1年中で最も大事な家族行事のクリスマス・ディナー。 夫の実家では、毎年親戚一同で集まるのですが、「親戚」にどこまで含めるかがビミョー・・・な上に、大家族になると必ず問題児が現れ、数年に1度はソープオペラ(昼メロ)のようなドラマが繰り広げられるのだそう・・・
今年は義妹(夫の妹)が婚約したので、義妹のフィアンセIの実家に招かれました。
彼はクロアチア系オーストラリア人。 本人はオーストラリア生まれですが、両親はクロアチア移民1世。 生粋のクロアチア文化を守っていて、叔父・叔母・弟夫婦とその子供も含めた7人の大所帯で暮らしており、さまざまな映画のようなドタバタ話を聞いていたので、だいぶ前からとーっても楽しみにしていた私。
祝日なのにラッシュアワーかというほどの渋滞を抜け(それぞれのクリスマス・ディナーに向かう車で大混雑)、Iの実家にたどり着くと、庭で待っていたものはロティスリーで焼かれる2羽のターキー。 店じゃなくて自宅に本格的なロティスリーを持っている人を初めて見た私。 タ・タダ者ではないグルメだ・・・ 一気に興奮が高まります。
そして紹介された家族は・・・ "My Big Fat Greek Wedding"(邦題:マイ・ビッグ・ファット・ウェディング)という映画をご覧になったことありますか? あの家族とそっくり。
スーパー・フレンドリー、すごいアクセントの英語でよくしゃべり、よく食べよく笑う、本当に映画に出てきそうな南ヨーロッパ人。
Iのお母さん、叔父さん、叔母さんが総力を挙げて作ってくれたクリスマス・ディナーが、余りにも美味しくて、あと1年は会う人会う人に話をしてしまいそうなので、メニューを書いておきます(食べることに集中し過ぎ、ほとんど写真は撮れませんでした、笑)。
- 自家製ワイン・・・毎年秋にワイン農家からブドウを買って、赤・白それぞれ100kgずつのワインを造る。 家の地下室はワインセラーになっている。
- 干し鱈とじゃがいものサラダ・・・クロアチアの伝統的なクリスマス料理
- 海老のフェットチーネ・・・エビ殻でとったソースが絶品
- パプリカのマリネ・・・赤パプリカをにんにく・オリーブ油・ハーブで数日マリネしたもの
- ローストターキー・・・前々日から漬け込んだターキーを4時間じっくりローストした至福のターキー。 秘伝の味付け:ローズマリーの枝を胸に刺し、ターキーのお腹にたまねぎ・ベーコン・プロシュートをスタッフィング、外に岩塩・胡椒・ケイジャンスパイス(パプリカ・チリペッパー・ガーリックなどのミックス)をまぶし、チキンストックをかけて乾燥を防ぐ。
- ローストベジタブル・・・ポテト・パンプキン・たまねぎ。 こちらの味付けも絶妙。
- ガーデンサラダ・・・文字通り、庭の家庭菜園で取れたサラダ野菜・トマト・パプリカ・たまねぎ
- チョコレート・・・いったん休憩
- フルーツサラダ・・・ぶどう・ピーチ・バナナ・りんご・オレンジ・マンゴー・キウイなど新鮮なフルーツをサイコロ型にカットし少量ブランデーをまぶしたもの
- 自家製生ハムとチーズ・・・冬はハム・ベーコン造りの季節。 肉屋から豚を生ハム・ベーコン・サラミなど各部位の肉に適した方法で加工。 塩・胡椒のみで保存料は使わず、陰干しすること3-6カ月(部位により、期間が異なる)、素材の味が利いたハムのできあがり。
- クロアチアコーヒー・・・トルココーヒーと同じく、濃くて飲み終わるとカップの底に粉が残るコーヒー
えーっと・・・これで全部だっけな・・・?
ここだけの話、イギリス式のクリスマス料理より美味しく(笑)、毎年このクリスマスでもいいかも。
それにしてもワインも生ハムも(オーストラリアに住みながら)自家製って・・・地中海沿岸の住人は人生の楽しみ方知ってるなあ・・・
アドリア海の島に家を持っているので、夏遊びに来るように無期限のお誘いも受けたので、早速行かなくっちゃ♪
こうやって世界中に家族や友達が増えていくのがとても楽しい。 今年は全く予期せずにクロアチアに親戚ができてしまったのでした。
-
on
- December 26, 2009 8:21 AM
- 5. 趣味・プライベート | 6. 健康・美容 | 7. 心・精神 | 家庭・育児 | 文化・アイデンティティー | 美食・グルメ Tweet
- Newer: 太陽の恵みをシンプルに味わう
- Older: オーストラリア的クリスマス・イブ
