渡辺千賀さんの『アジア人女性のステレオタイプ in アメリカ』(=頭が良くてセクシー)を読みながら、「アジア人が多いのに、そんな単純でいいのか、アメリカよ」と思ってしまいました。
シンガポールはアジアなので、さすがにステレオタイプはもう少し国別に細分化されています。
そこで今回は「日本人女性のステレオタイプ」。
なお、ほとんど個人的な経験に基づいております・・・
まず、シンガポール人男性が日本人女性に対して持ってる幻想は「夫のために、めちゃくちゃ尽くす妻」です。
専業主婦で夫・子供のためにいっさいの家事を一人でこなし、ひたすら尽くす妻像・・・
私の夫の会社の後輩(シンガポール人)は、私が働いていて夫も家事をすることを聞いて驚愕したらしい。 いったいどんなテレビ見て育ったんだ・・・
その中でも私たちが「スリッパの謎」と呼んでいるものがあります。
これは私ではなく、夫がしょっちゅう聞かれる質問なのですが「日本人の奥さんは、夫が帰ってきたら玄関にスリッパを揃えて差し出すのか?」というもの。
夫は今まで5, 6回聞かれてるんじゃなかろうか?(私たちの結婚式で余興の司会をやった中国系マレーシア人には余興のネタにまでされた)
「スリッパの謎」の出所がわからずググったら台湾に住まれている方も聞かれるらしいので(→日本人の奥さんと台湾人の旦那さん )、アジアに広く出回っている風説と推察されます。
どうせアジアで大ヒットしたドラマかなんかの影響なんだろうけど、「おしん」と「星の金貨」しか思い浮かばない。 そんなストーリーなんでしたっけ???
では、シンガポール人女性(若者に限る)が日本人女性に対して持っているステレオタイプ。
こちらは、
1. 肌がきれい
2. ネイルアート・ファッションがオシャレ
など外見に集中し、続いて男性と同じく「尽くす」だと思います。
「1. 肌がきれい」は資生堂など日本の化粧品メーカーが美肌商品でアジア進出している影響かと(欧米化粧品メーカーはホワイトニングなど美肌商品はほとんどない)。 シンガポールは『ヨーロッパをマネする日本をマネするシンガポール』で書いたように、日本の商品と(日本人女優やモデルを使った)広告をそのまま持ってきて通用する希有な国です。
「2. ネイルアートやファッション」も雑誌の影響ですね。
次に日本人男性に対して持っているステレオタイプは・・・何だろうなー?
「玄関でスリッパを揃え尽くす妻」の裏返しで「亭主関白」かな。 「会社人間」もあるかも。
さらに、老若男女を問わず、日本人全体に対するステレオタイプ(というか事実?)はズバリ「英語が下手」。
TOEIC点数の国際比較でも表れているし、まあ否定はできないのだが、"You speak good English."と、私より英語が下手なシンガポール人や中国人、ベトナム人、韓国人にまで言われ続けるとビミョーですねー
・・・とこんな感じで、アメリカでのステレオタイプの「頭が良い」はともかく「セクシー」ってのは全くありません。
これは日本人女性がセクシーじゃないと言う本人の問題ではなく(一般的に、セクシーではないと思うけど)、シンガポール人を含むアジア人が女性の魅力に「セクシーさ」をトップ・プライオリティに置いていないからだと思われます。
なので、欧米人に聞くと全く異なったステレオタイプが出てくるわけですが、紙面も尽きた(?)のでこのへんで。
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- October 10, 2009 11:50 AM
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