ちょうど日本にいた頃のAERAの表紙がヒデ(こと中田英寿さん)だったので、「おー、懐かしいなー」と思い、ヒデの特集の部分を立ち読みしました。
日本にいたときから、Jリーグはおろかサッカー日本代表戦も全くフォローしていなかったので、ヒデの最終戦がどういう試合だったかも忘れましたが、グラウンドで長い間起き上がらなかったこのシーンはさすがに鮮明に覚えてます。
あれから3年近く経ったんだ。。。
時が経つのは早い!

AERAでは引退後、世界中を旅して自分の感性でダイレクトに世界を見聞きして帰ってきたヒデが新しく日本で始動したプロジェクトについて語っていました。
興味深かったのは、日本を出て世界を見た日本人の問題意識って意外と同じなんだ、という点。
ひとつめは、日本を元気にするためには地方の活性化が不可欠だという問題意識。
サッカーで地方を活性化するためにTake Action Foundationという財団をつくったんだそう。
東京にずっといるとあまり気づかないのですが、過去10年における東京以外の地方の地盤低下は著しいです。
私は実家 = 奈良、高校 = 大阪、大学 = 京都なので、この3都市の変化しかわからないのですが、いつまでもベッドタウンな奈良と観光客に飲み込まれそうな京都は置いておいて、とりわけ大阪の凋落ぶりは痛々しい。
橋下知事が頑張ってるけど、本当に大阪には元気になって、また「東京なんかなんぼのもんじゃ!」と(実態を伴いながら)言ってほしい。
ふたつめは、何度か今まで書いてますが(→1, 2, 3)、日本の観光地としての魅力は意外とすごい、世界トップレベルだと思う(最近の円高でコスト高が露出したのがネックだけど)。 外国人観光客へのアピール不足、というかアピール方法を知らないだけなのでは?
ということを、ヒデも思ったのかどうかは定かではありませんが、観光庁のアドバイザーになったそうです。
みっつめは、こちらのエントリーで紹介した、イギリスの雑誌"MONOCLE"。 東京にも編集チームがいて、毎号「オシャレでヒップなコンテンポラリー・ジャパン」が紹介されている、「最近の日本ブームはこういうところからも生まれているのだなー」と感じさせる雑誌(夫が大ファンでうちの本棚に第1号からずらーっと並んでいる)。
ヒデはこの雑誌の「エディター・アット・ラージ(editor at large)」らしいです(具体的に何をしているのかは不明ですが)。
そんな訳で海外に出た日本人の問題意識とか目がいくところって同じなんだと思ったのですが、同じことを言っても、ヒデがリーチできる層と、「MBA取って帰ってきて起業しました」みたいなビジネス系の人がリーチできる層と全然別なんだろうな。
ヒデはビジネス書を読まないようなマスに広くリーチできるんだろうな、そこがヒデのような時代のアイコンになった人がこういうこと始めることの凄さなんだろうな、と思いました。
帰ってきた彼の挑戦がどうなるのか、大変注目しています。
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- April 1, 2009 12:04 PM
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