これはすごい・・・
スタンフォード大学がiTunes上で大学の講義やゲスト・スピーカーのスピーチを公開しているStanford on iTunes U。
以前、梅田望夫さんの『ウェブ進化論』でMITのOpenCourseWare(*1)の存在を知り、「こりゃー、すごい時代がきたもんだ」と思って面白そうなものを探してみたことがあるのですが、素人には授業のシラバスや一部講義ノートだけあっても使いにくく結局利用しなかったことがあります。 なお、インドではMIT OpenCourseでシラバス(講義計画・内容)を無償入手し、その内容に沿って先生が授業を行っていたりするらしいので、きちんと使いこなせる人には限りなく有用なツールなのだと思いますが。
*1 : OpenCourseWareとは大学や大学院など高等教育機関で正規に提供された講義とその関連情報を、インターネットを通じて無償で公開する活動(Wikipedia : オープンコースウェア)。
ところが、このiTunes Uでは、超一流教授陣やスピーカーの講義をタダで聴けるのです。 何から聴けばいいか迷いに迷ってしまうほど充実した内容(バークレー、MIT、デュークにもあるそうですが、スタンフォードだけですごすぎて他の大学までチェックできず)。
以下、一例。 Stanford on iTunes Uからのリンクのたどり方を書いておきました。 PC上にiTunesがインストールされている必要あり)
Business --> Social Entrepreneurship --> Muhammad Yunus(『グラミンフォンという奇跡』、ノーベル平和賞のムハマド・ユヌス氏)
Science and Technology --> Environmental Science --> Al Gore(『不都合な真実』、ノーベル平和賞の米元副大統領アル・ゴア氏)
さすがスタンフォード。 すばらしい布陣ではないでしょうか?
英語の勉強にもなりますので、ぜひどうぞ。 ニュースよりゆっくりなので聴きやすいと思います。
こうやって人類の叡智がどんどん「無償で」ネット上に公開されていくと既存のコンテンツホルダーは辛いですねー
私の友人が傘下に多くの書籍・新聞・雑誌を抱える世界最大級の出版社で教育関連コンテンツのデジタル化検討・推進を行っており、今後、紙媒体の出版社はどうすればいいと思うか意見を聞かれました。
Googleは「世界中の情報を体系化する」というミッションの元、Googleブックサーチで世界中の図書館・大学の蔵書をすごい勢いでスキャンしまくっており、著作権ホルダーから訴えられています。 友人の勤める巨大出版社などは前代未聞のパラダイムシフトが起きていることを薄々感じながらも、どう対応すればいいかわからず、おろおろしているのが現状だそう。
ひとつの可能性は電子ブック。
日本版のAmazon.co.jpでは現れませんが、アメリカのAmazon.comにいくとトップページに電子ブックリーダーKindle 2の広告が現れます。 世界最大のオンラインストアが書籍の電子化に本気になってきた証拠。
ソニーもがんばってるし、もう少しユーザーインターフェースが改善され、コンテンツさえ揃えば端末価格が下がって、ようやく普及するんだろうか?という話をしたのですが、うーん、わからん。
読書家というユーザー視点では、読みやすく紙と同じコンテンツが手に入り端末価格が安ければ使う気がします。 コンテンツホルダーという立場ではどうすればいいんでしょうねー? チャプターごとの切り売りかな?(DRMなど解決すべき課題は山積み)
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on
- February 26, 2009 1:38 PM
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