昨日の話の続きで「世界の他の場所も見てみたいから」というわけではありませんが、年始早々ロンドンに引っ越します(それまでに何事もなければ)。
キャリアが「やりたいこと」と「できること」の交差するところだとすると、住む場所も「住みたい場所」と「(現実的に)住める場所」の交差する場所。
単純に好き嫌いだけだと、私の理想(妄想)はこんなとこ(①)。
- 文化度が高い落ち着いた街並み(低いビル)
- 公共交通(& 自転車)が発達していて車のいらない生活
- 街中に路地が多く、シャレたカフェ、隠れ家レストラン、個性的なセレクトショップ、ギャラリーなど街歩きが楽しい
- 食料品の買い物は商店街やファーマーズマーケットで新鮮な野菜を調達
- はっきりとした四季のある気候
- 食べ物が美味しい
- 国宝級展示物が並ぶ美術館からストリートアートやアングラ演劇まで文化が育つ街の空気
- 大きすぎず小さすぎない手ごろなサイズの街
・・・・・
端的には、パリ(フランス)と京都が世界で一番好きな街。
実際には、これに現実の壁がはだかります(②)。
- 2人とも仕事ができるレベルの言語は英語だけ(→英語圏)
- 仕事のオポチュニティーが十分にあることが必要(→大都市)
この理想(①)と現実(②)が交差したところがロンドンというわけです。
そしてさらには快適な生活にはこんな点も超重要(③)。
- 医療レベル
- 税金
- インフラ(交通、電気、インターネットetc.)
- 育児・家事に対する公的・民間サポート
シンガポールは③がずば抜けて優れている一方、ロンドンは③は最悪だそうな・・・(あくまで他の先進国都市との相対比較です)
私たちがロンドンに引っ越すことを知った周りの欧米人友達の反応は「は? 何トチ狂ったこと言ってんの?」ってのが多いです(笑)。 みんな努力してアジアに出てきた人たちなので(→『成熟国出身者のキャリア戦略』)、「なんでわざわざ成長率10%近いアジアから成長率0、失業率10%のヨーロッパへ???」と、マジメに驚かれていますが、税金が低くて暮らしやすいだけじゃずっと住むのは無理なのよーーー
「夫婦して仕事を投げうって新天地へ移住!」というほど大げさなもんでもなくて、夫の転勤っていう形ですけどね(転勤はリクエスト制→『グローバル標準Expatモデル』)。
そういうわけでシンガポール生活も残りわずかになりましたが、在シンガポールの皆さま、残りの期間も仲良くしてください(オフ会やります→こちら)。
そして、ロンドン近辺の皆さま、今後仲良くしてください(来週、とりあえず家etc.の下見に行きます)。
-
on
- November 19, 2009 10:52 AM
- 5. 趣味・プライベート | 8. お知らせ | 海外に住む
- Newer: 疾走するシンガポール
- Older: "世界級"でいることに何の意味があるのか?
