本田直之さんの『本田式サバイバル・キャリア術』を読みました。
え???
本田さん、私の心を読んだ???
っていうくらい最初から最後までうなずき通しでした。 出てくる本もほとんど私が影響を受けた本ばかりだし。
私たち世代は盛田昭夫さん、松下幸之助さんの伝記読んでも感銘は受けるがピンとはこない。 大前研一さん、石倉洋子さんのキャリアもそのままマネしても通じない(通訳とマッキンゼーがお2人の共通点)。 本田さんあたりまで年齢が下がってようやくそのまま参考になるんじゃないでしょうか?
このブログで今までに書いたことと非常に重なる部分が多いので、本の内容をブログ記事と重ね合わせながら紹介します。
まず、「私は不況が好きです」というギョッとする文章から始まるこの本。
私自身は不況は好きではありませんが、今までのキャリアの中で起ったことで一番ラッキーだったと思っていることは新卒で入社した会社が経営不安に陥ったことです(私が辞めた後、その会社は同業他社と合併)。 あの出来事がなく何となく安定した会社に入社していたら今の私はなかったと思います(その経緯は→『米金融、未曾有の危機』に)。
この本の主張である
会社主体の「コーポレート・キャリア」から個人主体の「パーソナル・キャリア」へ
「シングル・キャリア」から「マルチ・キャリア」へ
という流れは、『私の周りのフリーエージェント達』で紹介した『ヒューマン2.0 - web新時代の働き方(かもしれない) 』
夫婦で家庭内マルチ・キャリア、マルチ・インカムを築くべきという話は『Diversify, diversify, diversify!』というエントリーに書きましたし、今までの常識が全く通用しないキャリア論という観点からは『「一身にして二生を得る」時代に生まれて』で紹介した『ウェブ時代をゆく - いかに働きいかに学ぶか』
そして『波が来るときまで足腰を鍛える』に書いたように、本田さんもキャリアを以下のようにサーフィンに例えています(サーファーの考えることは一緒だなあ・・・笑)。
- いい波がくるまで「待つ力」
- いい波かどうか「見極める力」
- 好機という波を「乗りこなす力」
『Ironman - 鉄の男 -』というエントリーでは私の周りでトライアスロンに挑戦する人が多いことを書いたのですが、本田さんも周りの経営者も「最後にものを言うのは体力」とトライアスロンを始めた人が増えているそうです。
『音楽と腹筋』のエントリーで写真を貼った生オバマの腹筋も見たとか(ゴルフの最中だったので服の上からだそうですが)。
その他、複数の生活の拠点を持つ「二地域居住」、「マルチ・ハビテーション」も私の目指すところ。 本田さんは現在、東京とハワイを往復、今後拠点を増やすそう。
私が世界で好きな二都市はパリ(フランス)と京都。 夫が「オーストラリアも入れてほしい」というので、これに加えてシドニーの三都市居住が目標かな?(時差ボケが辛そう・・・)
私自身はこの本で言うところの「パーソナル・キャリア」、「マルチ・キャリア」へのまだまだ道半ばなのですが、あと10年かけて頑張ろう! そんな元気が出る本でした。
最後に。 『本田式サバイバル・キャリア術』の前書きは2009年3月と今月書かれたものなのですが、3月18日には日本で発売、3月22日にはもうシンガポール紀伊国屋で発売されていたというスピード出版 & 流通。 最近の本ってこんなスピードで出版されるんですねー
「緊急提言」という触れ込みの通り、今20代、30代が読むべき旬の本ですので、自分に当てはまるかも?という人は、ぜひどうぞ。
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on
- March 26, 2009 1:30 PM
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