刺されそうな内容ですが・・・
もともと、夫の会社で転勤という形なので、夫の会社がスポンサーとなり労働許可付VISAはおりるのですが、この方法は会社にとっても高コスト(*1)だし、本人にとっても転職が容易ではない(*2)ので、違うVISAで行くことにしました。
*1・・・なぜ同じような人材がイギリス国内で雇用できないのか、EEA欧州経済圏に適格者がいないことを証明するために求人広告を出す必要がある、などコストがかかる。 会社ごとにスポンサーできる人員の上限もあるはず。
*2・・・スポンサーである会社あってのVISAなので、転職の場合はスポンサーとなってくれる企業を探す必要があり、労働許可証を必要としないEU出身者と比べ不利となる。
この「違うVISA」とは"UK Ancestry Visa"と言う、
1. The Commonwealth(イギリス連邦)の市民
2. 祖父母のうち1人がイギリス国籍を持っている/持っていた
という条件を満たしていれば、「イギリス人を祖先に持つ」とみなされ、「血縁関係を証明」でき、「イギリスで働く気」があれば(職の内定はなくてもよい)、5年有効の労働許可付VISAがおりてしまうという、トランプのジョーカーみたいなもの(5年経つと自動的に永住権申請資格がある)。
The Commonwealthとは大英帝国の植民地だった国が独立後も緩やかな連合体を形成している仲良しクラブ(加盟国:カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカなど)のことですが、単に集まってクリケットして遊んでるだけじゃなくて、実質的なメリットもあったのね・・・
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- December 4, 2009 11:02 AM
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日・星・英 不動産屋考
昨晩シンガポールに帰宅。
見事に時差調整に失敗し、激しく時差ボケ中・・・
クリスマス前のロンドンを満喫する余裕も全くなく、物件巡りに明け暮れてしまったのですが、不動産屋って面白いビジネスですねー
いろいろな都市に住んだことがあるわりには、本気で家探し(賃貸物件)をしたことがあるのは、東京、シンガポール、ロンドンで各1回ずつだけ(あとの街は会社の借り上げマンションやサービスアパート、すでにハウスメイトが見つけた家に入るだけ、などだった)。 以下、非常に限られた経験しか持っていない私の独断と偏見に基づく各国不動産屋事情の考察。
良い不動産屋さんに出会えることが、効率の良い物件探しの第一歩であることはどこの都市でも一緒。 ただし、各国によって不動産屋のインセンティブ(報酬)の源泉が違うので、それを知る必要があります。
1. 東京
大家さんから直接委託された元付不動産屋が複数の不動産屋と物件情報を分け合っている場合、仲介手数料(契約者が支払う)は元付店と契約者側の客付店とが折半する形が一般的だと思います。 この場合、契約者側の客付店は契約者が満足して合意しないと一銭も収入になりません。
うかうかしていると同じ物件を他の客付店に契約成立されてしまうかもしれないので、客側に立って一生懸命になる不動産屋も比較的多いような気がします(もちろん強引に申し込みを勧めたり、そこはそれぞれ)。
探し方は、最近はネットで探す人も多いと思いますが、やっぱり駅を中心に生活圏ができあがる東京では希望エリアの駅前の不動産屋に直接飛び込むっていう人が多いのでは?
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- December 3, 2009 4:53 PM
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家探しでわかる都市政策
ロンドン家探しの旅も今日が最終日。
あーーー、疲れたーーー!!!
東京やシンガポールでの家探しの比ではないくらい疲れたのは、慣れてないからなのか・・・?
いや、とにかく治安のいい場所と悪い場所が同じエリアに混在していて、あらゆる人に口を酸っぱくしてアドバイスされた「同じ地区でも、通りが1つ違っただけで雰囲気も治安もがらりと変わる」「治安のいい場所と悪い場所がパッチワーク状に混じっている」がもろにその通りで、実際物件まで見に行ってみないと本当にどんなところかわからないからなのです。
なぜこういう事態が起こるかというと、国の都市開発政策が影響しています。
非常に興味深いので、同じく多民族社会であるシンガポールとパリと比較してみます。
1. シンガポール
多民族国家であるシンガポールでは、民族別の居住エリアを作らせないために、国民の80%が住む公団には民族ごと(中国系、インド系、マレー系)に(人口上の民族構成に従い)入居の割合上限が決められています(→『多民族共生の実験場』)。 この政策は非常に功を奏し、一般に治安は非常に良いです。
ただし、1965年に誕生した新しい国家の一からの建国政策であり、人民行動党(PAP)の一党独裁のもと実施されており、また欧州各国のような福祉はなく、外国人は労働力として受け入れているだけで難民などは受け入れていないので、単純に素晴らしい政策だと持ち上げることはできません。
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- December 1, 2009 6:50 PM
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成熟国からの視点
来年早々のロンドン引越しのため(→『ロンドンに引っ越します』)、家探しetc.のためにロンドンに来ています。
「次はロンドンからの視点を楽しみにしています!」というエールをたくさんもらったので、引っ越すにあたって、このブログ的な抱負を。
古今東西、国や文明というのは揺籃期→成長期→成熟期→衰退期といった栄枯盛衰を繰り返してきました。 もちろんこのサイクルを一直線にたどるわけではなく、中国のように栄華を極めた後、しばらく衰退したと思ったらまた復活してきた国があるかと思えば、ポルトガルやアルゼンチンのように果たして復活することがあるのか不透明な国もあります。
残念ながら人間の一生は国の栄枯盛衰のサイクルより短いので、生きている一生の間に国がどの過程にあるかというのは、国民のメンタリティに大きな影響を与える・・・というのは言わずもがな、ですね・・・
私はシンガポールという成長期からそろそろ成熟期に差しかかろうかという若い国(青年国)にいて、「そうそう、若い頃は私もそうだったよ」とまるで老人のような心境になることがありました。
例えば、経済成長のための開発を優先させて歴史的建造物を壊してしまうところとか(→詳しくは『無知な外国人の赤っ恥』)。
実際は、日本の高度経済成長期はリアルタイムで生きていないし、バブルの記憶すらほとんどないのですが、やっぱりこの「成長・成熟期を終えてしまい老いを迎えた人」のような心境って育ってきた環境により体にすり込まれているのかもしれません。
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- November 27, 2009 3:19 PM
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疾走するシンガポール
もともといわゆる観光は好きではない上に、シンガポールはたいした観光資源がないのでちゃんと観光したことがないのですが、「シンガポールを去る前にDuckTourに乗りたい!」と夫が言うので、あきれながらも先週末付き合ってあげた優しい私。
こういう(→)風貌で陸の上を走ってたかと思うと、そのまま水の中にも入ってクルーズできちゃう、というアホっぽい子供っぽいコンセプトの水陸両用車でシンガポールのマリーナ・エリアを海から観覧できます。
一応、シンガポール・フライヤー(世界最大の観覧車)、F1シンガポール・グランプリ会場、エスプラナード(ドリアン型のコンサート会場)、金融街のビル群、世界3大がっかりの1つマーライオン、etc.シンガポールの見どころをツアーというのがウリなのですが、普段見慣れていてあまり興味がないので、私たちの関心の矛先は来春オープンするカジノ・リゾートの建設現場に集中。
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- November 20, 2009 12:43 PM
- 5. 趣味・プライベート | バカンス | 写真・アート
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ロンドンに引っ越します。
昨日の話の続きで「世界の他の場所も見てみたいから」というわけではありませんが、年始早々ロンドンに引っ越します(それまでに何事もなければ)。
キャリアが「やりたいこと」と「できること」の交差するところだとすると、住む場所も「住みたい場所」と「(現実的に)住める場所」の交差する場所。
単純に好き嫌いだけだと、私の理想(妄想)はこんなとこ(①)。
- 文化度が高い落ち着いた街並み(低いビル)
- 公共交通(& 自転車)が発達していて車のいらない生活
- 街中に路地が多く、シャレたカフェ、隠れ家レストラン、個性的なセレクトショップ、ギャラリーなど街歩きが楽しい
- 食料品の買い物は商店街やファーマーズマーケットで新鮮な野菜を調達
- はっきりとした四季のある気候
- 食べ物が美味しい
- 国宝級展示物が並ぶ美術館からストリートアートやアングラ演劇まで文化が育つ街の空気
- 大きすぎず小さすぎない手ごろなサイズの街
・・・・・
端的には、パリ(フランス)と京都が世界で一番好きな街。
実際には、これに現実の壁がはだかります(②)。
- 2人とも仕事ができるレベルの言語は英語だけ(→英語圏)
- 仕事のオポチュニティーが十分にあることが必要(→大都市)
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- November 19, 2009 10:52 AM
- 5. 趣味・プライベート | 8. お知らせ | 海外に住む
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はたらけ シンガポール
今日はこのブログも情報収集のために活用しながら見事、シンガポールで職を見つけ1月から新生活を始める本間さんのお話(『渡辺千賀のはたらけシリコンバレー』風にお届けします)。
本間さんと言えば『世界級ライフスタイルのための婚活』に登場したご夫婦(JTPAツアーでシリコンバレーで出会う)の奥さまの方です。
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JTPAシリコンバレーツアーに参加して以来、「30歳までに日本以外の国で働きたい」と思っていた。 ツアー中に会って、性格も夢も近い旦那さんと結婚したのが2008年9月。 2009年5月には『第2回 世界級ライフスタイルをつくる会@シンガポール』参加ついでに旦那さんとともにシンガポールを視察。 暮らしやすそうなシンガポールの環境に「ここだ!」と確信した。
帰国後、シンガポールの大手日系人材紹介会社の登録会兼相談会に参加し、シンガポールの仕事状況について話を聞きに行った。 事務職の給料はSGD2,500からなのに、家は安くてSGD1,500(=約10万円)からと聞いて、シンガポールの家賃の高さにびっくり(後に、もっと安い賃貸もあるとわかって一安心)。 さらに希望する出版関連の仕事はほとんどない!という現実を突きつけられて、「シンガポールで働くなら営業事務や一般事務で手を打つしかないのかな・・・」と、意気消沈。 いちおう人材紹介会社への登録だけはしておいた。
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- November 12, 2009 11:15 AM
- 2. ビジネス・キャリア | 5. 趣味・プライベート | 企業・会社員 | 海外に住む
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待ってました!『キャピタリズム』
前にちょこっと書いてますが(こちらとこちら)、私、マイケル・ムーア監督は結構好きです。
「隣のおじさん」的な出で立ち(*1)でアメリカ社会の本質を鋭く突いていてアメリカへの愛を感じるし、トピックへのアプローチの仕方が上手くてタイムリーで編集もユーモアが利いている。 多少論理の飛躍とメッセージの偏りが激しいけど、それはアナリスト的な見方で、良質のドキュメンタリー x プロパガンダ x エンターメント映画と見ればかなり楽しめます。
*1・・・私はあの肥満体と服装に気にかけないのも、一般アメリカ人に親近感を抱かせる演出かと前から思っているんだけど、勘ぐりすぎだろうか?
私は去年の9月、リーマンとAIG崩壊のニュースをおろおろと見ながら(→『米金融、未曾有の危機』)、「マイケル・ムーアの絶好の題材がキタ!」と思ったので、ちょうど1年後に"Capitalism : A Love Story"(邦題:『キャピタリズム - マネーは踊る』)としてビシリ!とまとめあげて公開した彼を尊敬します(日本では来年1月に全国公開)。 情勢が流動的なのでストーリー・ラインを考えながら(とはいえ、時系列なのでストーリーはそれほどない)、題材を集め編集していく作業は相当のプロジェクト・マネジメント力を要求されることは想像に難くなく(→と酒井譲さんも同じ感想)、ああ、ドキュメンタリー映画の監督って大変だけど楽しそう♪
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- November 11, 2009 9:43 AM
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他国へ移住したい人は全世界で7億人
米調査会社ギャロップが3年間に渡り135ヵ国約26万人の大人(15歳以上)を対象に調査した結果が出ていました。
全世界の15歳以上の16%( = 7億人)が他の国に永住目的で移住したいと考えているそうです。
GALLUP : 700 Million Worldwide Desire to Migrate Permanently
下の地図は移住希望先で、希望人数が多い順に、
1. アメリカ(約1億6,500万人)
2. カナダ(約4,500万人)
3. イギリス(約4,500万人)
4. フランス(約4,500万人)
5. スペイン(約3,500万人)
6. サウジアラビア(約3,000万人)
7. ドイツ(約2,500万人)
8. オーストラリア(約2,500万人)
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- November 6, 2009 11:58 AM
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日本の田舎の魅力を世界に - 2
昨日より続く。
3. アクティビティー
日本といえば神社仏閣。 長野の善光寺も参拝客(ほとんど日本人高齢者)で賑わっていました。 こういう観光地は英語のパンフレットも備わっているようですが、ヨーロッパの教会も3つめ以降は全部一緒に見えるように、外国人も神社仏閣ばかりでは飽きます(だいたい日本の田舎に行こうなどというコアな旅行者は行き尽くしている可能性が高い)。
では、日本の田舎で何をするか、ですが、「近所の山や高原を散策」、これで十分。
だいぶ前に、何かの本で「日本は自然の中にある"緑"という色のバリエーションが最も豊かな国」と読んだことがありますが、秋の山の色のバリエーションはさらに豊か。
私が1年を過ごしたINSEADのフランスキャンパスはパリから南東60kmのFontainebleauという森の中にあり、秋になると毎日シカ、ウサギ、イノシシ、キツネなど森の動物たちを車ではねないように注意しながら学校に行くという場所。 あたり一面がしっとりと深いイエロー・マロン色に染まるフランス北部の森もきれいなのですが、赤・橙・黄・緑とそのグラデーションが入り交じり、繊細ながら艶やかな日本の山・森は格別の美しさです(右の写真は小諸の懐古園のお庭)。
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- November 3, 2009 12:26 PM
- 5. 趣味・プライベート | バカンス | 写真・アート
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日本の田舎の魅力を世界に - 1
今回の信州旅行は、「山奥の露天風呂で自然に囲まれながら熱〜いお湯に浸かった後、ふにゃふにゃになった体のままで極上の旅館料理を食べたい」という夫のかねてからの希望(ファンタジー)を叶えるのが目的。
厄介なのは、私たちの旅のスタイル(*1)は「田舎をドライブしながらゆっくり1ヵ所に2, 3泊しその土地の料理や文化を楽しむ」というものなので、日本でこれをやろうとするととてつもなくお金がかかってしまうこと。
*1・・・今年は、このスタイルで、1月には南インドに2週間(→1, 2, 3)、5月には南フランスへ10日間(→1, 2, 3)旅しました。
今回は親孝行も兼ねながら(というか、親が全部手配してくれて車の運転もしたので、親孝行になっていなかった)、信州の山奥の旅館に泊まり温泉三昧すること5泊6日。 夫が始終、食事(田舎懐石料理)・自然(紅葉真っ盛りの信州の秋)・サービス(旅館のホスピタリティー)を絶賛していたので、目的は果たせたとほっとひと息。
ここ数年の夏は南ヨーロッパの田舎をドライブ旅行することが定着していたのですが、日本の田舎はヨーロッパに負けず劣らず魅力的なことを確信していたものの、外国人(= 夫)の口から聞けてさらなる確信を深めました。
ところで、東京や京都など主要観光地では激増した感のある外国人観光客、伊豆・箱根、木曽路・白川郷といった公共交通で行ける観光地にも増えているのですが、今回行った場所ではいずれも夫以外の外国人を見かけませんでした。 やはり増えているところと全く恩恵を受けていないところと二極化しているよう。
日本の田舎は魅力は十分、存在を知れば来たいと思う外国人観光客はたくさんいます。 そこで「このハードルだけ取り除けば呼び込める」というものを考えてみました(このブログを田舎の旅館の人が読んでいるとは思えませんが・・・)。
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- November 2, 2009 9:56 AM
- 5. 趣味・プライベート | 6. 健康・美容 | バカンス | 美食・グルメ
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日本人女性のステレオタイプ in シンガポール
渡辺千賀さんの『アジア人女性のステレオタイプ in アメリカ』(=頭が良くてセクシー)を読みながら、「アジア人が多いのに、そんな単純でいいのか、アメリカよ」と思ってしまいました。
シンガポールはアジアなので、さすがにステレオタイプはもう少し国別に細分化されています。
そこで今回は「日本人女性のステレオタイプ」。
なお、ほとんど個人的な経験に基づいております・・・
まず、シンガポール人男性が日本人女性に対して持ってる幻想は「夫のために、めちゃくちゃ尽くす妻」です。
専業主婦で夫・子供のためにいっさいの家事を一人でこなし、ひたすら尽くす妻像・・・
私の夫の会社の後輩(シンガポール人)は、私が働いていて夫も家事をすることを聞いて驚愕したらしい。 いったいどんなテレビ見て育ったんだ・・・
その中でも私たちが「スリッパの謎」と呼んでいるものがあります。
これは私ではなく、夫がしょっちゅう聞かれる質問なのですが「日本人の奥さんは、夫が帰ってきたら玄関にスリッパを揃えて差し出すのか?」というもの。
夫は今まで5, 6回聞かれてるんじゃなかろうか?(私たちの結婚式で余興の司会をやった中国系マレーシア人には余興のネタにまでされた)
「スリッパの謎」の出所がわからずググったら台湾に住まれている方も聞かれるらしいので(→日本人の奥さんと台湾人の旦那さん )、アジアに広く出回っている風説と推察されます。
どうせアジアで大ヒットしたドラマかなんかの影響なんだろうけど、「おしん」と「星の金貨」しか思い浮かばない。 そんなストーリーなんでしたっけ???
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- October 10, 2009 11:50 AM
- 5. 趣味・プライベート | 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー | 海外に住む
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しびれたダンス・シーン
えーん・・・ パトリック・スウェイジが亡くなってしまった。 すい臓ガン、57歳。
闘病中だったことも知らなかったのでショックです。
日本ではデミー・ムーアと共演した『ゴースト』の方が有名かもしれないが、私にとっては『ダーティー・ダンシング』で決まりです。
中3の時に、クラスのマセた男の子が『ダーティー・ダンシング』を観て以来ダンスにはまっていて、ビデオを貸してくれて観たのが初めだっけな? 純真無垢なお金持ちのお嬢様と不良っぽいダンス・インストラクターの恋物語というチープなストーリーなのに、パトリック・スウェイジのエロいダンス(dirty dancing)が刺激的で、とにかくダンス・シーンが素晴らしい映画でした。
特にラストのこのダンス・シーンは何回観たかわからない(埋め込み不可なので下記リンクからどうぞ)。
Dirty Dancing - Time of my Life (Final Dance)
初めて観てから15年以上経って、このYouTubeのビデオクリップを何度も見ていた時期があったのですが、理由はレセプション(披露宴)でのファースト・ダンス(*1)。
*1・・・欧米ではレセプションの後のダンス・パーティーの始まりに新郎新婦が結婚後初めてのダンスをゲストの前で披露するという伝統がある。
東京とメルボルンの2カ所で結婚式と披露宴をした私たちは、メルボルンではあまりひねらずオーストラリア式(イギリス式?)にしたのですが、欧米式の披露宴ってスピーチ以外は余興がないので(宗教によってはあるのかも)、プログラム上であまり工夫の余地がないのです。 ただ、会場の椅子につけるリボンの色とか全部自分で選ばなければいけないので、カラーコーディネートなどにこだわりまくるBridezilla(= Bride + Gozillaの造語)と呼ばれる花嫁も存在する。
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- September 16, 2009 10:20 AM
- 5. 趣味・プライベート | 写真・アート
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子供に優しい国って?
海部美知さんのブログエントリー『妊娠も育児も家事も、フツーに仕事じゃんか』で知った発言小町の、「混んだ電車で席を譲ってもらうように毎日周囲に頼んでいる、妊娠中幼稚園児連れのワーキングマザー」の話。
このスレッドに対する反応・コメントが怖すぎる・・・
掲示板は正直読むメリットを感じないので、普段読まないのだが、怖すぎてレス461本(投稿受付は終了)を読破してしまった・・・
妊娠6カ月で毎日幼稚園児連れで朝6時代に通勤しているが(これでもあまり混む前に朝早く起きている)、席に座れないので、優先席で元気そうな人に「席を譲ってもらえないか?」と頼んでいるのだが、ほとんど譲ってもらえない、「周りからはどう見られているか?」というお題。
「サラリーマンだって残業で疲れている」「妊娠も子連れ通勤も自己都合。 他人を巻き込むな」「始発に乗るとか時差通勤するとか努力しろ」というコメントが多くて背筋が寒くなった。
マジ~~~?
妊娠が自己都合なら残業も自己都合では?
優先席ってそもそも対象者がいれば優先するための席では??
東京で子連れ出勤するとこんなこと思われちゃうわけ~~~???
このコメントが東京の通勤人口の意見の総和ではないことを祈るばかりです・・・
シンガポールで乳児・幼児を持つ日本人お母さんの友達が口を揃えて言うのが「シンガポールは子供や子連れに優しい。 ここを経験すると東京で育児はできない!」。
街中の様子を見ていると私でもそうなんだろうなー、と思うけど、今日のエントリーはシンガポール礼賛物語ではないです。 「子供天国ってこんなんでいいのか?」と思うこともあります。
私は子持ちではないので、気づいていないことやわからないことがたくさんあると思うので、お子さんがいる方のコメント歓迎~。
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- September 15, 2009 9:16 AM
- 5. 趣味・プライベート | 家庭・育児
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激動イランを生きたロックな女の子の物語 - ペルセポリス
京都というのはとにかく学生が多い街だったけど、クラシックな純喫茶、客が入っているのか心配になる映画館などサブカルチャーで溢れた街でもありました。 京大は私がいた頃はまだ度々角マル派と中核派(左翼の各派)がバリケード張ったり、拡声器を持って授業妨害に来ていたりしてアングラな雰囲気が充満していました(さすがにもうなくなった?)。
アングラとは程遠い私ですが、そんな京都の雰囲気に毒されたのかミニシアター系映画だけは大好きでよくひとりで見に行ってました。 勢いあまって、インディペンデント系映画配給会社に就職内定もらったくらいです。 みなみ会館などミニシアターや関西日仏学館・イタリア会館など文化機関が充実していて本当に文化の都だったなー 懐かしい・・・
ところが、以前も『都市の文化度』というエントリーで愚痴った気がしますが、シンガポールはエッジー、アングラ、キッチュ、スタイリッシュあたりの形容詞とは無縁の国で、ミニシアター系映画の公開はほとんどありません・・・
が、こういうときに頼りになるのが、フランス政府の公的文化機関であるアリアンス・フランセーズ(Alliance Francaise)。 当然フランスものに限られてしまいますが、常時質の高いイベントが開催されており、世界へフランス文化を普及させようとするその熱意には感服。
・・・と、前置きが長くなりましたが、2007年カンヌで審査員賞受賞、2008年アカデミーで外国語映画賞にノミネートされた『ペルセポリス』をアリアンス・フランセーズで観てきました(みなさん、とっくにご覧になったかもしれませんが)。
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- September 10, 2009 9:56 AM
- 5. 趣味・プライベート | 写真・アート
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スーパー・シチズンの台頭
先週、元世銀副総裁の西水さんからメールを頂いた、と書きましたが、『未来の歴史とノマドの時代』というエントリーを読んでくださったのかは定かではありませんが、私が興味があるだろうから、と、こちらを紹介してくださいました、題して『スーパー・シチズンの反旗』。
(前略)
そして遂に人間もFOC(Flag of Convenience、便宜置籍国の旗)を掲げるようになった。 「超越する民」とでも訳すのか、スーパー・シチズンと呼ばれる人種だ。 彼らは、税制の透明度や税率、教育制度、医療制度、治安、自然環境など、生活とキャリアのために様々な便宜を評価して、永住権や国籍を選ぶ。 極端な例は、豪華客船型マンション。 超越する民が大洋という無法・国際法地帯に解放を求め、FOC船そのものを自宅とする。
国籍を政略結婚のように扱う人種は、昔からいた。 大富豪や芸能界の著名人だが、動機は税金逃れのみだった。 それが中産階級化していると言える。 移民の歴史は人類の歴史。 戦火や、災害、差別、迫害、貧困から逃れ新天地を求める人々の歴史だった。 その歴史に質の異なる一章が加わった。
世銀を辞した後の住処に選んだ英領バージン諸島は、英国海外領土の安心に、米ドル通貨の特典、良いガバナンスなどが加わって栄えるオフショア金融センター。 世界中から集まったスーパー・シチズンも、うようよしている。
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- September 9, 2009 12:44 PM
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家庭の幸せと職場の幸せは分れない
ボルネオに行く直前、嬉しいサプライズがありました。
前世界銀行副総裁の西水美恵子さんのことを書いた『教育における重要な変化』に、ご本人からお礼のメールが届いたのです。
雲の上のようなキャリアの方でも、名前をアラートにかけて、パーソナライズなメールまで出されるのですねー、としばし感動。
で、本当に考えさせることが多い西水さんの過去の寄稿アーカイブを引き続き読んでいるのですが、その中で涙が出てしまったものを紹介。
『おねしょの教え』というタイトル、一部抜粋。
優秀な部下の成績が下がり、目に見えて元気がなくなっていくのに気付いた。
理由を聞くと、小学生の息子。 「成績が下がり、海外出張で留守する度に寝小便。 心配で仕事が手につかない」と嘆く。 仕事と家庭が両立せず、いっそ世銀を辞めようかと迷っていた。 母性本能か勘か、何がそう言わせたのかは知らないが、ふと思いついて「出張に連れていってみたら」と勧めた。 やる気があるなら旅費も出すと約束した。
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- September 4, 2009 8:27 PM
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ボルネオ・ジャングル紀行 - 3
ボルネオ・ジャングル紀行最終回。
やはり触れざるをえない環境問題について触れておきます。
WWFによると、ボルネオ島は1980年代の半ばには75%近くが熱帯雨林に覆われていたが、伐採やパームオイル・プランテーションへの転換などによる森林の減少が進み、今や50%以下になっているそうです。
生息地を奪われた野生動物の数は激減しており、オランウータンの個体数は過去100年の間に90%以上減少しており、絶滅の危機に瀕しています。
WWF活動内容:オランウータンについて
プランテーション事業はマレーシアのSime Darbyなど巨大企業グループ群が仕切るマレーシアの一大輸出産業。 プランテーション開発により毎年約7万ヘクタールの熱帯雨林が消えています。 環境保護のためには政府という公権力による規制しかないと思いますが、これら巨大企業グループ群は(当然のごとく?)政府と癒着しています。
マレーシアと同じく森林減少が著しいインドネシアも同じ状況です。
そして発展途上国の開発はもちろん先進国という輸出先があるからです。 特にパームオイルは石油の代替品、「バイオディーゼル」として先進国で輸入が急増しているようですが、大量に熱帯雨林を破壊する燃料のどこが"バイオ"なんだ、と思います。
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- September 3, 2009 10:24 AM
- 4. 教養・知識 | 5. 趣味・プライベート | バカンス | 時事
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ボルネオ・ジャングル紀行 - 2
楽しかったジャングル・クルーズの中でもやはりハイライトはジャングル2日目夕方にボルネオ象を見たこと!
もうこの地域には150頭ほどしか残っていないと言われるボルネオ象。 食べ物を求めて1日に数キロを群れで移動するのですが、年々生息地が小さくなっています。 好んで現れる場所がいくつかあって、そこを毎日チェックしていると会えるのです。
私が象を見たこの野原はパームオイルプランテーションのすぐ近く(プランテーションの高台に立って遠くから見ました)。 プランテーションには象が入らないように電気柵が設けられている、象にとっては危ない場所(迷い込み、パームツリーを食べる象はプランテーションの敵で撃ち殺されることもあるそう)。
そんなところに追い込まれているのだなあ、と悲しい気分に。
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- September 2, 2009 10:14 AM
- 5. 趣味・プライベート | バカンス | 写真・アート
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ボルネオ・ジャングル紀行 - 1
ボルネオのジャングルから戻ってきました!
こんなに短期間(シンガポールから3泊4日、ジャングルには2泊3日)でここまで楽しめた旅は初めて。 盛り沢山、大満足♪
ボルネオ島と言えど広いのでジャングルももいろいろ、体験スタイルもいろいろありますが、私は「短時間でなるべく多くの大物を見る」ことを目的にリバークルーズがメインの場所を選びました(安直ですみません・・・)。 リバークルーズがメインだと朝夕に水辺に集まる動物たちが見られるし、徒歩でカバーできない広さを短時間で見られるので(例えば、オランウータンは最も密度の濃いエリアで1平方kmあたり3頭、それ以外には0.5頭しか生息していないので徒歩で見るのは無理)。
こんな鬱蒼と茂るジャングルをモーターボートで動きながら動物たちを探し回ります(視力が驚異的にいいガイドが見つけて教えてくれる)。 ディズニーランドのアトラクションにその名も「ジャングルクルーズ」というのがあるけど、こっちは象もワニも猿も出てくる本物。 こんなところで、ワニに遭遇したくないですねー・・・
今日は、人間の親戚、類人猿 & 猿編です。
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- September 1, 2009 4:38 PM
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いざ、ボルネオのジャングルへ
突然ですが、今日の夜便でボルネオ島のジャングルへ行ってきます。
私がシンガポールで最も辛いのが「週末やることがないこと」です。
もともと休みの日にはかなり出歩くタイプで、土日のうち1日でも家の中から一歩も出ない日があると夕方くらいから「今日は1日も家の外に出なかった・・・」と鬱になります。
週末に日帰りや1泊で山・海・川・街!と4拍子遊べる日本各所と比べ、東京23区ほどの大きさのシンガポールは国内最高標高地点が163m(一昨年できた巨大観覧車より低い)、まるでスーパーの駐車場のように沖に並ぶ巨大タンカーを見ながら海に入る気も起きず、ショッピングモール嫌いなので街に出かける気もせず(でも娯楽がないから行くけど)、楽しみは友達と集まって食べるだけ、という・・・
格安エアラインで気軽に行ける楽しい東南アジアの国々が近いのですが、すべて空路なので、土日だけだと空港往復するだけでほとんどつぶれてしまうのですね・・・
今年はすでに、1月のインド2週間、5月のフランス10日間、10月の日本2週間、クリスマス/新年のオーストラリア10日間、と長期休暇が4回もあるので、(寛大な英系会社に勤める)夫の有休が尽きているところを、2週間前、私が「もう限界! どっか行きたい!」と叫び、無理矢理、予定していた長期休暇の中から1日有休を引っ張ってきて、3連休にしてボルネオに行くことに。
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- August 28, 2009 11:21 AM
- 5. 趣味・プライベート | バカンス
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Happy National Day
昨日はシンガポールNational Day、44周年の建国記念日でした。
『多民族国家の祝日の過ごし方』に書いたように、シンガポールの休日は民族・宗教に関連したものが多く、National Dayはシンガポール国民全員の唯一のお祭りの日。
街中がこの日に向けて国旗を飾りHDB(公団)のバルコニーから垂れ下がった国旗がはためくのは毎年お決まりの光景。
戦闘機が空中ショーを行うため1ヵ月ほど前から練習が始まる(日没時に耳をつんざくような爆音を響かせて上空で練習する)のも毎年同じ。
この日のクライマックスは夕方から巨大スタジアムで始まるナショナルデーパレード(NDP)。 簡単に表現すると、北京オリンピックのオープニングセレモニーのスケールダウン版みたいな音楽あり踊りありの一大ショーです。 これに国軍やPAP(シンガポールの与党、人民党)などの行進、毎年異なるナショナルデーソング、クライマックスの花火が加わり、最後の国歌斉唱で国を想う気持ちが最高潮に達する、という趣旨の国威発揚イベント。
政府が大変な予算をかけて行うイベントで今年は不況だから地味にするのかな?と思いきや何のその、今年も派手にやってました(結局、気になってテレビで見てしまった私たち)。
今年の様子は→National Day Paradeオフィシャルウェブサイト。
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- August 10, 2009 3:24 PM
- 5. 趣味・プライベート | 7. 心・精神 | 文化・アイデンティティー | 海外に住む
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一流なウェブもの2つ
『魂を揺さぶる写真』というエントリーで、Steve McCurryの写真を紹介したところ、この写真展がきっかけで(?)彼女にプロポーズしたという人を初め、「すごい!!!」という感想をもらって嬉しかったので、今日は最近はまってるものを2つ。
その1。
Steve McCurryも所属しているMagnum Photos(*1)の『Magnum In Motion』。
*1・・・「世界最高の写真家集団」としてその名を知られる、写真家グループ。 現在約50名の写真家・フォトジャーナリスト(報道写真家)が在籍。
超一流のフォトジャーナリストの写真をスライドショー形式でエッセイの語りで魅せるもの(ビデオポッドキャストも対応)。 それぞれの写真の持つ力が強力なので、PC画面でも食い入るように見てしまいます。 写真のようなアートでもネットで(しかも無料で!)鑑賞できる時代がきたのだなー、とちょっと感動。
『Magnum In Motion』にあるPhoto Essayの数も多く、毎晩大事に見ているのですが(報道写真とあって暗いテーマが多いので寝る前に見ると気分が暗〜くなってしまうのが難)、やっぱり一番好きな写真家はSteve McCurryかな?(リンク貼っておきます)
South Southeast - Feeding on the Colors of Asia

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- July 30, 2009 12:12 PM
- 4. 教養・知識 | 5. 趣味・プライベート | IT・テクノロジー | 写真・アート | 英語・外国語
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日本のアートを世界発信! - Streetcanvas
以前『日本の魅力はデザインと品質』というエントリーで、
日本人の「神は細部に宿る」精神の究極の形は「デザイン」で、日本が今まで得意としてきた「モノづくり」よりもこちらの方が良さを活かせる気がする。
問題はそんなに産業として大きくないのと、それをどうやって世界とコミュニケートしていくか。
と書きましたが、同じ視点と問題意識で世界とコミュニケートする方法に解を与えた新しいコミュニティが誕生しました。
ハーバードビジネススクール(HBS)在学中の矢野莉恵さんと日本好きな外国人同級生2人が「日本のアート力」を世界発信していくために立ち上げた"Streetcanvas"。
日本のアーティストと世界中のアート好きが集まるインターネットコミュニティ。 誰でも、無料で作品を投稿でき、世界中の人に作品を見せることができます。
随時Tシャツデザインコンテストを開催し、コンテストで高い評価を得た作品は、デザイナーズTシャツとしてロサンゼルスで製品化され、ネットを通して世界中で販売されます。
コミュニティメンバーはコンテストにデザインを投稿するだけではなく、審査員として好きな作品に投票・コメントしたり、デザインスクールで世界中のアート好きと交流することが出来ます。
(詳しくは莉恵さんブログ→『莉恵の地球儀』)
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- July 27, 2009 11:24 AM
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原宿・巣鴨・新橋・秋葉原
日本に行ったことのある外国人友達はだいたい「日本スゲー!」と驚愕して帰ってきます(そんな友人たちの様子→『ドレスコードは"日本人"?』)。 とりわけ東京は「世界どこの都市とも違う、見たことのない都市」だと言います。
「見たことのない」というのは、日曜に明治神宮前に集まるゴスロリ女子たちと神宮の伝統建築のコントラストだったり、世界一電子音がうるさい新宿ネオン街とのコントラストだったりするのですが、私は東京を東京たらしめているものは、全く異なったジャンルのエリアが隣同士で共存してひとつの巨大都市をつくりあげていること、特に「原宿・巣鴨・新橋・秋葉原」の4エリアは東京だけの特異なエリアだと思います。
この4エリアに共通するのは、「同性だけで集う場所」ということ。
原宿→ギャルのメッカ、巣鴨→おばあちゃんの原宿、新橋→サラリーマンの憩い場、秋葉原→オタクの聖地、といずれも同性の特定グループが集う場所です。 特定グループの嗜好に合わせてエッセンスを昇華させていったこれらの街は純度が高すぎて、他のグループに属する人々が足を踏み入れにくい街でもあります。
欧米の街でこれにもっとも近いのは、エスニックタウン(中華街・インド街など)やゲイ・レズビアンなどマイノリティーが集うエリアであり、同性だけで集う場所というのは見当たりません。 なぜなら、欧米人(とすると曖昧なので、白人がマジョリティーの文化)はカップル(婚姻関係の有無は問わない、同性パートナーでもよい)を行動の基本単位とするので、アフターファイブと週末は日本のように同性同士で群れないから(ティーンエージャーというほんの一時期を除くが、彼らにも刷り込みされているので憧れている)。
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- July 24, 2009 11:44 AM
- 4. 教養・知識 | 5. 趣味・プライベート | 家庭・育児 | 日本
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あな奥深き日本語
こ・これは面白い・・・
シンガポールに出張で来ている高校時代の同級生が買ってきてくれました、『日本人の知らない日本語』。 日本の日本語学校で日本語教師をしている先生と熱心な外国人学生の笑えるバトル、漫画です。
『ダーリンは外国人』と似てるのですが、あちらがトニーさんのキャラクターが異色で「いや、こんな外人いないから」だったのに対し、こちらはまさに私の日常です。
本には、任侠映画好きのフランスマダム マリーさんが「おひかえなすって! 私マリーと申します」と自己紹介し、「私のことは姐(あね)さんと呼んでください」と言う場面があるが、気持ちはわからなくもない(?!)。
私の夫の日本との出会いは大学時代にはまったオンラインゲームの"SHOGUN(将軍)"(たぶんこれ)とエバンゲリオンだそうだ(別に彼が特別オタクだったわけではなく、大学でエンジニアリング専攻になると突然周りがアジア系ばかりになり、彼はその中でもかなりマイルドな方だったらしい→『アジア人はなぜ数学ができるのか』)。
この前は「将軍」と「大名」と「侍」の違いを夫に教えてもらったし、「参勤交代」「百万石」という言葉も知っていた(しかし普段の日本語はたいしたことない)。 でも「忍者と芸者は大名の城の中の使用人(忍者を倒さないと大名にたどり着けない)」と言っていたので、そのへんの知識は怪しい(笑)。
そして私にはエバンゲリオントークはできないのが残念だ(時代が違う、キン肉マンやドラゴンボールトークならさぞかし盛り上がったことであろう)。
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- July 22, 2009 11:21 AM
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シンガポールに長く居すぎる・・・のか?
出所(↓)はだいぶ前のモノみたいですが・・・
You know you've been in Japan too long when...
「外国人が"日本に長く居すぎてしまった"と思うとき」というアメリカ人がつくったジョークがだいぶ前ネットで話題になってたようです(火つけ役はたぶんらばQ)。
私が「そうそう、そうよね!」と納得したのを抜粋(カッコ内に私のコメント付き)。
- トラックがバックしてくるとき、"It's a Small World"が流れても驚かない
(そうそう、音楽が流れるトラック、フツーです。 信号の『通りゃんせ〜♪ 通りゃんせ〜♪』も普通。 『蒲田行進曲』は結構好き。 山手線の音楽集めた人もいます→山手線音楽館。 外国人はこの街で流れる電子音、すごーーく気になるようです)。
- 赤の反対は白である
(たしかに赤の反対は白だ・・・ アメリカ人に聞くと赤(= 共和党)の反対は青(= 民主党)と答えるんだろうか?)
- 「バーモントカレー」というコンセプトに驚かない
(御丁寧にハウスの広報室に電話した人がいる。 「創業者の浦上社長が、カレールーを開発中、リンゴとハチミツの健康法がバーモント州にあることを知って命名した」だそうだ・・・ 私はメガネの『パリ』ミキの『パリ』もずっと気になっている)
- 非日本人が電車で隣に座ると席を移動する。 差別してるわけじゃないけど、何するかわかんないし
(東京ではさすがにもうこういう人いないかなー? どうだろう?)
- タクシーとJRに27本コンビニ傘を寄付した後もまだ玄関に100本残っている
(傘は天下の回りもの)
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- July 21, 2009 10:17 AM
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サバティカルあれこれ
今日は日本はお休みらしいので、休みの話。
それにしても、日本は祝日が多いですよねー、1年間に15日の祝日は先進国の中で最多です。 シンガポールは10日、イギリスは8日。
さて最近、友達の間でよく聞くのが「サバティカル」。
もともと「研究のための休暇」の意で、米国の大学などでは、7年に1度など定期的に、教育義務から解放された有給休暇が得られる制度があるんだそうです。 最近は企業でも長期勤務者向けの制度として1ヵ月程度取れるようになっているところが多く、MBA終了後ずっと同じ会社に勤めている友達などはちょうど今年で5年勤務なのでサバティカルを取っています(欧米では5年勤めると「長期」なのです。 前職の総合商社では同じ趣旨で「リフレッシュ休暇」なるものがあり、こちらは10年勤めて5日間の休暇だったっけな?)
梅田望夫さんが現在、自主サバティカル中ですね→『知的生産のプロとしての「サバティカル」の決意』。
サバティカルはだいたい2, 3ヵ月くらいの期間なのですが、過ごし方としては長期旅行する人もいますが、普段忙しくて集中してできない習い事・スクールに行くという人が結構多いです。
- 自分のルーツが中国なのに中国語がひと言も話せないということで、3ヵ月間北京に語学留学したMcKinseyシドニー勤務の中国系オーストラリア人
- パートタイムでNUS(シンガポール国立大学)の東南アジア学修士課程を受講していたが、修了するためにまとめてテストや講義を受講したBainシンガポール勤務の中国系シンガポール人
- Le Cordon Bleuロンドンでフランス料理を習得したBarclays銀行ロンドン勤務のブラジル人
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- July 20, 2009 11:03 AM
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Crowded & Discovered
先週後半から週末にかけて、ロンドンから友達P(ブラジル人、INSEADクラスメイト)が出張で来ています。 MBAプログラム中は膨大な量の勉強・遊びをこなしながら就職活動をするので常にハイの状態で自分を見失う人・周りに流される人が続出するのですが、彼は入学前から卒業後及び最終キャリアの目標を明確に知っており、決してブレず流されず最も地に足のついた1人でした。
卒業後も着々と好きな仕事をしていて尊敬しています。 彼と久しぶりに会って話すと、単に「最近どうしてる?」ってだけでなく、いつも本質的な話になるので会うのが本当に楽しみな友人の1人(前回シンガポールに来たときは、「シンガポールってゲーテッド・コミュニティーだよね?」という話になった→『Gated Country - 囲われた国』)。
今回もいろいろ話したのですが、「インターネットと格安エアラインが、どれだけ地球上の僻地へのアクセスを容易にしたか」という話が面白かったです。
今年1月に行った南インドのラクシャディープ諸島(→『"20年前のモルジブ"』)。 バックパッカーご用達のLonely Planetの小さなセクションに「20年前のモルジブ」とあるのを見つけて「いいところに違いない!」と直感。 ネットで旅行者の日記やレビューを読んで、インドの格安エアラインKingfisherを乗り継いで行きました。 ネットも格安エアラインも発達していない15年前であれば、私たちのような普通の旅行者が家にいながら情報を手に入れ気軽に行けなかった場所です。
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- July 18, 2009 10:05 PM
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日本の魅力はデザインと品質
昨日書いたMONOCLEの編集長タイラー・ブリュレの特集をYouTubeで発見(日本語です!)。
世界の流行発信者であり、世界的な北欧デザインブームもつくり出した彼が今もっとも注目しているのが日本という話。
彼が語る「日本の魅力 = デザインと品質」には全面的に同感(「伝統と未来の共存」とも言っていてこちらも同感)。
特に番組では「ディテールや品質へのこだわりは素晴らしい」と訳されているけど、タイラーは"obsession with attention to details and delivering the quality"と言っている、本当に"obsession"(執着)と呼べるほどの細部へのこだわり、「神は細部に宿る」の精神はものすごい強みだと思います(もちろん国内市場の競争が熾烈という要因もあり『かゆくないのに掻いてクリームまで塗ってくれる国』になったりもする)。
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- July 8, 2009 11:21 AM
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世界で最も暮らしやすい都市 - 2009
今年も夫が一番好きな雑誌MONOCLEの"The World's Most Liveable Cities"(世界で最も暮らしやすい都市)特集が出ました。
MONOCLEは雑誌Wallpaperを大成功させたタイラー・ブリュレが満を持して2007年発刊した国際情勢、ビジネス、デザイン、文化などをテーマにした世界を飛び回るジェットセッターをターゲットにした雑誌で、夫は発売日に書店に走るほどはまっています(→『世界を飛び回るジェットセッターのための雑誌"MONOCLE"』)。
毎年夏に出るこの特集号は私も好きで参考にしています。
今年のTop 20は以下。
1. チューリッヒ
2. コペンハーゲン
3. 東京
4. ミュンヘン
5. ヘルシンキ
6. ストックホルム
7. ウィーン
8. パリ
9. メルボルン
10. ベルリン
11. ホノルル
12. マドリッド
13. シドニー
14. バンクーバー
15. バルセロナ
16. 福岡
17. オスロ
18. シンガポール
19. モントリオール
20. オークランド
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- July 7, 2009 11:29 AM
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さらに少子化を考える
ミクロでは余計なお世話な少子化ですが、マクロでは国の存亡を揺るがす社会問題。
先週のThe Economistの特集が高齢化で、非常によくまとまっていたので紹介。
The Economist : Suffer the little children
以前、『シンガポールの少子化対策 - 政府の嘆きが聞こえる・・・』というエントリーで、
日本、南欧 → 女性の社会進出が遅れている → 働く女性の子育て支援環境が未成熟 → 少子化が深刻
アメリカ、北欧 → 女性の社会進出進んでいる → 働く女性の子育て支援環境整っている → 出生率高い
みたいなイメージがあるのですが、
シンガポールや香港のように、女性の社会進出が進んでいる → 働く女性の子育て支援環境整っている → なのに、少子化が深刻
っていうパターンもあるんですな。
いったいなぜなのか?
と書いたまま放置していたので、それに答えることも試みます。
先進国の少子化の進捗状況がよく現れている右のグラフ。 1975-80年あたりを境に、
1. 少子化を食い止めリバウンドした(現在の出生率上位から)アメリカ、フランス、イギリス
2. 少子化が続き出生率1.4以下のイタリア、ドイツ、日本
に分かれているのに気づきます。
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- July 4, 2009 6:44 PM
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魂を揺さぶる写真
Steve McCurryという写真家をご存知ですか?
名前は知らなくてもこの写真を見たことがない人はいないのでは?
1985年にNational Geographicの表紙になったこの12歳の少女、ソ連によるアフガニスタン侵略で両親を失いパキスタンの難民キャンプにいたところを、Steve McCurryが写真におさめものです。
いったん目を捕らえられると目をそらせなくなる、この目。
何千文字の言葉よりも彼女の心痛を雄弁に物語る、この目。
私はこんな目を見たことがない。
Steve McCurryはこんな目を撮れる唯一の写真家かもしれません。
このアフガンの少女には後日談があり、1984年に写真に撮ったときは名前もわからなかったこの少女、National Geographicの100 Best Picturesに選ばれるほど写真が有名になり(→こちら)、17年後、再びSteve McCurryは現地に戻り、ついに彼女を探し当てます。
この彼女の写真が17年間の苦悩を雄弁に語っており、言葉を失います。
ここに載せるのは無粋なので、Steve McCurryのWebsiteから見てみてください。 Gallery --> Afghanistanとクリックすると見つかります。
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- June 22, 2009 12:40 PM
- 5. 趣味・プライベート | 写真・アート
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幸せって何だろう?
私は本屋をぶらぶらするのが大好きなのですが、昨日ぶらぶらしていると、どこかで聞いたことがあるフレーズがタイトルになっている本が・・・"Dance with Chance"。
どこだっけなー?と思いながら本を開いてみると、著者に見覚えあり。
去年行ったINSEAD卒業生対象のイベント"Meeting in Asia 2008"で語ったINSEADの統計学教授3人が著者で、そのプレゼンのタイトルが"Dance with Chance"でした。 同名の本『Dance With Chance』が先月出版されたよう(専用Websiteまでできていた)。
去年のプレゼンは面白く、ざっくり以下のような内容でしたが(→『INSEAD誘致失敗で失ったもの』)、
「昨今の金融危機で露呈されたように、人間は自らの力を過信し実際以上に現実をコントロールできると思いがちである。 この"コントロールできるという幻想"がさまざまな局面で「幻想」に過ぎないことを示し(例:5年後のダウ・ジョーンズ予想)、コントロール不能な現実が多くあることを自覚することによって、自分の人生を取り戻そう」というもの。
プレゼンに出てきた幾多の例はそのままに(*1)、本の後半ではさらに「では、自分の人生を取り戻すにはどうすればよいのか?」というところまで踏み込んでいます。
*1・・・現実を"コントロールできるという幻想"の例で私が好きなのが、「911後、航空旅客は急減し車に切り替える人が急増したが、航空事故の死亡者数は自動車事故の死亡者数よりはるかに少ない(2002年と2003年は米国での航空事故死亡者数ゼロ)。 「車のハンドルを握れば自分が生死をコントロールできる」と思うのは幻想である」、というもの。
私はこれが大きな理由で日常生活では車に乗らなくて済むところに住もうと決めています。 Not worth the risk...
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- June 19, 2009 3:08 PM
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ソムリエとさかなクン
フランス留学中、どこに行ってもワイン、そして安いのに美味しい、のでワイン大好きになって帰ってきました。 元々あまりお酒に強くないので、留学前は1杯しか飲めなかったのが、3杯まで飲めるように。
フランスにいる間は週末や休暇中にワイナリー巡りをしたけど「この味好き、好きじゃない」という感覚のみで飲んでいたので、「もっと知識があったら、飲むのも選ぶのも楽しいだろうな」と思っていました。
そこで日本に帰国後は、体系的に知識を習得するために、ソムリエとはいかなくともワインエキスパートの資格を目指そうかな、とぼんやりと思っていたのですが、出張に次ぐ出張の生活でまとまった時間が取れず断念。
去年シンガポールに引っ越してようやく出張に追われる生活とおさらばしたので、「ワイン習いたいなあ」と夫に言ったところ、「ワインって習うものじゃなくて、飲んで自然に覚えるもんなんじゃないのー?」と暗に反対されてしまった。 彼は小さい頃から食卓でディナーと一緒にワインを楽しみながら、親に聞いて自然に覚えたんだそうです。
「ワイン飲んで育った人とは違うわよ」とか「ワインって言ってもオーストラリアワインしか知らないじゃん」とか思ったのですが、指摘されて初めて自分の中に「日本人の検定好き」を発見。
一時期、検定ブームが起きて、さまざまな検定が乱立しましたよね。
東洋経済オンライン:乱立する新興検定の舞台裏、漢検除けば、どの検定も青息吐息
これは日本人の資格好き・権威志向とオタク性がうまく交差した結果ではないかと思っています。 TVチャンピオンはその走りであろう(私、あの番組、好きでした)。
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- June 17, 2009 2:02 PM
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外国人だからわかる良さ
遠い日のことと化したプロヴァンス旅行。
合計3つのシャンブルドット(フランス版B&B)に宿泊したのですが、満足度が一番高かったのがChez Valérie & Fred 。
デンマーク人のFrederikとベルギー人のValérieが2年前、アムステルダムから南仏プロヴァンスのド田舎に引っ越してきて始めたシャンブルドットで、「まだまだ完成してないのよー」と笑ってましたが、居心地のいい宿でした。
インテリア全体がオシャレにプロヴァンス風にまとめられていて、細かいところまで配慮が行き届き(部屋にミネラルウォーターがあったり)、ホスピタリティーに溢れているのに押しつけがましくない。 その絶妙なバランスの理由の半分は、Frederikが高級ホテルを渡り歩いた経験がある生粋のホスピタリティーの持ち主であることに間違いありませんが、あとの半分は2人が外国人でこの地が大好きなので、客観的に良さを取り入れられるからじゃないかな?
地元の人が経営する宿は、地元の人にしかできない話が聞けて魅力的なのですが、一方で「ここではこういうやり方なんです!」と(外からの旅行者から見ると)融通が利かなかったり、(特に発展途上国にありがちなのが)最新設備を強調するあまり古くからの良さが失われていたりするケースも多いように思います。
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- June 13, 2009 2:24 PM
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la vie en rose
フランスでいつも思うんだが(スペインでもそうだったな、イタリアはどうだっけ?)、何でワインよりジュースの方が高いんだろう???
特にシンガポールのように酒類にかけられる関税が驚異的に高い国から行くと、ワインの美味しさと価格はくらくらするほど魅力的で「この滅多にない素晴らしい機会を活かす論理的帰結は飲むしかない」ということになります。
なので、フランスではひたすら食べて飲んでました。
イタリア語ではこういう極楽な生活をla dolce vitaというのですが、フランス語ではla vie en rose(バラ色の人生)ですかね? ここからは有名なエディット・ピアフの"La Vie en Rose"をBGMに聞きながらどうぞ〜→Edith Piaf - La Vie en Rose。
旅行中で一番素晴らしかったレストランがこちら、Auberge de la loube。 ピーター・メイルの『南仏プロヴァンスの12か月』
に出てきたらしいのですが、山奥の小さなレストランなのに予約客でいっぱい。 土地の素材を活かしたオードブルがトレイにびっしりと並んで出てきて美しい! 美味しい!
ソースが決め手の北フランスの料理と異なり、太陽の恵みをたっぷり浴びた南フランスの料理は野菜が踊り出しそうにカラフルでジューシーで、私は断然こちらが好みです。
プロヴァンスのからっと乾いた夏には、ロゼがピッタリ。
私が好きな赤はこの気候には重く、プロヴァンス産の赤は武骨でラフなリュベロンの台地を思わせる味がするので、ロゼばかり飲んでました。
その土地でできるワインはその土地の食べ物に合っているのだなー、としみじみ。
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- June 6, 2009 6:14 PM
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ルール作り上手なフランス - 1
以前、『地図が読める女の絶対年感』で書きましたが、私は地図が好き。 車の運転よりナビが好き。
そして、la dolce vitaな世界を地でいく南ヨーロッパの田舎が好きなので、過去3年、夏は夫と南欧をドライブ旅行というパターンが定着しています。
今回は同窓会があったので、フランス、それも私のブログ・ニックネームでもあるla dolce vitaの世界南ヨーロッパに導いたプロヴァンスに決定。
いつもはその土地のミシュラン・マップ(こんなやつ→)を現地で購入するのですが、今回は結局道路地図を買わずに済んでしまいました。
理由は道路標識があまりにもわかりやすく旅行者に親切な制度が発達しているため。
一昨年のスペイン、去年のイタリアに比べるとフランスの道路標識のわかりやすさは秀逸。
久しく日本で運転していないので、日本との比較はよくわかりません。
またアメリカやカナダではよく運転したけど、ヨーロッパはもっと道路が複雑なので単純比較は無理かと。
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- June 2, 2009 3:16 PM
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遠くにありて思ふ国、フランス
今日から久しぶり(といっても2年ぶり)のフランス♪
1週間ほど前から浮き足立っています、今度は飛行機に乗り遅れずに(→乗り遅れた話)ちゃんと到着するのが目標。
私にとってフランスはカトリーヌ・ドヌーブのような熟年女優や、よく熟したフルボディの赤ワインのような存在。 その魅力は年月を経たことでしか出せない圧倒的な美しさであり成熟であり、一方で恋いこがれる幾多の若者を軽くあしらい傷つけるファム・ファタル性であり、「遠くにありて思ふもの」
・・・の割には2年おきくらいに気になってちょっかいを出しにいく・・・そんな存在。
私とフランス(正確にはフランス語)との出会いは大学の第二外国語でフランス語を選んだこと。
第二外国語は必修なのでテストに通るためだけに受講し全く身に付かない(身に付けない)人がほとんどと言われていたのですが、私は無駄なことをやるのが嫌いなので、当時の京大ではフランス語だけ「フランス語8時間コース」なる集中コース(文字通り週に8時間のクラス)が開設されていたので、フランス語を選択したという、何ともdemand drivenではなくsupply drivenな理由がきっかけです。
そして世界中にプロヴァンスブームを巻き起こしたピーター・メイルの本『南仏プロヴァンスの12か月』と同名のテレビシリーズを見て、プロヴァンスに憧れ、1-2ヵ月という短期ですが語学留学も果たしました(私のフランス語力はこの頃がピーク)。
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- May 22, 2009 10:46 AM
- 4. 教養・知識 | 5. 趣味・プライベート | バカンス | 英語・外国語
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世界級ライフスタイルのための婚活
昨晩は第2回 世界級ライフスタイルをつくる会@シンガポールを、シンガポール一のお好み焼き屋なんじゃもんじゃで行いました。
総勢15名で23時過ぎまで食べて飲んで・・・ 何とオフ会のために日本から飛んできたのが3名!
みなさん、楽しい時間をありがとうございました! よければコメント欄に感想を書き込んでください〜♪
今回は国際結婚4組、海外→海外の横移動組、海外移住希望者、奥さんの転勤にダンナさんがついてきたケース、いろいろな人がいて、それぞれのお話を聞いていると飽きなかったのですが、宴もたけなわになってみんなの注目を一気に集めたのがJTPAツアーで知り合ったという夫婦。
JTPAというのは、技術を志向する日本人プロフェッショナルがシリコンバレーで働くのを支援するためのNPOで日本在住の若手技術系のために毎年ツアー・コンファレンスを企画しています。 3月の東京オフ会にも今年のツアーに参加予定の人がいたし、若手技術系で海外で働くことを希望する人たちの間では知られた存在。
そんなきっかけで知り合ったということで結婚に際し親への説明にも苦労したとのことですが(そりゃ、そうだろうなー)、よく考えるとものすごーく道理にかなった出会い方。
通常、海外に引っ越すとか言うと夫婦の方向性やキャリアを合わせるのが大変なのですが(でも、それはそれで楽しい)、初めから海外就職の志向を持った人が集まっているのだから、いきなり結婚における重大条件(人生の方向性確認)クリアなわけです。
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- May 16, 2009 9:37 AM
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タイプディレクターの真似事
東京のオフ会で出会ったデザイナーさんのmixi日記で『タイプディレクターの眼』というブログを知りました。
小林章さんという日本における欧文書体設計の第一人者の方が書いているのですが、欧文文字(アルファベット)の大文字と小文字は自由に感覚で混ぜていいんだよ、とか(→『大文字?小文字?』)、「ロンドンで見逃してはいけない文字ツアー」とか(→『街角の文字 東京 ロンドン』)、豊富な事例(欧文文字の写真)を駆使し、柔軟な視点でわかりやすく欧文書体の世界を解説しているので、ド素人の私でも楽しめるブログ。
こんなぶっちぎりの専門性を持った分野で世界で第一人者ってカッコいいですね、アートの世界にはたくさんいるんだろうな、日本人も。
そして普段何気なく暮らしているけれど、私は漢文書体に囲まれて暮らしていることに気づきました。
世界で最も古い文字のひとつである漢字を持つ中国系の人たち。 漢文書体に対するこだわりも並々ではないはず!と居ても立ってもいられなくなり、カメラを持って外へ。
ところで、私はド素人なので書体の名前も全然わからないので、とりあえず小林さんの真似をして撮った写真を並べます。 写真に番号つけましたので、ご存知の方はぜひコメント欄にて解説してくださいませ。
No.1 上。 シンガポールの道路標識は英語と中国語の併記。
No.2 下左。 ショップハウスと呼ばれる伝統的な家屋にかかる看板。 チャイナタウンに住む私には見慣れた光景。
No.3 下左。 ショップハウスを改装したオシャレなバーの前の壁に書かれていた。 私、中国語もわからないので、どこまでが中国語の書体でどこからがデザインなのかもわからないんですが・・・
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- May 13, 2009 10:32 AM
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個人が国家を選ぶ時代
先週のエントリー『どうせ痛い思いをするなら早めにしよう』のタネとなった渡辺千賀さんのエントリーが呼んだ論議は何とYahooニュースにも出ていました。
私のエントリーははミクロに日本だけ取り上げたのでわかりにくかったような気がするので、世界の中の人の流れというマクロな視点からトライ。
以下、私の周りでよく見る事象。
1. シンガポール
シンガポールの中でトップ成績の高校生は欧米のトップ大学へ行く。 シンガポール政府の教育政策の柱は「国際競争力のある国民を育てること」なので、その政策の柱に沿って初等・中等教育を受けた学生が欧米トップ大学に行ける学力があるのは自然だし、政府もこのトップ層には奨学金を出している(企業奨学金もあり)。 私の周りもスタンフォード、オックスフォード、インペリアルカレッジ、LSE、etc. etc... 京都大学って人もいます。
ところが、このように国際競争力をつけたシンガポール人は海外にオポチュニティーを見いだして帰ってこないことがある。 それでは投資損なので、奨学金には卒業したらシンガポール政府機関で7年働くことなどの条件がついている場合が多い。
自国で人材を育てているだけでは間に合わないので、世界中から頭脳を誘致していることは『頭脳流出→還流』や『絶滅寸前? 駐在員手当』に書きました。
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- May 5, 2009 9:05 AM
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Home Sweet Home
私の昔のハウスメイト(男)がシンガポール内で引っ越したので、新しいコンドミニアムに遊びに行ってきました。
世界的に不動産価格が下落していますが、シンガポールの家賃相場は去年の夏がピーク(去年の6月には『1年で家賃相場45%上昇』というエントリーを書いています)。 シンガポール人の80%以上がHDBと呼ばれる公団に住んでいるため、民間アパート・コンドミニアムは外国人と(HDBに住みたくない)リッチなシンガポール人が対象。 マーケットが小さいので、非常にvolatileなのです。
リーマンショック後、数ヶ月経ってからシンガポールの賃貸市場も本格的に下落し始めたという噂は聞いていましたが、何と友人が引っ越した新しいコンド(新築、2ベッドルーム + 2バスルーム + 書斎)は大家さんの言い値が月額家賃S$5,000(約33万円)、それを値切り倒してS$3,800(約25万円)で契約したのだそう。 こちらでは家賃の値引き交渉は当たり前とはいえ、24%ディスカウントって初めの言い値がなめてないか?
それはさておき、引っ越しの際、週末同棲状態のガールフレンドに、「(小学生の頃から大事にしている)絵本etc.を捨てたら?」と言われ、ひと悶着あったそう。 たしかに本棚まるまる1段"TinTin"シリーズだったので、そう言いたくなる彼女の気持ちもわかる気がする。
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- April 25, 2009 6:26 PM
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シンガポール初心者はここは行っとこう。
『旅先のレストランは絶対外したくないあなたに』で紹介したLUXE CITY GUIDESというガイドブックシリーズは、香港在住のイギリス人がバンコクに住んでいた時に、イギリスから遊びに来る友達、来る友達に「お薦め教えて」と言われ、そのたびにリストを作っていたのが、「何度も作るの面倒だからガイドブックにしちゃえ」ということで創刊したのがきっかけだそう。
その気持ち、めっちゃくちゃわかります。
観光でシンガポールに来る人が行きたいであろうレストランは、私たちが普段行く場所とは違うんですよね。 私たちの友人は欧米人が多く外食は週末のブランチ(→こういう場所)で洋食が多いので、国外からゲストが来るたびに「えーっと、何がいいんだっけ?」と思い出すのに時間がかかります。
しかも日本人は口が肥えているので(どう考えても東京の外食のバラエティとクオリティは世界一である)、ますます悩む羽目になります。
REUTERS : 「世界一グルメな都市」は東京=米誌
考えたところで毎回一緒のところに行ってしまうので、ここにまとめておきます。
[ ご注意 ]
- 「シンガポールで美味しいレストラン」のリストではありません、「せっかくシンガポールに来たんだからシンガポールっぽいものを」というfirst timer(初心者)向けであり、私がいちいち思い出すプロセスを経なくて済むように備忘録だったりもします。
- 『やっぱり頼りになるのは、日本の食オタク』に書いたように、日本人はオタクですからね。 「いろいろ食べ比べしたい!」「最高級の食材で!」など、こだわりのある方はググるとオタクなサイトがたくさんありますので、そちらをどうぞ。 このリストは「取るものも取りあえず飛行機に乗ったけど、はて?シンガポールって夏服でよかったんだっけ?」と飛行機の中でおもむろに初めてガイドブックを開くような人向けです。 なぜか私の周りには圧倒的にこういう人が多い。 はい、シンガポールは夏服ですが、屋内は異常に冷房がきいているので、はおり物をスーツケースに入れてお越しください(日本人はたいていこれで風邪をひく)。
- 面倒くさがりなので、地理的に私の家のある付近に偏っています。
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- April 24, 2009 2:35 PM
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DodgyとNot dodgyの境目
両親が今年の夏はスペイン旅行を計画中だそうで、こんなことを聞いてきました。
スペイン(マドリッドとバルセロナ)は街を歩いても安全か?
パスポートはホテルのセーフティ・ボックスに預けるべきか、それとも自分で持ち歩くべきか?
持ち歩くのであれば、マネーベルトは必要か? カバンでもいいか?
うーーーん、そんなこと聞かれてもねー
It depends... ケース・バイ・ケース。 普通に注意していれば大丈夫だけど、普通の注意は必要・・・
背景説明をすると、母親が英語ができることもあり、毎年夫婦でヨーロッパや息子・娘が住んでいる国に自分たちで出かけ航空券・宿の手配など含め個人旅行をこなすほどの旅能力はあります。 あの年代にすればかなりある方だと思う。
それでも旅先で危険をわざわざ冒す価値はないし、親なので上記のような歯切れの悪い回答に。
で、「普通の注意」の部分をもう少し丁寧に説明すると、
- どこの街にも治安の悪い地域はあるので、事前に調べてそういう地域には行かない
- 歩いているうちに「何か雰囲気悪いなー?」と思う通りに入ってしまったら(昼間から何もしていない目つきの悪い人たちがたまってる、ゴミや落書きなどで通りが荒れている、etc.)、遠回りになってもいいので引き返す
- 人ごみの多い場所では、カバンを前に抱えて持つ
- 夜、遅くなり知らない場所を歩くはめになったら歩くのではなくレストランでタクシーを拾ってもらう
etc. etc. そういうことですが、一番大事なのは五感をフルに働かせて「あっ、ここdodgyだな(*1 )」と思ったら、素早くその状況から去ることでしょう。
*1・・・dodgy 1. 危険な、危なっかしい、2. 巧妙な、ごまかしの、ペテンの(アルクより)
非常によく使う口語です。
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- April 18, 2009 1:43 PM
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イギリスで新たなスター誕生
友達のmixi日記で知った。
すでにネット上ではすごいことになってますね。
"Britain's Got Talent"という"American Idol"のイギリス版TV番組オーディションに出たSusan Boyleというおばさんのお話。 47歳、スコットランド出身。 曲は私の一番好きなミュージカル『レ・ミゼラブル』の"I dreamed a dream"。
YouTubeの画像埋め込みができないので、リンクから見てください、損はさせません(笑)。 歌う前の審査員と聴衆の反応に注目。
YouTube : Susan Boyle - Singer - Britains Got Talent 2009 (With Lyrics)
『日豪ユーモア考』というエントリーでイギリス系の国のユーモアセンス(= sarcastic、ブラック)について書いたのですが、もうひとつの特徴としては、underdog(負け犬)が事前予想に反して勝っていく姿を応援するのが大好き、ってことでしょうか。
私の好きなイギリス映画もすべてこのunderdogが勝ち上がっていく物語かも。
- スラム街で育った少年がクイズ番組で勝ち上がる『スラムドッグ$ミリオネア』
- イギリス北部の鉄工所を解雇された中年男6人組がストリップショーを始める『フル・モンティ』
- 女子のものとされていたバレエでプロを目指す少年の物語、『リトル・ダンサー』
- 父の急死で靴工場をつぐことになった主人公が孤軍奮闘する『キンキー・ブーツ』
彼女のプロフィールは、もーまさにピッタリ。
- 見ての通りの容姿(眉毛、何とかしようよー)
- 無職、教会のボランティアワーカー
- 独身(猫と住んでいる)、結婚経験なし、キスの経験もなし
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- April 17, 2009 9:39 AM
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都市の文化度
土曜に、ミュージカル"CATS"を見に行ってきました。 ロンドンなどで公演経験のあるダンサーからなるツアーカンパニーがシンガポールで1ヵ月間だけ公演しているのです。
"CATS"は中学1年のときに生まれて初めて見たミュージカル。 13歳の目には、ダンス、歌、衣装、ステージ構成すべてが感激の嵐で、親にCDを買ってもらい歌詞を暗記するまで歌い、おこづかいを貯めてもう1度見に行きました(13歳が1万円を貯めるのは大変なのである)。 劇団四季に入りたいとまで思ったけど、主演キャストのプロフィールを見ると「4歳からクラシックバレエを始め・・・」とあったので、「9年遅かった」と思いあきらめたっけ。
それ以来、ロンドンとモスクワでも見たので今回が5度目。
ロンドンのウエストエンドもニューヨークのブロードウェイも公演が終わって、もう生で見ることはないと思っていた。
久しぶりだったので、猫の名前を忘れてしまっていたけれど、これは24匹の猫の名前を全部覚えて細かい芸も楽しむミュージカルでしたね、忘れていた。 初めて見たときは、ミストフェリーズのダンス(当時見たのは加藤敬二さん)にとにかく開いた口がふさがりませんでしたが、今回はマキャヴィティの歌を歌うセクシーキャットがお気に入りでした。
劇団四季のキャッツに関してはこのサイトがマニアすぎ。
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- April 13, 2009 1:06 PM
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こうすれば下がる(?)、海外移住のハードル
先週後半からこの週末まで、日本から私の両親が、オーストラリアから夫の両親が来ていました。
「タイミングを合わせて来たらいいんじゃない?」というのはもともと私たちの提案だったのですが、さすがに普段の生活のスケジュールに加えて、2組の両親を、それぞれと個別の時間を持ちつつ一緒のアクティビティーも計画する、というのは大変でした。
2組ともそれぞに国に帰り、夫と私はぐったり・・・
いや、去年はクリスマスもお正月も帰らなかったので、わざわざ会いに来てくれたのは非常にありがたかったし、タイミングを合わせたので両家が仲良くなる機会も持てて一石二鳥だったんですが。
所感ひとつめ。
私たちは国際結婚なので、第3国に住むという選択肢を結構気に入っています。
理由は2人とも自分の国、相手の国、住んでいる国が違うのでそれぞれを客観的に見られるため。 シンガポールは東京から7時間、メルボルンからも7時間、という戦略的立地にあり(だから選んだ訳ではなく、たまたま相手が住んでいたところに、とりあえず私が移住しただけだけど)、立地としては便利で気に入っています。
でも海外に長期間住む場合、気になるのはやはり親のこと。
帰るのに時間もお金もかかるし、それぞれの国が全然違う方向にあるので、1回で2箇所の実家に回れないし、長期休暇は旅行も行きたいし・・・ なかなか全てを満足させるのは至難の業なのです。
思いついたときに帰れるように時間もお金も自由がきく仕事をしたいのですが、まだまだ長期計画の途中だし。
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- March 31, 2009 11:56 AM
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地図が読める女の絶対年感
東京では新婚1週間の友人に会ったので(そう、私が行った日の1週間前が結婚式。 出席できなくてごめん・・・)、「いつ(旦那さんに)出会ったんだっけ? 2006年?」と聞いたら、もう1人の友人に「えっ??? いつから付き合ってるかって西暦で覚えてるの???」とすごーく驚かれました。
「西暦以外でどうやって覚えるんだ? 平成? 陰暦??」と悩んだ私。
答えは「1年○ヵ月前」みたいに、出会った日を起点として覚えているんだそう。
そんなの覚えられるわけないジャン・・・
そしてハタと気づいた。
だから女の人(私以外)は一般的に記念日好きなんだ・・・
付き合った日を起点として、「付き合って半年♪」「あと○日で1周年♪」みたいにカウントアップをしてるから、記念日を覚えられるらしい。
一方、男の人(私含む)は、○年○月○日という(絶対音感ならぬ)絶対年感で覚えている(というか、覚えていないんだが)ので、その日がよっぽどインパクトのある日付でない限り覚えていません。 断言できるが、これは愛情とは全く関係ない、単にあまり意味付けていないので覚えていないだけ。
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- March 21, 2009 1:57 PM
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各国の移民局
夫が面白いことに気づきました。
各国の移民政策は、政府の中のどの省庁が査証発行など管理業務を行っているか見れば類推できる。
考えてみれば当たり前なのですが、「外交」「国防」など専門の省庁が設立され、明らかに分類に迷いがない分野に比べ、「移民」は実にバラエティ豊かな省庁が扱っています(下記、内容に誤りがある場合はぜひ訂正ください)。
まずは移民の国、アメリカ。
Department of Homeland Security(国土安全保障省)・・・9・11後テロリストの攻撃と自然災害から国土の安全を守るために国内組織を統合し創設された組織。 移民の管轄機関は司法省から国土安全保障省に移されました。
Land of Opportunityに夢をふくらませる人にとっては、"Homeland Security"とは萎える名称です。
同じく移民の国、オーストラリア。
Department of Immigration and Citizenship(移民・市民権省)・・・さすが、専門の省庁が設けられています。
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- March 5, 2009 11:36 AM
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Gated Country - 囲われた国
先週は1週間ロンドンからブラジル人の友人が出張できていたので、何度か一緒にご飯を食べに行きました。
シンガポール在住の友人(フランス人、イスラエル人、アメリカ人、ドイツ人、シンガポール人)に夫(オーストラリア人)と私(日本人)で集まると、アフリカ大陸以外の全ての大陸出身者が一同に会したことになり、そのdiverseなメンバーで同じ話題で盛り上がる、それぞれの視点から会話に参加する、私が一番INSEADに行ってよかったなー、と思う瞬間です(→『世界一国際色豊かなMBA』)。
その中で盛り上がったのが、今後世界ではどんどんGated Communityが増えていくのだろうか?という話題。 Gated Communityとは、ゲートや塀を設けるなどして住民以外の敷地内への出入りを制限することで通過交通の流入を防ぎ、防犯性を向上させた住宅地のことで、アメリカでは富裕層が住むのはもはや常識。 ところが、ブラジルではアメリカを上回る勢いで急速にGated Communityが増えているのだそう。
Wikipedia : ゲーテッドコミュニティー
ブラジルの都市部の治安の悪さを考えると納得。 経済成長に伴い増えてきた新興富裕層がどんどんGated Community内に引っ越しているのだそう。 大きなものになると中にスーパーはもちろんのこと学校まであるので、外に出ずにすべての用を済ませることができ、空港や駅などゲートの外の主要ポイントにはセキュリティに守られたシャトルバスが出るらしい。 庭師やメイドなどはゲートの外の世界から通い、門ではIDを見せ厳しいセキュリティチェックが行われます。
「外の世界の嫌なことからは目をそむけ、外の労働力を利用しながらゲートの世界にこもる生活はどうなんだろうねー、気持ちはわかるけど・・・」と皆で話していたときに、私が最近薄々と思っていたことをぶつけてみました。
「でもさ、シンガポールって国全体がGated Communityみたいじゃん」
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- February 25, 2009 10:46 AM
- 4. 教養・知識 | 5. 趣味・プライベート | 時事 | 海外に住む
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スラムドッグ$ミリオネア
以前ブログのコメント欄でsunshineさんにお薦めされたので、"Slumdog Millionaire"(邦題:スラムドッグ$ミリオネア)を観に行ってきました。 数々の賞を受賞しており、今年のオスカー最有力候補の呼び声高い大ヒット作。 日本では4月公開です。
2時間、片時も息をつかせぬ展開で、思いっきりのめりこんで観てしまったので、終わったときは疲労困憊、立ち直るのにたっぷり1時間はかかりました。
映画のレビューを書こうと思ったのですが、クライマックスに向けてバラバラの糸が紡ぎ合っていく脚本がとにかく素晴らしい。 あらすじを初めとする予備知識はない方が楽しめると思うのでやめておきます。 私はインドでヒンディー語の予告編を見ただけ、どんな映画か全く知らずに見たので、見事に衝撃を受けました。
なので、映画の内容と関係なさそうなことを書きます。
「随分インドっぽくなく洗練された映画だなあ」、と思ったのですが、それもそのはず。 監督は『トレイン・スポッティング』のダニー・ボイル監督、主演はボリウッドではなくイギリスのTV番組で主に活躍していたインド人俳優なので、インドを舞台にしたイギリス映画といった方が正しいかも。
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- February 21, 2009 4:50 PM
- 5. 趣味・プライベート
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亭主関白
日本語を習っている夫が、「今日、面白い日本語を習ったよ!」と帰ってきました。
その面白い日本語とは、「亭主関白」。
テキストには、以下のような訳が。
亭主関白だ = The husband is the ruler of his home.
日本語学校では、先生との会話練習で
「Aさんは亭主関白ですか?」
と、聞かれ、
「ぜんっぜん!!!」
と力を込めて答えたらしい。
・・・ま、正しいけどね。
(この日本語のテキスト、「僕は、仕事が恋人です」、「部長の奥さまとゴルフをご一緒しました」etc. シュールでエンターテイニングな例文がたくさん)
「こんな表現があるなんて日本人って面白いねー」といつまでも面白がっているので、「この表現から生まれた大ヒット曲もあるんだよ」とさだまさしの関白宣言をYouTubeで(私の同時通訳付きで)聞かせると、これまた「この人パロディー? ジョークバンド?」とゲラゲラ笑っている。
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- February 13, 2009 1:52 PM
- 4. 教養・知識 | 5. 趣味・プライベート | 家庭・育児 | 日本
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"20年前のモルジブ"
"20年前のモルジブ"という謳い文句に釣られて行ってしまった、ラクシャディープ諸島。
Cochinから西へ300km、アラビア海に浮かぶ珊瑚礁の島、モルジブの北にあります(モルジブは独立国だけど、ラクシャディープ諸島はインド領)。
オフィシャルサイト:Union Territory of Lakshadweep
Wikipedia : ラクシャディープ諸島
常々「ありえないくらい綺麗な海」と言われるモルジブに行ってみたいと思っていたものの、高級リゾートしかなく、周り全員ハネムーナーというのはいかがなものか?との理由から未踏の島でした(私、ツーリスティックな場所が嫌いなツーリストなので)。
「"海だけモルジブ、他は何もない" のならいいところに違いない」との勘は当たり、素晴らしいところでした。
1. 観光客擦れしていない村人
36ある島のうち外国人が泊まれるのは3つ。 私たちはそのうちAgatti Islandという島に泊まりました。 8,000人が住み、その全員がムスリム、産業は漁業。
リゾートは村の生活を刺激しないようにか、島の端にあったため、ほとんどの観光客はリゾートから出ずにマリンスポーツを楽しんで帰るようでした。
着いた日にふらふらと村を散歩していた私たちは(この時点ですでに"珍しいのがきた"、と囲まれる)、村の小学校の先生と名乗る人から翌日(1月26日)はインドの共和国記念日で記念式典があるから来なさい、と招待されました。
招待をありがたく受け取り、翌朝、会場の競技場に向かったところ、1,000人くらいの村人が何やらゲームを見守っていました。 到着した私たちに気づいた2,000の目が集まります。
当然のごとく、司会進行している人からマイクでインタビューされ、盛大な拍手を受け、次のゲームへの参加を要請される私たち・・・
左:多くの子供に取り巻かれる夫(左の方に写っているグリーンのシャツの背の高い白人)
右:観念してSlow Cycle Raceなる「一番ゆっくり自転車をこいだ人が勝つレース」に他の村人と並ぶ夫
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- February 3, 2009 3:07 PM
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インドに学ぶ田舎滞在型ツーリズム
ケララのバックウォーターではホームステイと呼ばれる家族経営の民宿に泊まりました(コチラ↓)。
GK's Riverview Homestay
バックウォーター観光でメジャーな街から離れており、村にはこのGeorgeが家族と経営する民宿以外の宿泊施設はなく、本当に何もないところなのですが、4室しかない部屋は常に満室でした。
日本でもグリーン・ツーリズムという名称で農村に滞在し農業実習や地産の郷土料理を通して豊かな自然を体験する試みがあるようなので、インドの成功例としてGeorgeの民宿の事例を分析してみました。
1. 美しい自然、地産の食物、村人との温かい触れ合いを最大限に活かす
村にはスーパーもレストランも娯楽施設も何もなく、あるのは田園風景とゆったりと合間を流れる水路(バックウォーター)とフレンドリーな村人&動物(牛、ヤギ、鶏、リス、その他)。
Georgeの民宿は「のんびりしにきた」というヨーロッパ人がメイン。 みな裏庭のハンモックで読書をしたり近所を散歩したり村人と一緒に(観光用ではなく生活用の)ボートに乗ったり、思い思いの時間を過ごしていました。
部屋はファン(扇風機)があるだけの質素な部屋でしたが、目玉はGeorgeの奥さんが作る家庭料理。 庭で取れるオーガニックベジタブル・フルーツ(下記)をふんだんに使った見たこともないような料理の連続。 単にスパイシー(チリの辛さ)なのではなく、芳醇な香りが漂い、何をどう使えばこういう味になるの?という料理のオンパレードでした。
庭で取れるもの:野菜・果物類(バナナ、ココナッツ、パイナップル、ジャックフルーツ、ぶどう→ワイン・ビネガー作りに使用)、スパイス類(カルダモン、胡椒、シナモン、ターメリック)、カカオ豆→自家製コーヒーに
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- February 2, 2009 2:19 PM
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笑顔の国ケララ
インドの南西に位置するケララでのバカンスから帰国しました。
あたり一面にココナッツの木が生い茂る水と緑の豊かな楽園というイメージで決めたバカンス先でしたが、一般的に信じられているような常識がことごとく、くつがえさせられた場所でした。
常識その1. 都市は田舎よりも豊かであるケララ観光の目玉であるバックウォーター(無数の河川、水路が広がる水郷地帯、人々の生活水路)にある田舎の村に3泊したのですが、そこでの人々の生活が実に豊かでした。 「豊か」というのは、物質的な豊かさというよりも、次にあげるような皮膚で感じる豊かさです。
- 家族で過ごす時間が長い・・・朝と夕方、集団で登校する子どもの姿をたくさん見ましたが、村には塾も外食するレストランも娯楽施設もなく、近所で働くお父さんが帰ってきたら後の時間は家族一緒に過ごしているのでしょう、実によく家族連れをみました。
- 教育水準が高い・・・識字率ほぼ100%というインドNo.1の教育水準を誇るケララでは田舎でも、英語を話す人がそれなりにいました。
- 域内で食料は自給自足・・・どこにでもココナッツ、バナナの木が生え、水田が広がり、魚も取れる村では、近所の人から買うだけでまかなえる状況。 ケララは1人あたりGDPは約US$1,000と低いのですが、食べるものにはあまり困っていない印象。
- 安全である・・・物騒な場所というのは歩いていても人々の目つきや物売り・乞食の多さでわかりますが、旅行者への身の危険はほとんど感じません。
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- February 1, 2009 2:57 PM
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やっぱり頼りになるのは、日本の食オタク
華僑の国シンガポールの中でもチャイナタウンのド真ん中に住んでいるので、日に日に春節(中国正月)を迎える熱気で騒々しさを増しています。 外へ一歩出るとごった返す人々でまっすぐ歩くのも苦労しています。
私たちも、もうすぐ南インドに逃避するので(『バカンス先の選び方』で書いたように、中国人観光客がいなさそうなのがその理由)、今日もバカンスネタで。
私にとって旅における食は絶対的に重要です。 時間のある時は入念に旅先のレストランの下調べをしますし、どうしても行きたいレストランがあるときは、それを中心に旅程を組み立てたりもします。
ただし、一食あたり1万円以上頻繁にかけられる身分でもないため、味・サービス・雰囲気(ロケーション)とコストのバランスも重要。 「ミシュラン3つ星レストラン制覇」のような旅はしませんし、できません。
以上のような基準で旅先のレストランを選ぶとき、市販の旅行ガイドはあまり役に立たず(理由は『旅先のレストランは絶対外したくないあなたに』参照)、いろいろ試行錯誤してきました。 このエントリーではLUXE CITY GUIDESというガイドブックシリーズをご紹介しましたが、欧米人の嗜好に偏っていることと、たまにやはりツーリスティックな店が混じっているところが難点。
そこで、私が頻繁に使う裏ワザをご紹介します。
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- January 16, 2009 3:22 PM
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多文化の街 マラッカ
だいぶ日が経ってしまいましたが、クリスマス直後に2泊3日でマラッカに行ってきました。
シンガポールからマレー半島をバスで北上すること5時間(そのうち1時間は出入国手続き)、マレーシア最古の街であり、マラッカ海峡の交易で栄え、ポルトガル・オランダが支配したこともある多文化な港町。
2008年7月には世界遺産にも登録されたのですが、あんまりそのアピールは感じられませんでした。
夫の思いつきで旅行3日前に行くことを決めたので予習が足らなかったのですが、「ここ、シンガポールよりマルチカルチュアルかも」というのが第一印象でした。
シンガポールの人口構成は
中国系 75%、マレー系 14%、インド系 9%、その他 3%
なので、多文化といえどもやはり華僑の国だと日々感じています。
ところが、マレー半島を北上するとマレー系の人口がどんどん多くなっていきます(正確には中国系がマレー半島を南下してきたのだが)。
マレー半島先端にあるジョホール・バルはシンガポールと同じく中国系がマジョリティー。 経済的にもシンガポールに組み込まれており、越境通学・通勤する人も多いです。
それがマラッカまで来ると、
マレー系 60%、中国系 30%、その他=ポルトガル系の子孫、インド系など
と、かなり民族バランスが拮抗しているのです。
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- January 14, 2009 2:55 PM
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観光と住みやすさの両立
ちょっと古いThe Economistに微笑ましい記事が載っていました。
The Economist : Joy of the outback
オーストラリア観光局が最近伸び悩む外国人観光客数を増やす起死回生策として、オーストラリア映画史上最高の総製作費1億3000万豪ドル(約126億円)をかけた、その名も『オーストラリア』という映画に望みをかけている、というお話。 主役はオーストラリアが誇る美女・美男俳優のニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマン。
オーストラリアは1980年代に『クロコダイル・ダンディー』が大ヒットし、何百万人ものツーリストに結びついたため、あの成功をもう一度、というわけです。
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- January 12, 2009 11:52 AM
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クリスマス - 伝統が変わる瞬間
案の定、ですが、昨晩の食べ過ぎ、飲み過ぎで朝から胃もたれと二日酔いに苦しんでいます。
夫が「30年間毎年、寸分も違わないレシピで食べ続けてきた」というお義母さんのロースト・ターキーのレシピを事前にゲット(夫が生まれる前に修行したLe Cordon Bleu Londonのレシピだそう)。
シンガポール時間昼12時(メルボルン時間午後3時)には、すでに親戚一同会したクリスマス・ディナー後で完全にできあがっていたお義母さん@メルボルンに電話で指示を仰ぎながら調理スタート。
ロースト・ターキーって作ったことはおろか食べたこともないので、どういう味になると成功なのかもわからなかったのですが、そこは夫の出番。
まずはターキーの詰め物、スタッフィング作り。
私、全然知らなかったのですが、ロースト・ターキーはスタッフィングがその味を決めます。 ターキーはパサパサして味のないチキンみたいな味。
我が家のスタッフィングは2種類。
A : アプリコット、セロリ、くるみ、たまねぎを炒めたもの(写真)。
B : ソーセージ、豚挽肉、フレッシュハーブ(パセリなど)、卵、たまねぎを混ぜたもの。
このスタッフィングが国によって、家庭によって異なり、腕の見せどころなのだそう。
『ニューヨーク・スローライフ』というブログでは
ソーセージ、玉ネギ、セロリ、ハーブ、ガーリックを炒めたところにスープストックを加え、クルトンを入れてふやかしたもの(サンクスギビングデー・ディナー 2008)
だそうなので、我が家のBに近いところが多いようですが、私のお薦めは断然A!
これだけで食べていいくらい美味しい。
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- December 26, 2008 11:53 AM
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子育て環境の良い赴任地
ふと目に止まったこのニュース。
HSBCが世界中の2,155人のExpats(駐在員)を対象に行った調査結果です。
HSBC Bank International conducts the world's largest expat survey...
調査対象者の国籍が明らかにされていないのですが欧米多国籍企業勤務の人だと思われるので、日本人が駐在する場合に重視される「日本食材が手に入りやすいか?」とか(私だけ?)は反映されていないのですが、独断と偏見でハイライトを引用してみました。
母国を離れて海外で生活する上で重視するのは子育て環境ではないかと思います(→Offshore Offspring)。
子供が屋外で過ごす時間が増えたと回答したのが、トップから順に
1. オーストラリア、2. スペイン、3. フランス
オーストラリアが「アウトドア大国」の名に恥じないトップの座につきました。
なお、ワーストは、
1. インド、2. 香港、3. UAE
遊ぶ場所がない、暑すぎて外に出られない、っていうところでしょうか?
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- December 22, 2008 10:56 AM
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Facebook時代の'keep in touch'
昔は一人旅専門だったのですが(→『バックパッカー時代も悪くない』)、今回の中国は実に久しぶりの一人旅でした。 何年ぶりかも覚えてないや・・・
そんな久しぶりの一人旅。 10年前との時代の違いを一番感じたのは、旅先での出会いがもはや一期一会ではなくなったということでしょうか?
昔は旅先で出会った人と一緒に写真を撮ると(←まだフィルムカメラの時代)、住所を聞いて焼き増しした写真を送ったものです。 クリスマス前には郵送でクリスマスカードが届き、でも1年経ち、2年経つと遠い異国に住む友人とは縁が途絶えていきました。
5年くらい前はこれがメールアドレスの交換になり、デジカメで送った写真を送ったりしていました。 でも相手がブロードバンド環境かもわからないので、送っても1通のメールに3枚添付くらい。 何枚も送りたい場合はメールを何通にも分けて送っていました。
そして現在。
「写真見せてよ」
「Facebook(もしくはFlickr)にアップしておくよ。 Facebookで名前何?」(とiPhoneを取り出しそのまま目の前でfriend requestを送る)
あっという間に写真の交換どころかFacebook上でつながったため、今後もお互いに近況がわかることになりました(日本人の場合、mixi)。
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- December 20, 2008 4:00 PM
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