東京でも幼稚園や保育園の順番待ちが長い(待機児童人数が多い)らしいですが、シンガポールはもっと激しいようです。 私の友人夫婦2組の話。
A家:夫婦ともシンガポール人。 夫:歯医者、妻:家族企業の2世経営者。 子供は3歳5カ月と1歳5カ月の2人。
B家:夫:フランス人バンカー、妻:元バンカー、現在専業主婦。 1歳の子供+来春2人目予定。
2組ともフルタイム(住み込み)のメイドを雇っています(シンガポールのメイド事情はこちら→『6家庭に1軒がメイドを雇う社会』)。 子供が2 - 3歳までは住み込みのメイドに任せ、2 - 3歳になったらPre-school(その名の通り小学校の前に通う幼稚園/保育園)に通わせるとのこと。
この順番待ちがすごい。
A家の場合、7月に生まれた子供を(2歳半から通わせるために)その年の9月にPre-schoolに申し込んだところ、すでに100人待ち。
B家の場合、12月に生まれた子供を(同じく2歳半から通わせるために)次の年の5月に申し込んだところ、300人待ち。
300人待ちってどのくらいの人がダブルブッキング(っていうのかな?)しているのかよくわかりませんが、待って入れるものなんでしょうか?
シンガポールの幼稚園・保育園のカリキュラムはお遊戯ではなく、小学校から始まる熾烈な競争に向けてさまざまなクラスが準備されています。 以下、その一例(Nanyang Kindergartenより)。
Chinese Calligraphy 書道(中国語)
English Speech and Drama 英語スピーチ、演劇
Gymnastics 体操
Mandarin Story Reading and Vocabulary 北京語リーディングとボキャブラリー
Music 音楽
String Programme (Violin) バイオリン
これらの準備を経て入る小学校には受験はありません。 それでも人気度の差は大きく、入学にあたっては、
- 親・兄弟が卒業生である
- 小学校の近隣に住んでいる
- 学校に寄付をする
- (親が)学校でボランティア活動をする(図書館の受付、掃除など)
などが考慮の対象になるそうです。
そのため、少しでも有利になるように家族ともども学校の近くに引っ越したり(これ、普通)、
学校の近くの不動産を購入して住所を確保したり(これは住んでいることにならないので認められない。 バレて弁護士資格を剥奪された親御さんがいたらしい)、
学校のボランティア活動に専念するため専業主婦になったのにボランティア活動にWaiting Listがあったり、
・・・・・・
まあ、それはそれは悲喜こもごもな出来事が日々起こっているとか。
もともとアジア人は「教育こそが将来のよりよい生活へのベストな近道」と信じる傾向にあり、教育熱が高いのですが、最近のグローバリゼーションによるボーダーレス競争に伴い、シンガポールでは完全に過熱しています。
かわいそうだなー、3歳児。
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on
- November 28, 2008 3:10 PM
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