朝からYouTubeでマイケル・ジャクソンのミュージック・ビデオを聞いています。
80年代に大ヒットを連発したマイケルですが、80年代はザ・ベスト・テンで光GENJIとか観ていた私は、リアルタイムで熱狂したことはないです。 それでも、『スリラー』、『BAD』など有名曲はもちろん全部知ってるし、クラスの男の子がムーンウォークをマネしていたのも覚えている。
英米メディアは朝からずっとトップニュース扱いで、BBCはWebsiteでずっと生放送やってます。 「ダイアナ妃の死以来のショック」とか言っているコメンテーターもいるし。
Twitterではニュースが駆け巡ると同時につぶやきの30%がマイケルへの追悼メッセージになったそうですが(→"Michael Jackson Dies : Twitter Tributes Now 30% of Tweets")、私の周りでは瞬間的にほとんど全てのつぶやきやFacebookがマイケル・ジャクソンにまつわる思い出でした。
非常に月並みな感想だけど、こんな風に世界中の人が歌を知ってるアーティストってもう出てこないんだろうなー 今でも現役なのってマドンナくらいかなー?
全編ABBAの映画Mamma Miaを見たときも同じこと書いたけど(→『世界が踊る映画、Mamma Mia!』)、これだけ細分化した個人の嗜好に合った無数の音楽ジャンルが存在し、安価な(or 違法な)ダウンロード配信で誰でも好きなときに好きな音楽を聴けるようになった今、マイケルやマドンナのようなスターは生まれないような気がします。 Susan Boyleは生まれても(→『イギリスで新たなスター誕生』)、マイケルは生まれない。
個人的には来月から始まる予定だったマイケルのロンドン公演(50公演、110万枚のチケットが5時間で完売)が成功すれば、マドンナのように(* 1)過去の大ヒット曲によるライブを収益の柱とするモデルで復活を遂げるんだ、と思っていたので、復活の前に亡くなってしまって残念・・・
*1 参考:CDが売れない時代に浮上するライヴ・ネイションというコンサート・プロモート会社
最近、「選択のパラドックス」と題した心理学者の「選択肢が無限に増えた現代、逆に人々は前より不幸せになっている」という趣旨のスピーチを聞いたところだったので、なおさら感慨深い。
TED : Barry Schwartz on the paradox of choice
一番好きなマイケルの歌を聴きながら、ご冥福をお祈りします。
YouTube : Michael Jackson - Beat It
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