3. マネー・ファイナンス Archive
超富裕層の悩み
HNWIs(High Net Worth Individuals)という人種がいます。
Merrill LynchとCapgeminiが毎年出すGlobal Wealth Reportによると、US$1mil.(約9,000万円)以上の金融資産(居住用不動産除く)を持つ人たちのことで、全世界に860万人いるそうです(2008年)。
Wikipedia : High net worth individual
高給サラリーマンにも手が届く層で、私の同級生でも夫婦どちらかがバンカー(*1)でVPやMDレベル、もしくは夫婦両方バンカーの場合、この層に該当していると思います。
*1・・・一般的に"Banker"という場合、欧米投資銀行のフロント業務(トレーダー、ディーラー、ファンドマネジャー、M&A、セールス etc.)についている人を指し、30代前半(VPクラス)で3,000万 - 1億円、35歳以上(MDクラス)になると6,000万 - 10億円? という高報酬が得られます(過半がボーナスなので年によって大きく異なる)。 その代わり競争は熾烈で激務なので、辞めていく人も多い。 日系銀行の課長・部長とは全く異なる人種。
どんな生活をしているかというと、ロンドンであればセントラルの北・北西の高級住宅街に家賃120万円/月のアパートに住み、住み込みナニーに払う年間コストが1,000万円、私立小学校に通う子供の学費が年間300 - 400万円/人、といった感じ。 いるところにはたくさんいるので、生活は垣間見られます(見たいかどうかは別として)。
普通のサラリーマン(といっても幅広いが)の生活コストすべてにゼロをひとつ足したくらいの生活ですが、基本はサラリーマンなので、この生活を支えるために、少なくとも夫婦どちらかが身を粉にして働く必要があります。
そして、その上にUltra-HNWIs(Ultra-High Net Worth Individuals)という人種がいます。
US$30mil.(約27億円)以上の資産を持つ人たちのことで、全世界に95,000人いるそうです。
このクラスはサラリーマンはなれず、会社オーナー・大企業経営者・トップクラスのアスリートや芸能人・代々の資産家・・・etc.などでしょうか? この層は働かなくてもいい層で、生活はちょっとやそっとで垣間見ることはできませんが、今日はこのUltra-HNWIs(超富裕層)と接した友人から聞いた話。
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- February 18, 2010 1:30 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 7. 心・精神
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為替ニュートラル
よく「(イギリスに引っ越すタイミングで)ポンドが安くなったからよかったね」と言われるのですが、うーーーん、短期的な為替の動向ってほとんど意味ないのであんまり気にしていないのです。 その代り、覇権通貨がどう変わっていくかはめちゃくちゃ気にしてます。
為替動向の感じ方って「どの通貨のどういう期間の視点で物事を見るか」によると思うので、我が家のポリシー「為替ニュートラル」について書いてみます。
1. 家計の資産形成
我が家の家計資産(というほどたいしたもんでもないけど)の大半は30年くらいの長期投資・運用です(老後の生活費とマイホームを買うかもしれない時の頭金)。 この資産をどの通貨で持つかが最重要。
結婚時の話し合いの結果、今後の世界基軸通貨になるであろうUSドルとユーロで半々ずつ(*1)持つことで、短期的な為替変動に心惑わされない為替ニュートラルな心理的ポジションを取ることで合意しました。 よって、2人の出身国通貨(日本円とオーストラリアドル)はすでにほとんど持っていません。
*1・・・「半々ずつ」という比率にあまり意味はありません。 4: 6でも6 : 4でもいいのですが、それくらいの細かい調整は流動性の高い資産であればすぐできるので。
ところが、シンガポールからはユーロ建ての金融商品を買いにくいので、現在すべてUSドル建てになっています(投資対象商品もすべてブログで公開しているので、興味のある方はカテゴリー投資・資産運用からどうぞ)。 これをロンドンに引っ越したらユーロ建て資産にも分散することが目下の課題です。
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- December 8, 2009 1:32 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 4. 教養・知識 | 投資・資産運用 | 時事
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生保のバイブル
短い東京滞在の最後はライフネット生命保険副社長の岩瀬さん。
前日の飲み会に風邪で欠席されたので、成田エクスプレスに乗る前のわずかな時間にオフィスにお邪魔しました。 お互いTwitterやブログ、チャットで近況は知っているので、世間話をして、最新著の『生命保険のカラクリ』を頂戴、献本御礼(もらった本のレビューを書くときは、小飼弾さん風にこう書かないといけないらしい)。
岩瀬さんが生保業界の風雲児としてライフネットを創業される前の私にとっての生保は「絶対買いたくない金融商品」でした。 関西人らしく、自分が購入する商品には"Value for Money"を重視する私が今から7年ほど前に検討した結果は、
1. 投資や貯蓄目的の金融商品としては他の金融商品に劣る
2. 私が死んで経済的に困る人はいないから死亡保障は必要なし
の2点の理由により「自分には必要なし」。
FP3級の勉強(→『FP技能士3級のススメ』)や橘玲さんの『世界にひとつしかない「黄金の人生設計」』などを読んだ結果、高コスト体質の非効率な業界が消費者の利益より業界利益を優先して生み出した限りなく中身が不透明な金融商品だと思ったことを覚えています。
一方、ハーバード留学記で存在を知っていた岩瀬さんが、独立系ネット生保を立ち上げ古い体質の業界に斬り込むことを知り「そう来るか?!」と仰天したのが2年ほど前(これがなければ「HBSで上位5%なんて賢い人だなー」という感想のまま、ブログのヒーローリストに書くこともなく、幸運にも知り合って仲良くなることもなかった)。
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- October 30, 2009 10:53 AM
- 3. マネー・ファイナンス | 投資・資産運用 | 税金・社会保障
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国を出る企業と追う税務当局
『お金持ちが逃げてしまう国』というエントリーに、
私は常々、日本に住む日本人にとって一番恐ろしいシナリオは、日本という国(の制度)を見捨てた日本企業が外へ出ていってしまうことだと思っていました。
と書いたら、
本気で日本を出ていく気概のある日本の大企業ってどのくらいあるだろう。。。か。
というコメントをもらいました。 へーーー、あんまりいないのか・・・
FT (= Financial Times)で、税金の高い国を出る企業と、追う税務当局の記事を読んだのでご紹介(FTは無料登録すると月10本の記事まで読める、それ以上は有料)。 以下、記事の要約。
KPMGが行ったイギリスの大企業50社への調査によると、企業の税法上の本社をイギリス国外へ移そうと検討している企業は2007年の6%から2008年には14%に上昇した。
税金が企業活動を行う場所の選択に影響を与えると回答した企業は2007年の26%から2008年には22%と、不況の影響でわずかに減少したものの、無視できない割合の企業が税金に敏感である。
イギリスの法人税制はフランス、ドイツ、米国などに比べると競争力があるが、アイルランド、オランダ、ルクセンブルクに比べると劣り、これらの国は魅力的な税制で海外からの投資を呼び込んでいる。
(FT : More big companies consider UK tax exodus(2009年1月25日))
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- October 13, 2009 10:36 AM
- 3. マネー・ファイナンス | 4. 教養・知識 | 時事 | 税金・社会保障
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お金持ちが逃げてしまう国
海部美知さんブログの『金持ちをたくさん働かせる仕組み』には全く同感。
同感な点は2点あったので、今日は1点目(若干、編集して引用)。
金持ちから奪って貧乏人に分けるのを政治でやっちゃうと、金持ちはますます自分の富を隠し、世の中のために流通しなくなるし、「成功しよう」という個人のインセンティブを奪う。
私は常々、日本に住む日本人にとって一番恐ろしいシナリオは、日本という国(の制度)を見捨てた日本企業が外へ出ていってしまうことだと思っていました。
40%という世界最高レベルの法人税をはじめ(参考:世界の法人税率、ちなみにシンガポールは18%)、ビジネス環境における国際競争力がないため。
毎年、世界銀行と国際金融公社(IFC)が発表する"Doing Business"というランキングがまさに国のビジネス環境を比較しており、2009年は以下の通り(The World Bank Group - Doing Business 2009)。
1. シンガポール
2. ニュージーランド
3. 香港
4. アメリカ
5. イギリス
・・・
15. 日本
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- September 25, 2009 2:35 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 4. 教養・知識 | 日本 | 税金・社会保障
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イギリス人医師の見たシンガポール
最近、ロンドンからシンガポールに引っ越してきた夫の同僚D(フランス人)と彼の奥さんA(イギリス人医師)とよく一緒に食事をするのですが(こちらにも登場)、医師であるAが見るシンガポールが、私たちが普段の生活で見るシンガポールと全く異なっていて毎回非常に興味深い話が聞けます。
私はブログでシンガポールのことをいろいろ書いてますが、日常生活では一部分しか見れていないと思います。
それもそのはず、職場にシンガポール人はいないし(これは少規模のプロフェッショナル・ファームに共通するが、シンガポール人は大企業志向が非常に強いので、小規模ファームが能力主義で採用すると外国人ばかりになる)、友人のシンガポール人はこういう人たちが多いし、規制が強くてつまんないから地元メディアは読まないし見ないし(→『メディア規制の影響』)。
私たちの環境の性質上、民間のビジネス目線でシンガポールを見て気づくことは多いのですが(*1)、Aのように医師として貧困層のシンガポール人を診ていて気づくことには全く気づきません。
*1・・・私は、1人あたりGDP上はアジア一になったシンガポールが(GDPが完璧な指標ではないことは百も承知の上で、→『「幸福度」をGDP算出に』)今後も成長を続ける上で一番障害となるのが、「多国籍企業に雇用されやすい人材」をつくるという国の教育政策ではないかと思っています(こちらやこちら参照)。 これって他国でもマネできる陳腐化しやすいモデルでは?
ところが、Aが見るシンガポールは「福祉のない国での貧困」です。
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- September 22, 2009 12:40 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 税金・社会保障
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「果ての国」に生きる - 1
『ブラック・スワンとレバノン』で書いたとおり、『ブラック・スワン』を読み終わったので感想です。 久しぶりにビシビシと読み応えのある本でした。
ブラック・スワンとは以下のような特徴を持つ事象のこと。
一つは予測できないこと。
二つ目は非常に強いインパクトをもたらすこと。
そして三つ目は、いったん起きてしまうと、いかにもそれらしい説明がなされ、実際よりも偶然には見えなくなったり、最初からわかっていたような気にさせられたりすること。
例として、1987年のブラック・マンデー、1998年のロシア金融危機を緒とした米LTCMの破綻、2001年の9・11、そして2007年から始まったサブプライム問題を契機とした世界金融危機など(本書はサブプライム問題顕在化の数ヶ月前に発売されている)。
ブラック・スワンが起こる世界を説明する比喩が秀逸。
月並みの世界・・・ベル型カーブに従って分布し、特定の事象が単独で全体の大きな部分を占めることはない。 アウトライヤーは無視できるほどインパクトの小さいもの。
例:身長、体重、カロリー摂取。 100人の中にひとりだけすごく太った人がいても平均体重などの統計には微々たる影響。
果ての世界・・・データ1つが全体に圧倒的な影響を及ぼす。
例:財産、本の売上、社会的事件、都市の人口。 100人の中にビル・ゲイツのような大金持ちがいれば、あとの99人はいてもいなくても統計的には同じ。
そして、世界に衝撃を与え、予測不可能なリスクを与えるブラック・スワンは「果ての国」で起きる。
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- July 10, 2009 12:10 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 4. 教養・知識 | 投資・資産運用 | 時事
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海外居住者の年金ポータビリティー
実家に社会保険事務所の人がやってきたらしい。
私は去年のちょうど今日付けで、日本で働いていた会社を辞めており、その後、厚生年金も国民年金も未払いで「いったいどうなっているのか?」と調査に来たとのこと。
すごい!!! わざわざ訪問調査に来るんだ、こんなことで税金を使わせてしまって申し訳なし。
事の背景は次の通り。
1. 私は東京に住んでいたのだが、シンガポールに引っ越す時点で、いったん住民票を奈良(実家)に移してから、奈良市役所に国外居住届を提出。
2. 海外居住者は国民年金の加入義務はない。 任意加入して保険料を納め続けることはできるが、破綻すると言われている年金制度に納め続ける意味が見出せず、加入していない。
3. 日本で9年と少し、厚生年金と国民年金の加入歴があるが、最低25年の加入がないと年金受給資格がない、とのことで、「なーんだ、9年間は結局掛け捨てだったのか」と思っていた。
4. 数ヶ月前、住民票を預かる行政と社会保険庁とはつながっておらず、1.で行った住所変更が年金データには反映されていないので「ねんきん特別便」が昔の東京の住所宛になっていることに気づき、社会保険事務所での住所変更手続きを親に代行してもらった。
5. すると、上記の通り「年金保険料未納です」という調査が実家に来た。
上記、社会保険事務所の人は、親から事情を聞いた後、
日本と"社会保障協定"(*1)を結んでいる国で年金に加入した場合、加入期間が通算で合算されるので、今は"カラ期間"(*2)申請しなさい。 シンガポールとは"社会保障協定"を結んでいないけど、将来引っ越す国とは協定結んでいるかもしれないでしょ。
とのこと。
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- June 11, 2009 5:04 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 税金・社会保障
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目の前のお金に惑わされない法
直球なタイトルですみません。
「夫婦2人で同時期にMBA留学→海外就職を計画しているが、かなりハードルが高そうである。 結局、留学のためにした借金返済を優先し日本に帰ることになっちゃうのかな?」と悩んでいるブログ読者がいるので、そういうケースの対処法です。
もっと平たく、目の前に本質的に自分の求めているものではないが待遇がいい話がある、どうしよう?っていうときの対処法だと思ってお読みください。
私にもこの点に関しては苦い経験があります(昨日書いた「どうせ痛い思いをするなら早めにしよう」という基本行動方針が守れず安易な道を選んでしまった例)。
MBA留学は(学校によって大きく異なるが)1年制で1,000万円、2年制で1,500 - 2,000万円という巨額の費用(学費 + 生活費)がかかります。 私が行ったINSEADは1年制だったのですが、留学が終わる頃には必死で貯めた貯金が底をついていました。
しかも、プログラム後半は多くの企業が学校にリクルーティングに訪れるためプログラム終了前に卒業後の職が決まっている同級生が続出し、非常に焦る時期。
私も周りの雰囲気に飲み込まれるように、フランスにいながら日本の転職エージェントに履歴書を送ってしまい、すぐ仕事の紹介を受けました。 そして、すぐ内定。
自分は本当は何をやりたいのか考える余裕もないまま内定を得てしまい、ヨーロッパでの就職活動もそこそこに帰国。 日本で他も見て回ろうと思うものの、数ヶ月前に内定が出た会社にはもはやあまり待ってもらえない。 しかも、「そこそこ」興味もあり、「なかなか」待遇もよかったのがよくなかった。 帰国後の私は貯金も底つき、東京の友人宅に居候しながら就職活動をしていたので、もう待ってもらえない、ところまできて、結局契約しました。
その会社では、いろいろ素晴らしい経験もできたのですが、やっぱり「もっと違うやり方があったろうに」とは今でも思います。
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- April 30, 2009 11:50 AM
- 2. ビジネス・キャリア | 3. マネー・ファイナンス
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初めての納税申告
シンガポールの税務当局IRAS(= Inland Revenue Authority of Singapore)から「2008年分の納税申告をしなさい」、とe-File(電子申告)のPIN(暗唱番号)が送られてきました。
日本では、サラリーマンは所得税・住民税ともに源泉徴収されるので、私にとっては初めての納税申告です。
シンガポールには住民税はなく、個人所得税に一本化されています。 右のテーブルは現在の税率。 最高税率20%ですが、ほとんどの人は17%以下でしょう。
国の特徴を現しているのは、税控除(日本で言う所得控除)ですが、基礎控除、生命保険料控除、寄付金控除、配偶者控除、CPF控除、障害者控除など日本にもある控除の他にこんなものがあります(日本のケースを知りたい人は→『手続き・届出110 - 所得控除とは』)。
外国人メイド税控除・・・『6家庭に1軒がメイドを雇う社会』に書いたようにシンガポールの多くの家庭は住み込みのメイドを雇っています。 メイドを雇うには政府にメイド税を払う必要があるのですが、そのメイド税の2倍を控除できるというもの。
子どもを持つワーキングマザー控除・・・『シンガポールの少子化対策 - 政府の嘆きが聞こえる・・・』に書いたようにシンガポールでも少子化は深刻な社会問題。 今まで子ども1人の場合、所得の5%控除だったのが、今年度から15%に引き上げられました(2人以降も同様に引き上げられた)。
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- April 8, 2009 5:31 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 税金・社会保障
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岩瀬さんと生命保険
東京ではライフネット生命保険の副社長、岩瀬さんのオフィスにお招きされお会いしました。
知っている人も多いと思いますが、こちらにも書いたように東大(在学中司法試験合格)、BCG、リップルウッド(投資ファンド)、HBSの成績上位5%という輝かしいキャリアの持ち主。
Wikipedia : 岩瀬大輔
同年代の岩瀬さんはMBA留学時期はかぶっていないのですが(彼は2004 - 2006年、私は2003 - 2004年)、ハーバード留学記の頃ちらちらブログを読んでおり、卒業後どうするのかな?と思っていたら、ネット生保立ち上げということで度肝を抜かれました。
そして、『ヒーローリスト公開』というエントリーに「死ぬまでにぜひ会ってみたい人」と書いたら、ご本人からメールがきた、という嘘のような本当の話。
いろいろ個人的な話もしてお土産に本も頂いて、その日ちょうどオフ会だったのでライフネット宣伝用のパンフレットも頂きました。
そしてオフ会でパンフレットを配ろうとすると、皆さん、あんまり生命保険には関心がない、知らない、のですねー。 新卒の会社に通っていた生保レディに契約させられそのまま○年・・・とか。
・・・ということで、ちょっと生保のお話。
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- March 19, 2009 1:34 PM
- 2. ビジネス・キャリア | 3. マネー・ファイナンス | ベンチャー・起業家 | 投資・資産運用
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そろそろ決着を、年金問題
発表されて以来、理解しようと試みているが、「だから何なんだ?」とやっぱり白けてしまうこのニュース。
公的年金制度を維持するには、65歳以上の高齢者が受け取る厚生年金の水準を段階的に引き下げ、2038年度以降は現在よりも20%低くする必要がある。厚生労働省は23日、こうした年金財政の長期見通しを公表した。現役世代の手取り収入に対する厚生年金の割合は50.1%で、政府が約束した5割を維持できると説明している(asahi.com : 30年後、厚生年金給付2割減 政府見通し、年収の5割)。
要約すると、「2038年(年金給付開始年齢が変わらなければ、今の30代が受給し始める頃)の年金受給額は随分減るけど、一応約束した水準は守りますよ」と政府が(給付額に大きな影響を与えるさまざまな前提条件をいじった上で)発表した、ということらしい。
いつまで先延ばしにするのかねー、この議論。
私が海外移住することを決めたのは、日本語を話さない夫が日本で満足な仕事が見つからないであろうから、というのが直接の原因だけど、「この国(の制度)、マジメにやってられない」と国を出る遠因となったのは、やはり2007年のこのニュースだったと思う。
厚生年金や国民年金などの公的年金を一元的に管理するための「基礎年金番号」が何らかの理由で付されていない年金加入記録が、昨年6月時点で5,000万件もあることが、社会保険庁の内部調査で明らかになった。加入記録に同番号がないと、保険料を払っていても加算されず、年金の受取額が減る恐れもある。(NIKKEI NET : 基礎年金番号漏れ、記録に不備5000万件・社保庁調査)
最初にニュースを見たのは日経の朝刊だった気がするけど、5,000万という数字に目を疑い何度も何度も読み直したことを思い出します、だって日本の人口の40%じゃん・・・(注:5,000万人ではなく5,000万件なので正確には人口の40%ではない)
それに増して驚いたのは、このニュースを受けて暴動が起きなかったこと。 まあ暴動という暴力手段に訴えるかどうかは別として、メディアではそれなりに騒がれたけど身近な人の反応はあきらめに似たものでした。
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- February 27, 2009 12:29 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 税金・社会保障
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大胆なシンガポール 2009年度予算
我が家にシンガポール税務当局(IRA)から封書が届きました。
開けてみると、2008年度支払った個人所得税の一部還付のお知らせ。 S$2,000(= 約12万円)を上限とし、毎月一定額が還付されるそう。
1月22日発表になった2009年度予算は史上最高額となる総額205億シンガポールドル( = 約1.2兆円)となり、初めて政府準備金からも拠出するとのこと。
シンガポール政府の予算専門ウェブサイトに詳しく載っていますが、REUTERSから予算の内訳を引用しておきます。
REUTERS : シンガポールが予算案発表、137億ドル規模の景気対策盛り込む
<雇用保護・企業支援対策>
-- 職業訓練など雇用対策(S$51億)
-- 銀行融資促進対策(S$58億)
-- 企業向けの補助金・優遇税制(S$26億)
-- 世帯向け支援策(S$26億)
-- インフラ・教育・医療対策(S$44億)
<減税>
--法人税率を18%から17%に引き下げ。 2010賦課年度から実施。
--2009賦課年度の個人所得税を20%還付。
今年のスローガンは"Keeping Jobs, Building for the Future"ということで、シンガポール国民を雇っている企業には1年間、給料の一部を政府が負担(S$2,500を上限とし12%負担)する"Job Credit"の実施など雇用維持が優先。
相変わらず、やることが大胆です。 シンガポール国民だけでなく、永住権保持者にもBenefitを拡充してほしいもんだが、やっぱり有事には自国民優先になってしまうのはしょうがないのか。
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- February 11, 2009 11:53 AM
- 3. マネー・ファイナンス | 税金・社会保障
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REITと債券もETFにしました
ブログの中で、ちっとも増えないマネー・ファイナンスカテゴリーのエントリーですが、以前『世界全体の成長を信じる』や『ナンピン買いの誘惑』に書いたように、私たちの投資方針は
ドルコスト平均法 & インデックス投資 & 30-40年スパンの長期投資(バイ&ホールド)
なので、決めた日に決めた額を買うだけなので、普段やることないんですねー
私たちのアセット・アロケーションは下記。
現金:5%
債券:10%
株式:65%
不動産:20%
債券、株式、不動産、すべて「世界市場全体に投資する」のが方針なので、株式は全部Vanguard ETFで揃ってしまいました(→『結局Vanguard ETFにしました』)。
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- January 22, 2009 1:02 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 投資・資産運用
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会計ブートキャンプ
ついに始まりました! 会計ブートキャンプ!
今日から日経ビジネスオンラインで始まった特集のことです(バナーをクリック↓)。

去年からNBonlineで会計コラムを書いていらした著者の杉田さんは、私が杉田さんのブログを見つけて押し掛けコメントしたのが馴れ初めです(このブログのリンクにも貼ってあるんだけどわかるかな?)。 サンフランシスコの会計事務所で上司・同僚・部下のアメリカ人をバッタ・バッタと斬るさまを楽しくブログで読んでいたのですが、年末、東京に凱旋帰国されました。
私は前職で企業投資の最前線にいたし、MBAで会計(Accounting)は必修科目だったし・・・なのに、いまいち会計(Accounting)には苦手意識があったのです。
ところが、最近いろんなところで「英語・会計・ITが必須」と言われているように、苦手なままだと本当に目の前の仕事で苦労するんですね(私のように企業投資が仕事なのに財務分析苦手です、ではちょっとお話にならない・・・)
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- January 5, 2009 10:15 AM
- 3. マネー・ファイナンス | 4. 教養・知識 | MBA | 投資・資産運用
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社保庁は見習ってほしいCPF
私たちのように、居住国を変えてきた(これからも変える予定がある)人が悩むのは年金・保険などの社会保障関係です。 国によって制度が違うので把握するのも自分たちにとって最適解を考えるのも大変です。
以前、医療保険の話はこちらのエントリーに書いたので、今日は年金の話。
シンガポールに移住してくるまでの年金ヒストリーは以下。
夫:オーストラリアで勤務していた3年間、基礎年金と企業年金を積み立てていたので、65歳になったら、いくばくか支給されるらしい
私:日本で勤務していた9年間強、国民年金と厚生年金を天引きされていたので、何歳からか知らないが、いくばくかもらえるらしい
シンガポール永住権保持者となった私たちは、シンガポールのCPF(= Central Provident Fund)と呼ばれる中央積立制度に強制預金する義務があります(勤労者だけですが)。
このCPFというのが、日本のお粗末な年金制度の加入者(被害者)から見ると考えられないくらいブラボーな制度です(本来の目的としては退職後の生活保障だけでなく住宅ローン、医療保険なども兼ねている)。
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- November 4, 2008 2:29 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 5. 趣味・プライベート | 海外に住む | 税金・社会保障
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ナンピン買いの誘惑
今日も株価は激しく下げましたね・・・
9月2日、3日のブログに書いたとおり、8月下旬に新たな投資戦略のもと世界全体に投資を始めたのですが(→投資銘柄はコチラ)このわずかな期間の間に世界の株式市場は暴落してしまいました。 VanguardのETFも8月下旬に購入してわずか1ヵ月半で30%の下落です。
「これから1年かけて4回に分けて投資実行すれば底は拾えるでしょう」と書いたとおり、元々
- 2008年8月から1年かけて3ヵ月ごとに手持ちのキャッシュ1/4ずつを決めたとおりのポートフォリオに機械的に投資し
- 2009年8月から後はコツコツと定額を同ポートフォリオに定期的に投資する
というドルコスト平均法 & インデックス投資 & 30-40年スパンの長期投資(バイ&ホールド)の予定なのですが、昨今の暴落を前にしてナンピン買いをしたい誘惑に駆られています。
Vanguardの創業者John C. Boglueの本『マネーと常識 投資信託で勝ち残る道』に「多くの人が自分はMarket timing(市場のタイミングを読んで投資すること)ができると思っているが、ほとんどの人はできない」とあるのを読み、納得した上で決めた戦略だったんですけどね。
次に投資できるのは8月(初回投資日)から3ヵ月後の11月です。 それまでガマン、ガマン・・・
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- October 16, 2008 2:56 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 投資・資産運用
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私の不動産投資(未遂編)
慶応でビジネス英語担当講師をされ、ご自身のブログでもビジネス英語の解説をされている日向さんに『世界全体の成長を信じる』というエントリーに対し、「不動産にまで手が回っている資産配分はうらやましい」というコメントを頂きましたので、不動産投資をしようとして未遂に終わった話を。
私は2005年に株式投資を始めたのですが、2006年には不動産にも投資しようと週末ごとに都内の一流住宅街を投資用物件を探し求めて1日に何軒も物件探しをしたことがあります。
(REITではなく)現物の不動産投資は巨額でありかつ、かなり強いレバレッジをかけるので失敗したら一生ローンを返すために働き続ける羽目になるため、もちろん物件探しをする前に勉強をしました。
まず行ったのは当然読書。 当時は今のような読書スタンスも確率されていなかったので、不動産投資で成功した方の体験談を中心に10冊は読みました。 今の私のスタンスと異なるので、あえて本の題名はあげません。
次に各種セミナーに参加しました。 ここで重要なことは『There ain't no such things as a free lunch』で書きましたが、「セミナー主催者の真の意図は何か」を見抜くこと。 不動産投資は株式投資より(1件あたり)巨大な金額が動く世界ですからボランティアでセミナーをやる人はまずいません。 安いセミナーは、セミナー主催者が不動産専門コンサルだったりブローカーだったり、必ず強く勧誘されます。
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- September 19, 2008 5:01 PM
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シンガポールの少子化対策 - 政府の嘆きが聞こえる・・・
ガス料金の請求書に小冊子が同封されていました、タイトルは"MARRIAGE & PARENTHOOD PACKAGE"。 政府からのお知らせです。
日本の少子化問題も危機的状況ですが、シンガポールの出生率(女性1人あたりが一生に生む子供の数)は1.29人、中華系に限ると1.14人(2007年)。 人しか国力がないシンガポールにとって死活問題で、8月から施行された政府の緊急少子化対策を受けたもの。
AFPBB News:シンガポール、少子化対策予算を倍増
IPS:SINGAPORE:Population Decline - Enter the Matchmaker
同封されていた小冊子の中身はこんな情報でした(今回の施策では、それぞれ内容が拡充されています)。
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■ GETTING MARRIED(結婚)
政府お墨付きのお見合いサービス。 さまざまなイベントやオンラインお見合いサービス(下の写真)など。
Social Development Service (SdS) LoveByte
■ RAISING & CARING FOR CHILDREN(育児)
減税、働く母親の税控除額、出産ボーナス(現金で1 - 2人目はS$4,000、3 - 4人目はS$6,000)、保育所の増設、育児助成金
■ WORK-LIFE SUPPORT(仕事と子育て両立のサポート)
産休(有給)16週間(最初の8週間は雇用主が給与負担、次の8週間は政府が負担。 3人目からは政府が16週間分負担)
7歳以下の子どもがいる親は毎年6日間の育児休暇(有給)あり(最初の3日間は雇用主負担、次の3日間は政府負担)
■ HAVING CHILDREN(妊娠)
不妊治療を必要とするカップルは政府による治療費の補助あり
*****************************************
ちなみに、ほとんどの施策は「子どもがシンガポール人であること」が条件なので(産休除く)、私たちには適用されません・・・残念・・・
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- September 16, 2008 5:20 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 5. 趣味・プライベート | 家庭・育児 | 税金・社会保障
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結局Vanguard ETFにしました
昨日のブログに書いたとおり、
- 『世界全体の成長を信じる」ので世界市場全体に投資する
- 30年くらいの長期投資、短期の価格変動リスクは取る
という投資スタンスなので、株式投資は市場連動型にすることにしました(不動産もその予定ですが、まだ購入していないので後日)。
今までは『私の株式投資は失敗の連続 - 1』、『- 2』に書いた通り、個別銘柄でもアクティブ投信でも失敗しているので、「プロ(アクティブ投信のトレーダー)が継続して指数を上回るパフォーマンスを残せないものを素人の私にできるわけがない」と割り切っています。
*ここからの個別銘柄や投資方法は、シンガポール居住者だから可能なことも多く含まれているので、ご注意ください。
最初に検討したのはインデックスファンドといえばVanguardの世界株式市場連動インデックスファンド。
ところが、インデックスよりETF(上場投資信託)の方がはるかに手数料が安いことに気づきます。
ETFでは世界株式市場これ1本でOKというVanguard Total World Stock ETF (VT)はexpense ratio(信託報酬)が0.25%(2008年9月3日現在)という安さですが、これを地域ごとに分解してみると、以下の通り、もっと安い(数字は信託報酬)。
Vanguard Total Stock Market ETF(VTI) 0.07%
Vanguard European ETF (VGK) 0.12%
Vanguard Pacific ETF (VPL) 0.12%
Vanguard Emerging Markets ETF (VWO) 0.25%
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- September 3, 2008 11:33 AM
- 3. マネー・ファイナンス | 投資・資産運用
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世界全体の成長を信じる
『Between jobsの過ごし方 - 2』で予告していた通り、ようやくシンガポールに投資口座を開き、新たに投資・資産運用を開始しました。
このブログの中で、投資に関しては唯一全く成功体験がないので(笑)、先達の皆さま、ぜひいろいろ教えてください。
具体的な投資銘柄の前に、投資で最もパフォーマンスに影響を及ぼすのは個々の商品選択ではなくアセット・アロケーションだと言われているのでその話を少し。
私たちの目標アセット・アロケーションは以下の通り。
現金:5%
債券:10%
株式:65%
不動産:20%
投資スタンスは以下の通り。
- 30年くらいの長期投資
- 生活に必要なお金+αは給料で十分なので投資資金は当面使わない余裕資金
- 長期的には高いリターンが狙える株式投資中心
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- September 2, 2008 6:04 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 投資・資産運用
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自分の医療費は自分で支払う
『ガイジンであるという特権』で書いたように、概ね暮らしやすいシンガポールですが、移住してきて以来、苦労していることがあります。
それは、健康保険。
日本はご存知の通り国民皆保険。
私は今まで日本の大企業に勤めていたため、健康保険料は毎月の給料から源泉徴収されていました。 どこの病院に行っても自己負担は3割。 医療費について深く考えることもなく生きてきました。
日本は年金もそうですが、現役の労働世代が医療費をより多く必要とする高齢世代を支えるという相互扶助の精神で成り立っています(急速な高齢化によってさまざまな社会問題が噴出しているのは周知の事実)。
一方、シンガポール政府は基本的に「自分のことは自分で面倒をみなさい」というスタンス。 市民と永住権保持者(PR)には国の管理下にある個々人の口座にCPF(政府による社会保障。後日別のエントリー立てます)を積み立てる義務があります(ポイントは積み立てるのが「自分の口座」ということ、積み立て分は自分に返ってきます)。 この一部が医療保険費に回されますが、これは入院など高額医療費にしか適用されず、外来治療には適用されません。
これだけでは全く十分ではないので、ほとんどの国民は何らかの形で別途民間の保険に加入しています。 この民間保険というのが実にまちまち・・・
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- August 29, 2008 5:59 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 5. 趣味・プライベート | 海外に住む | 税金・社会保障
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There ain't no such things as a free lunch
このブログもだいぶいろいろな方からコメントを頂けるようになりました。
基本的にご質問頂いたことは何でも答えるようにしていますし、新たな視点がまた刺激になるので、「へぇー」とか「いや、それはちゃうんちゃう?」とか短くてもいいので、反応してもらえると嬉しいです。
気づいたのですが、マネー・ファイナンス系のトピックになるとトピックそのものに関するコメントは減りますね・・・ 難しいんでしょうか? 興味がない?
今日は日本にいる友人からのメールを引用しながら(本人の了解済)、私が重要だと思っている点もご紹介します。 反論歓迎。
以下、友人と私のメールのやり取り抜粋(前後で近況報告をし合っているので、こんなに冷たいやり取りではないです)。
友:インデックスとかすごく興味あるのだけど、いかんせん、平日、信託銀行に行って話を聞く時間がない・・・。
私:話聞きに行くくらいなら本読んだ方がよっぽどためになるよ、なぜなら彼らの仕事は「手数料の高い商品を売ること」だから。
友:あ、そうよねぇ。なので、銀行主催の無料のセミナーとか勉強会に参加して独学してたのだけど、今はそれも難しくて、。
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- August 22, 2008 6:18 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 投資・資産運用
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Big Mac指数とミセス・ワタナベ
私は資産(ほとんど現預金)のほぼ全てを前職での給料(当然、日本円建て)を貯金することで積み上げたので、一部の外貨預金を除くとほぼすべて円で所有しています(たとえ株・債券などの有価証券が海外で運用されていても私の持つ日本の証券口座では円でしか換金できないので円の為替リスクがある)。
ところが、
- 時間外ATM手数料負けするような低金利での円での運用(普通・定期預金に限らず国債でも同じ)をしながら高インフレの海外で生活すると資産の実質的な目減りが著しい
- これから海外に住み続けるのであれば、将来的に円で換金する必要がないし当面この資金は必要ではない
- 為替は長期的には国の国力を反映するが数十年先のことなんてわからない、夫とはお互いの出身国の通貨(=日本円、オーストラリアドル)でも居住地の通貨(=シンガポールドル)でもなく、基軸通貨(USドルとユーロ)で資産運用することに合意済
という理由から、円をUSドルに替えるタイミングをはかりながら数回に分けてドル転しています。
先週のThe Economist誌に「Big Mac指数では円は27%過小評価されている」との記事がありました(記事はコチラ↓)。
The Economist:The Big Mac Index - Sandwitched
ビッグマック指数を知らない方はコチラを参照(↓)。
Wikipedia:ビッグマック指数
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- August 4, 2008 10:06 AM
- 3. マネー・ファイナンス | 4. 教養・知識 | 投資・資産運用 | 時事
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Between jobsの過ごし方 - 2
昨日の続きで、between jobsの私が今行っている「緊急じゃないけど大切なこと」です。
1. キャッシュフロークワドラント I (投資家)に移るために行っていること
簡単に言うと、資産から将来的に安定的な収入を得るための資産形成です。
ひとつめは支出のコントロール。
MBA同級生の友人が多く(と友人のせいにしてはいけませんが)、典型的な高収入・高支出だった私たちは友人との旅行、交際費、外食すべての支出において無頓着だったのでまずは家計簿をつけるところから始めました。 数字として改めて自分たちの消費(浪費)行動を見るインパクトは大きく、支出は大きく改善の余地ありです(クレジットカード以外の負債が全くないのが大きな強み)。
ふたつめはアセットアロケーション、投資商品の選定。
今までは『私の株式投資は失敗の連続 - 1』、『- 2』に書いた通り、私は無惨に失敗→その後見るのも嫌になり投資ポートフォリオは放置、銀行普通預金に預金だけが貯まる、という状況であったため全面的に見直しをしています(投資環境の良いシンガポールに移住したこと、マーケットが落ち込んでいることも追い風!)。
長期投資には証券会社・ファンド会社の手数料が大きく響くので、個別に証券会社・ファンド会社のwebsiteで調べたり直接電話で問い合わせたり、個別金融商品の目論見書を読んだり、各国の税制、USD他通貨での投資運用可否、両替・送金手数料など調べたり・・・やることは枚挙に暇がなく、コツコツと日々調査・研究しては夫に結果報告する毎日です。
結果はそのうちブログでご報告できると思います。
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- July 31, 2008 8:11 PM
- 2. ビジネス・キャリア | 3. マネー・ファイナンス | 投資・資産運用
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恐怖の住民税
日本に一時帰国しています。
実家に恐ろしい郵送物が送られていました、差出人は東京都文京区税務課。
そうです、シンガポール移住のため会社を退職した私は住民税が普通徴収に切り替わり前年分の納付書が送られてきたのです。 その額、実に私の月収に値します。
給与から天引きされている時はあまり税金を納めている実感がありませんが、いったん自分の懐に入ってしまったものをまた出すのは本当に辛いですね、仕方ないですが・・・
自分が納めている税金の額を把握していない方はぜひ毎月の給与明細を読み直して把握しましょう!(『FP技能士3級のススメ』に書いたように一度包括的に勉強してみるのもお勧めです)。 「こんなに納めているのか?!」と驚くはずです。
こんな時、シンガポールに移住してよかったと心から思います。
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- July 23, 2008 9:42 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 5. 趣味・プライベート | 海外に住む | 税金・社会保障
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シンガポールで資産運用
ご存知の方も多いと思いますが、シンガポールはアジアのオフショア金融センターとして知られ、村上ファンドが拠点を移したことで一躍注目を浴びました。
オフショアの解説はGoogleでたくさん出てくるので省略するとして、個人の投資家にとって一番のメリットは利子、配当金、キャピタルゲインなどの資産運用収益に課税されないことでしょう。
日本、オーストラリアそれぞれにバラバラと金融資産を持っている私たち夫婦は(といってもたいしたことありません、ほとんど貯金です)、シンガポールに一刻も早く資産を移しポートフォリオを作り上げるのが当面の課題です。
日本もオーストラリアも利子、配当金、キャピタルゲイン全てに課税されるので、全く同じ金融商品を買っても(手数料など諸費用が同じと仮定すると)シンガポールに移した方が得なのです。
ただし、これはシンガポールに居住しているから得られるメリットであって、日本に住んでいる限り世界中どこで得た金融収益であろうと総合課税されますのでご注意ください(所得20万円までの免除あり)。
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- July 17, 2008 3:47 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 投資・資産運用
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ジョイントアカウント(共有名義口座)
ようやくIC(シンガポール市民とPR(永住権保持者)が持てるIDカード)が手に入ったので、早速Citibankでジョイントアカウント(共有名義口座)を開きました。
独身の人にとって、結婚後どうやって誰が家計のお金を管理するのかは興味の対象です。
私も結婚が決まってから周囲に聞いて回りました。
すると実にマチマチ・・・
共働き夫婦の場合、使途によってそれぞれの口座から分担しているケース(夫が家賃・水道光熱費、妻が食費・雑費など)、毎月それぞれ一定額を出し合い家計はそこから捻出して残額はノータッチというケース(だから「夫の正確なお給料の額を知らない」なんて人も)、など実にさまざま。
専業主婦の家庭では毎月一定額を夫が妻に生活費+お小遣いとして渡しているケース(なぜか私の周りには一般的と思われている妻が家計を握り夫にお小遣いを渡している家庭が見当たらず・・・)。
とにかく本当にマチマチのようで、(共働きの場合ですが)こんな調査結果が出ています(↓)。
webポプリ:共働きー家計管理は多様 理想の形 話し合いから
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- July 15, 2008 8:00 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 5. 趣味・プライベート | 家庭・育児
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勝間和代さんの魅力
昨日のブログで「日本は金融の基礎知識を身につける教育が欠けている」と書きましたが、「基礎知識って言われても・・・それって何?」という人にお薦めなのが、勝間和代さんの『お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践』です。
インターネット対談『ベストラー作家・勝間和代が、本についてあれこれ語る!』でご本人が、「自分が5年前に知りたかったのに、当時本がなかったので、今本にまとめている」とおっしゃっているように、私も5年前にこの本に出会いたかった!
今さら私が云々するまでもありませんが、勝間さんの魅力は「お金のためにやっているのではない」ところが溢れ出ているところだと思います。
私が初めて勝間さんの経歴を知ったときの非常に率直な第一印象は「(私の周りに)ありがち!」でした(大変失礼ですね、申し訳ありません・・・)。
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- July 5, 2008 8:53 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 4. 教養・知識 | 投資・資産運用
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大前研一氏の株式・資産形成講座
メルマガはほとんど購読していないのですが、毎回記事を楽しみにしているメルマガがあります。
大前研一氏が監修を勤めるe-ラーニングビジネス・ブレークスルーの中の株式・資産形成講座のメルマガです。
三井住友銀行が英バークレーズ銀行に1,000億円出資した、というニュースはこのメルマガで知りました(6月27日の『どこのパスポートがお得?』に書いたブラジル人カップルは2人ともBarclaysに勤めており、投資銀行部門はサブプライムの影響を受けすでに人員10%カット、さらなる人員削減必至との話を聞いたばかりだったので個人的にタイムリーだったのです)。
ロイター:三井住友FGがバークレーズと戦略提携へ
グローバルな視点で(資産形成という観点に限りますが)時事問題を平易に解説している日本語メルマガでは秀逸ではないでしょうか?
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- July 4, 2008 8:07 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 4. 教養・知識 | 投資・資産運用 | 時事
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FP技能士3級のススメ
何かを習いたい、学びたいと思ったとき、始める前からゴールと期限を決めて(資格試験合格、数値目標達成など)、限られた時間内に自分を追い込むように仕組みを作るのは私の常套手段です。
逆に言うと、期限内に自分を追い込まず、だらだら始めた習い事は結局全くものになっていません(一番いい例がイタリア語。シチリア旅行から帰ってきた勢いで始めたものの、検定なども受けなかったため、2年イタリア語学校に通っても使いモノにならず)。
短期間でやったわりに一番日常生活で役に立ってると思うのが、FP技能士3級です。
FPとはファイナンシャル・プランナーの略で、3級は以下の分野からなります。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
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- June 18, 2008 4:26 PM
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銀行のプライベートバンキングサービス
日本を出る前にHSBCプレミア『金融資産1,000万円以上のお客様のための専用銀行』の広告をよく見ました。
銀行のプライベートバンキングサービスは目新しいものではなく、私たちもシンガポールで検討したことがあります。
電話をかけたのは、HSBC, Citibank, DBS(シンガポール最大の銀行)の3行。
サービスはどこも似たりよったりで、
- S$200,000(約1,600万円)の預け入れが条件(銀行によって異なる)
- プライベートバンキングサービス自体の手数料はなく、銀行の収益は投資商品の販売手数料や信託手数料
が特徴です。
これは銀行の目線から見ると「自行の(なるべく手数料率が高い)金融商品を(なるべく頻繁に)売買してくれないと利益が上がらない」ということです。
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- June 11, 2008 4:13 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 投資・資産運用
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私の株式投資は失敗の連続 - 2
昨日の続きで、失敗続きの私の株式投資の分析です。
1. 素人は買うことはできるが売ることができない
始めた2005年当初は買えば上がるので、頻繁に売買を繰り返していました(当時、モスクワに住んでおり、日本と5時間の時差があったので、朝6時に起きて株価チェックをする毎日)。 ところが、過去の売買記録を見ると、利益確定時は大体10-30%の上昇で売ってしまっているのに、損切り時は10-60%損と惨憺たる状況です(現在持っている株に70%の含み損を抱えた塩漬け株もあります)。
2. 素人は投資の尺度がない
投資を始めた当初はPER低位株狙いでしたが、相場が上昇し割安株が少なくなるにつれ、完全に投資の尺度を失ってしまいました。
とある人(その日が初対面)の「○○○○(銘柄)を今買うと3日後に上がるよ」という情報を鵜呑みにし、翌日買ったものの1週間で(下げ相場でもないのに)15%下げたこともあります。
3. 素人は投資の実態を見ない
まさに今の状況です。
完全に塩漬け株ばかりの今はE*TRADEから送られてくる取引報告書を見ることもなく、ひたすら相場の回復を待って、損益ゼロになった時点で個別株投資を止めようと思っています。
こんなにひどい私の株式投資ですが、この経験を通して決めたことがあります。
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- June 6, 2008 4:30 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 投資・資産運用
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私の株式投資は失敗の連続 - 1
私は2005年5月に株式投資を始めました。
2005年5月といえば、ちょうど日本株が上昇気流に乗り出す直前、株式投資を始めるには絶好のタイミングでした。
Yahooファイナンスで2005年5月から2008年6月今日現在の日経平均をグラフにしてみましたが(↓)、今年に入ってサブプライムの影響で大分下がったとはいえ、日経平均連動のインデックスファンドを買っておけば、まだ含み益がある、そんなタイミングでした(下記グラフのピンクの線が日経平均です、他の線は移動平均線)。

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- June 5, 2008 3:56 PM
- 3. マネー・ファイナンス | 投資・資産運用
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