『クリエイターになりたい。』に書いたように、ゼロベース思考でクリエイターになりたいと思った私ですが、どういう種類のクリエイターになるのかが問題でした。
以下のような職業じゃないか、はチェックしました。 時代はものすごいスピードで変化してるから難しいのですが、環境の変化への最良の対処法は自分を変えることなので、時代を見据えながら変化し続けるしかないんですよね。
1. テクノロジーの進化がプロとアマチュアの境界を限りなく曖昧にした職業
Chikirinの日記『ライターとカメラマン』がずばり指摘しているけど、
ライター:ブログの普及で一般人でも簡単に世界各地からほぼタダで文章を世間に公開できるようになり「文章力」「取材力」で食べていくのはとても難しくなった。
カメラマン:一眼レフとPhotoshopで誰でも気軽に息を飲むような写真を生み出せるようになった。
この2つはわかりやすい例だけど、どんな仕事にも高付加価値の仕事と低付加価値の仕事があり、破壊的テクノロジーは高学歴・ハイスキルの代名詞のような職業でもローエンド側からどんどん侵略しています。
(例)
弁護士:過去の判例検索はネット上で無料でできるように。 アメリカには弁護士が質問3つまで無料で答えてくれるSNSができたり(→The Economist : Bargain briefs)。
医者:医師へのオンライン無料相談サイトが登場。 レントゲン写真やMRI画像をインドの放射線科医に送るアメリカの病院もある(FOCUS :誰があなたのレントゲン写真を診るのか?)。
建築家の仕事もひと昔前は複雑な2D、3D設計図を手描きで何十枚・何百枚も描けることがプロとしての重要なスキルだったのをCADが職場の光景をがらっと変えてしまいました。
家の壁などの塗料も数十年前はカラーリストという専門家が実際目で判断して色を調合していたものを今はコンピューターで数十万色を自由自在に配合できます。
インテリアデザインだって、雑誌から気に入った写真切り抜いてスキャンして「こんな感じの部屋で」って予算を入れて送ったら、家具やカーテンなど買い物リスト(ブランド名と品番)を送り返してくれるようなサービス、すぐ登場しそう。
上記に書いた職業の人は皆たぶん「いや、オレ(私)の仕事はそんな甘いもんじゃないんだ」って思ってるんだろうけど、だいたいローエンド市場から破壊的イノベーションに飲み込まれていってあっと気づいたときは、自分の足場もやられていたりするもの(→『次の破壊的テクノロジーは何だ?』)。
・・・というわけで、これは対応できているか自信がない。 でも対応できないと仕事がなくなるだけなので対応するしか道は残されていない、です(→『20、30、50年後を想像しながら動く』)。
2. oDeskに頼めば済む職業
1.はテクノロジーに代替される職業だけど、こちらは人に代替される職業。
英語とコンピュータースキルがある人を時給78セントで雇えてしまう恐ろしいサイトoDeskの話を以前『時給78セントの衝撃』に書きましたが、ここにある職業は危険・・・ つまりPCとネット接続さえあれば世界のどこにいても完結できる仕事。
ロンドンにいて生活コストの桁が違うバングラデシュの同じスキルの人と競争できるわけがないじゃありませんか・・・(上記エントリーに書いた時給78セントの彼は今見たら時給1.11ドルに昇給してます)
これが結構Trickyなのは、通勤ラッシュが嫌いなので(好きな人はいないと思うけど)家で仕事がしたい(以前書いた「通勤時間の長さと幸福度は反比例する」という話はこちら)。 でも家でできる仕事はPCさえあればできる仕事じゃないか(!)という点。
なお、前も先進国のミドルスキル・ジョブがどんどんなくなっているという話を書きましたが(→『仕事がなくなるのはミドル層』)、あまりにも変化が激しい世の中で特に先進国の若者が割りを食っているので先週はThe Economistが"The Future of Jobs"という特集を組みましたね。
The Economist : My big fat career
上記記事のコメント欄には「どんなに優秀な若者でも戦後世代みたいな生活が手に入らないなら、みんなその優秀さを活かしてタイムマシーンでも発明するべきなんじゃないの?」というコメントまで載ってました。
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on
- September 19, 2011 7:41 AM
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