今日はずっと書こう、書こうと思ってた「産みどき」の話です。 そう、子どもの「産みどき」。
「仕事で自分のポジション確立してから子ども産みたい」、「母なのにアクティブですねー」、etc. いろいろ聞かれるのですが、
Timing is never right.
子どもの「産みどき」なんてないです、「産める年」ならあるけど。
とにかく変化のスピードがどんどん速くなる世界で「3年間(2人以上なら5年以上)世界経済が不況に陥らず、会社がリストラせず、上司の理解があって、自分の職場でのポジションが安泰で、心おきなく産休取って復帰できて、しかも夫の転勤もない時期」なんて果たしてあるんだろうか?
ロンドンには夫の会社に転勤希望を出して来たのですが、2009年夏には転勤できる予定(私もロンドン着いてすぐ仕事を見つける予定)が夫の会社がリストラ開始したので転勤も凍結、同じ頃に妊娠が判明、凍結解除された妊娠9ヵ月で引っ越してきたため就職活動もできず。
妊娠→出産→育児とかかる時間のスパンより外部環境が変わるスパンの方がずっと短いのが現代です。
「今まで自分の体と時間は他の誰のものでもない自分のもの!」だったのが、自分ひとりの都合では回らなくなるのは、出産の10ヵ月前、妊娠したときから始まります。
つわりがひどくベッドから起き上がれなくなる人もいれば、切迫早産で絶対安静を言い渡される人もいる、私みたいに腰痛で10分以上歩けなくなる人もいる(→私の腰痛物語。 痛かった・・・)。
無事に産まれたら産まれたで、初めの2 - 3ヵ月は昼夜の区別なくおっぱいを飲みたがる新生児のおかげでほとんどゾンビのように毎日を過ごし(この頃の記憶はありません、笑)、子育てが楽しくなってからも昼寝しない・夜泣きがひどい・寝付きが悪い、などチャレンジが次々と押し寄せずっと寝不足。
家事は夫婦ふたりだった頃の3 - 4倍に激増(赤ちゃんの頃は洗濯の量がすごいが、幼児になってからは食事の時間がすさまじい)。
オムツが取れご飯も自分で食べられるようになった頃には2人目が産まれ、上の子のエネルギーに振り回されながら再び寝不足。
学校に入ったら宿題の面倒を見たり友人関係に気をつかったり親力が問われる場面が増す。 さらに、いじめにあわないか・非行に走らないか・成績がよくない、etc. 心配は尽きることがないし子どもは基本的に親と長く一緒に時間を過ごしたいと思っているもの(→『家族のQuantity time』)。
Timing is never right.私たちに子どもが産まれる前にシンガポール人の友人に言われた言葉ですが、本当にその通りだと思います。
逆に「母だから○○してはいけない」とかもない、だって親としてコミットする期間ってこんなに長いんだから、この長い期間を夫とのチームワークで乗り切るしかない。
労働力が必要で幼児死亡率が高いからたくさん産まざるをえなかった世代(や国)の女性たち(産みどきとかいうレベルの問題じゃない)に比べると、子育てに幸せを見出せるなんて本当に幸せだなー、と思う。
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- September 30, 2011 8:43 PM
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