さて、昨日書いた「統計や金銭価値だけを基に自分のキャリアを決めてはいけない」という路線を基本に、第一弾の続きです。
2. 自分のスキルや責任の幅が高速で伸びる会社で働く
「就職活動するなら・・・」というCREAさんの質問に答えると、若いうちから権限を与えられ、社外で活きるスキルが伸ばせて、なおかつ成長している業界の成長している会社、「会社の成長に従って自分も自然と成長できる」ような環境が理想。
大学院留学を目指すとしても、MBAの場合社会人経験が必須なので(最近アメリカの大学は新卒MBAもあるけど)、その間のキャリアや、新卒就職だけでなく転職の際の基準も同じです。
逆に避けるべきは、従業員の高齢化が進み、40歳以上の使えない中間管理職が大量にいて、何層もの意味のないヒエラルキーがあり(課長・課長補佐・課長代理・主務・主任・・・と延々続く、みたいな)、その人たちは保身のための社内政治に時間を捧げているため、膨大な量の仕事が数少ない若手に振ってきて若手は長時間労働により疲弊、若手に権限はなく上が詰まりすぎて出世の見込みもないような会社。
私の友人にも毎年就職人気ランキングに登場するような大企業に勤めていて、30過ぎても後輩が入らず、部署には中間管理職が溢れ、人員削減のため雪だるま式に膨れ上がる主要業務に加えて、派遣の事務職を減らしたことによる雑用の増加、度重なる組織変更・人事異動のたびに開催しなければならない歓送迎会の幹事・・・その他もろもろの業務で月の残業時間が恒常的に100時間超え、というケースも。
そこで、そんな理想的な会社ってどこにあるの?という疑問ですが、日本の会社をウォッチしているわけではないのでわかりません。
就職情報誌に載っているもんでもないし、世の中にアンテナを張る、自分の足で稼ぐ(= 実際に働いている人を探し出して会って話を聞いてみる)、人が知らないからこそ価値がある類の情報だと思います。
3. 日本で就職してもグローバル一律人事体系で働けるグローバル企業で働く
「若いうちは研修が充実している大企業でスキルの底上げをはかる」というのも一理あり。 私も昔はそう思っていたので、初めの3社は大企業ばかりです(自分のスキルアップは会社に頼るのではなく自分でするべきという説もあるけど、やはり会社のお金で豊富な研修を受けられるのは魅力的)。 その場合、グローバル一律人事体系で、日本オフィスというローカル採用であることが不利にならないグローバル企業がキャリアの過程で他国勤務の道が開けていいかも。
これもどういう会社がそのような人事体系を取っているのかはよく知りません(日系・外資系に限らずローカル採用に本社レベルでの昇進機会を与えない企業はたくさんある)。
『P&G式 世界が欲しがる人材の育て方』、『世界で戦うキャリアづくり - グローバルを知る外資系トップが語るリーダーの条件』
という本の著者がいるP&GやBPはそうなのかもしれません(あくまで本によるイメージ)。
グローバル標準のスキルが磨けるという意味ではプロフェッショナルファーム(コンサル、会計事務所、法律事務所etc.)もそうだけど、こちらは日本人を採用するのは日本のクライアント相手だからなので同じファームの中で他国勤務の可能性は少なくなるかなー、一般論ですが。
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- February 8, 2010 12:00 PM
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