昨日の渡辺千賀さんのブログで、「あああ、ついに本当のことを言ってしまったのねー」という内容の千賀さんの信念がカミングアウトされました。
これまでずっとなるべく言わないようにしていたのだが、もう平たく/明快に言うことにしました。
1)日本はもう立ち直れないと思う。
だから、
2)海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。
私も今まで言わないようにしてきたのですが、便乗してカミングアウトします。 本当にそう思う。
これを言っているのが海外在住日本人だけならば、「偏った意見だ」とか難クセもつけようがあるのでしょうが、15年以上日本に住み、日本人と結婚し、日本企業に勤め、日本文化も習慣もこよなく愛していた外国人(アメリカ人2人、イタリア人1人)が相次いで日本を発つ姿を目にしたときに確信(1人はアメリカに帰国、あと2人はシンガポールに移住)。
彼らがあげた理由は
1. 仕事の環境は悪くなる一方(市場は縮小するのみ、一方社内では年功序列で中高年が居座り変革が進まない)
2. 子どもの教育環境として良くない
でした。
そこで今日は「なんとなくそう思ってたけど、そうはっきり言われちゃうとねー でも○○だしねー」と思った人のためのエントリー(○○の部分は「英語できない」「もう年」「子どももいる」「家のローン組んだ」などそれぞれの言い訳を入れてください)。
私の基本行動方針になっているのが、「どうせ痛い思いをするなら早めにしよう」です(・・・と、エラそうに言っても実はこの基本行動方針に沿って動けなかったことがあり、明日はそのことを書きます)。
そして、私を今まで突き動かしてきたものは「危機感」だったと思います。
1. 8歳のとき
ワイキキビーチでクラゲに刺され泣きじゃくる弟を見ながら「英語を話せるようになろう」と決心したことは『英語を始めたきっかけ』に書きましたが、当時はもちろん昨今のグローバリゼーション時代がくるなんてつゆも思わず、純粋に8歳なりの生存能力が魂の底で叫んだのだと後付け解釈。
2. 社会人3年目
「会社は自分を守ってくれない、自分を守るのは自分しかいない。」とMBA取得を決心したのは新卒入社した会社が傾きかけたとき(→『米金融、未曾有の危機』)。 この時、沈みゆくとわかっている船(= 会社)にいつまでも乗り続けている先輩が不思議でなりませんでした。
3. 去年シンガポールに移住してきたとき
仕事を見つけることだけが目的なら、日系企業とか就職口はあったのかもしれませんが、私が身につけたいのはあくまで将来的に住みたいところに自由に移り住めるために自分でサバイブできる力。 暗く悶々とした時期も経ながら(→『本田さんのセミナーで紹介された、、、らしい』)、「この経験なら将来に活きそうだ」という場に出会い、現在も試行錯誤&修行中です。
1. 2. 3. ともに短期的には痛い思い(= 努力)が必要だったのですが、今痛い思いをしておかないと後からもっと痛くなる(もしくは取り返しがつかないことになる)という危機感が私を駆り立てました。
現状そんなに悪くもない(給与面でも)のが、新しい挑戦に立ちはだかる最大の障害だったりするのですが、今後(これは日本人だけではなく先進国のホワイトカラーはもれなく)インド人でも中国人でもできる仕事の給与は軒並み平準化する(つまり先進国ホワイトカラーから見ると下がる)と思います。
40過ぎてからある日突然職を失う(見つかったとしても給与はグローバル平準化後の水準なので半額以下)より、今いったん広い世界に出ておいて「世界的に見て自分はこのへんねー」、と立ち位置を確認しながら進んでいける方が長期的には安心じゃないでしょうか?
ま、私は個人的にはその方が安心します。
なお、留学してもそのまま就職するのは実は大変なのだが、そのへんは下記に書いてますので、あわせてどうぞ。
『海外就職における「日本の力」』
『海外就職における「個人の力」』
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