シンガポール政府からメールがきた。

今週初め、シンガポール政府のEDB(= Economic Development Board、経済開発庁)から一通のメールが届きました。
『グローバル富裕層争奪戦』という2008年11月に書いたエントリーの中の政府サイトへのリンクがリンク切れしているので正しいリンクに直してほしい」という依頼です(EDBの依頼通りリンクを直しましたが、エントリーの中で書いたGlobal Investor Programの情報自体が古くなっています)。

さらにエントリーの中で、私が

高度人材リクルートメントの機能を果たすContact Singaporeという情報センターの拠点に現在のボストン、ロンドン、チェンナイ、上海に加え、シドニー、サンフランシスコ、北京が加わります(東京が入ってないですね・・・日本はアジア一、富裕層の数が多いんですが、日本人には来て欲しくないんだろうか? それとも日本人の方がシンガポール移住に興味ない?)。

と書いた部分に対し、「日本人向けに日本語サイト(→:シンガポールへの投資をお考えの皆様へ)を開設したので、こちらもリンクよろしく」とのこと(EDBからのメール本文は英語です)。
・・・というわけで、日本からの投資、大歓迎だそうなので、ぜひご検討ください(笑)。

それにしても、日本語ブログ内のリンクまでトラッキングしててフォローしてるなんて(このブログのContactページからメールがきた)さすがだなー、と思い、「すごいねー」と返したら「エージェントがサイトにトラッキングコードを埋めてるから、EDBサイトにリンクしているウェブサイトがトラッキングできるようになっている。 EDB、そしてシンガポール政府のことを書いてくれてありがとう」というお答え。

以前、シンガポールでテクノロジー・ベンチャーが集まるコンファレンスに行ったとき(→こちら)に、Facebook、Twitter、など爆発的に利用者が急増していたソーシャルメディアの中で、人々がどんなことを話しているのかを解析する(いわゆる"バズ解析")ソフトを開発しているベンチャーに出会いました。
どこが最大の顧客なのか聞いたところ、「シンガポール政府」とのこと(生まれて間もないベンチャー企業のまだベータ版レベルのバズ解析ツールを導入するなんてさすがだなー、とその時はちょっと感心しました)。

以前、シンガポールに言論の自由はあまりないと書きましたが(→『メディア規制の影響』)、一方で政府は自分たちの政策が市民にどう受け止められているか、非常に気にしていて常にモニターしています。
政策はトップダウンで実行されますが、その撤回もめちゃくちゃ速い。

また、官僚にアクセスしやすいことにも驚きました。
以前、友達が政府の起業支援プログラム(→『シンガポールで起業したい人へ』)への応募の相談に行くところだったので、面白そう!と思って私もついて行ったらいろいろ教えてくれたし、結構シニアなポジション(事務次官レベル)の人でもきちんと理由を説明すれば情報交換ベースのミーティングができました。

今回の件も実にシンガポール政府らしい一件でした。

Comments:2

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Gen March 4, 2010 3:02 PM

株式会社シンガポール政府ですね。このあたりのフットワークの軽さはさすがです。

la dolce vita Author Profile Page March 4, 2010 6:38 PM

>Genさん
>このあたりのフットワークの軽さはさすがです。
本当に身軽です、いつも感心します。

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