初アンコールワット

4日間、アンコールワットを見にカンボジアに行ってきました。 私は初アンコール、夫は2度目です。
夫の休みが取れることになったので、マイルで行けて空席があるところで探したので、10日くらい前に急遽決まった小旅行。

実は私、あまり遺跡ファンではなかったのですが(ローマやトルコの遺跡に行ったときは、いつも暑かったので太陽の照り続ける埃の中を虚ろになりながら歩いた思い出しかなかったので)、あまりに「アンコールワットは行っとけ」との周りの声に押されて行くことに。 急遽決まったので、いつも行う旅先の予習もなし。

何というか・・・
帰ってきたばかりなので、まだ消化しきれていないのですが、まずは目的物のアンコールワット。
Angkor_Wat.JPGstone_carving.JPG

雨季なので前の池に全景が映ってきれいです(夫が撮影)。
アンコールワットは左右完全対称の均衡美でもちろん美しい、中の繊細な彫刻もこれまた途方もなく精巧で膨大な作業の賜物で素晴らしいのですが、私はどうしてもこういう「絵はがきやガイドブックにのっている内容を確認しにいくような旅」は苦手なのですね・・・

いや、本当に素晴らしいんですよ。 聞いていたとおり「壮大」という言葉がふさわしい。

Beng_Mealea.JPGでも私たちが気に入ったのは、ちょっと離れたジャングルの中にあるべンメリア(Beng Mealea)という遺跡。 遺跡は苔むし、多くの箇所が崩れ落ちたまま放置され、神秘的な雰囲気が漂っています。

で、私が今回の旅を消化しきれていない理由。
私はどうも「遺跡」よりも「そこに暮らす人」に興味があるようで、どうしても
「この物売りの子どもたちが学校に行かず物売りをしなければいけないのはなぜなのか」とか
「シェムリアプから20kmの場所に水道が通っていないところがあるのに、なぜ街は高級車レクサスが走り回っているのか」とか
「この足がない物乞いの人はやはり地雷が原因なのだろうか」とか
「なぜレストラン・ホテルなどサービス産業はほとんど10代〜20代の若者しかいないのか」とか
そっちの方が気になってしまうのです。

この疑問の続きは後日解明するとして、また写真。
私はストリートフォトが一番好きなのですが、今回は遺跡メインだったのであまり撮れませんでした。 どちらもズームレンズなので、ちょっとピンぼけしてますが・・・

何やらもの悲しげな子ども
kid_on_moto.JPG
修行僧の住むお寺で働いていた、お茶をつくる女の人
making_tea.JPG

Comments:4

Comment Form

コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。
名前とE-mailアドレスは必須です(E-mailアドレスは管理者確認用でブログには表示されません)。

la dolce vita Author Profile Page March 22, 2009 10:46 PM

(過去のコメントは以下)

BT  September 15, 2008 4:37 AM
アンコールワットは素晴らしいでしょうね。昨年の夏にタイ・アユタヤ地方を散策しました。きっとアンコールワットのほうが数倍も壮大でしょう。しかし、ご指摘のように・・・現地人の方の暮らしぶりは様々でした。鉄道でアユタヤに移動中も、とある駅で乗り込んできた2人の兄ちゃんが、私たちに「ここは僕たちの席だ」というようなそぶりを示します。指定席か?・・・と思い席を譲ったのですが、たまたま検札に来ていた車掌さんが私たちに「座っていいですよ」と言い、この兄ちゃんたちをきつく叱っていました。どうやらこの兄ちゃんたち、事情を良く知らない旅行者の席に座る常習のようです。
タイの大穀倉地帯の小さな街とバンコクでは天地の差が暮らしにありますね。

y/mode  September 15, 2008 9:44 AM
幻想的な全景ですね。乾季だと、水がひいてしまってるのかな?
途上国の子供たちの表情には、あったかい気持ちになったり、ドキっとしたりします。撮られずにはいられない対象ですね。

la dolce vita   September 15, 2008 10:40 AM
>BTさん
初コメントありがとうございます。
アユタヤは私も行ったことがありますが、アンコールワット周辺の遺跡群の方が規模も大きく文化的価値も高いと思われるのに、修復作業が進んでいません。 文字通り野ざらしにされているような遺跡もあります。
タイもカンボジアも都市部と農村部の貧富の差は拡大する一方なんでしょうね。 旅人としてできることは、現地に観光でお金を落とすことくらいかな、と思うのですが、それも都市部の不動産開発業者etc.に大半を持っていかれてしまい、農村部の人に残らないのであれば、なんだかなー、という気になります。

>y/modeさん
乾季だと水が引いてしまっているらしいですよ。 どのガイドブックみても「乾季がオンシーズン」と書いてあるのですが、写真的には絶対雨季の方がお薦め。

>途上国の子供たちの表情には、あったかい気持ちになったり、ドキっとしたりします。撮られずにはいられない対象ですね。
そうですねー、なかなか簡単に撮らせてくれないところも多いのですが(顔を隠してしまったり、逆にお金を請求してきたり)、子どもの表情はやはり魅力的です。

miki  September 15, 2008 8:21 PM
はろーー。
アンコールワットいいね~。
写真がとっても素敵で上手だね。

新婚生活楽しんでて何よりです。

la dolce vita   September 16, 2008 10:54 AM
>mikiちゃん
久しぶり! ありがとー
シンガポールは国土が狭く行くところがないので、ちょっと旅行を、と思うと東南アジアになるのです。

通りすがり  September 20, 2008 7:22 PM
こんにちは。アンコールワットのあるシェムリアップのことはよくわかりませんが、首都プノンペンではものすごい数の
レクサスやランクルが走っています。何も知らない旅行者は、貧しいカンボジアでなぜ?と不思議かもしれません。
理由は第一に、権力のあるものは賄賂を得られること。外国からの投資、援助などの案件では必ず権力のあるもの
にお金が流れる構図になっています。先日ベトナムへのODAがらみで逮捕者が出ましたが、このケースでベトナム
有力者への賄賂額は一千万円でした。
第二に、不動産価格の急騰。ここ数年で土地の価格が急騰しました。プノンペン市内はものすごい開発ラッシュです。
湖が埋め立てられたり田畑がつぶされて新しい道路や住宅があちこちで作られています。メインストリートの地価は
日本の地方の県庁所在地よりも高い状態になっています。この価格急騰によりかなりのお金持ちが生まれました。
お金持ちはたくさんの使用人を雇い大きな住宅に住み高級車を乗り回し毎日高級料理を食べています。一方地方の
農民の貧しさといったら。。。これほど貧富の差が激しい国も珍しいでしょう。

la dolce vita   September 21, 2008 1:04 PM
>通りすがりさん
参考になるコメント、大変ありがとうございます。

>理由は第一に、権力のあるものは賄賂を得られること。
>第二に、不動産価格の急騰。
アンコールワットから帰ってきてからネットで調べてみたのですが、そのようですね。
参考記事:http://www.news.janjan.jp/world/0802/0802241433/1.php
農村部にはいまだ地雷で命を亡くす人がおり、1日1ドル以下で暮らす最貧困層がいるというのに。

恥ずかしながら事前の知識なくカンボジアに行ったのですが、その差は4日間だけ滞在した旅行者の目にも明らかすぎるほど明らかでした。
何かものすごく大きなツケを払う日がくる気がするのですが、そのツケを払うのも貧困層になってしまうのでしょうか?

まつーら June 23, 2009 10:21 AM

> 私はどうも「遺跡」よりも「そこに暮らす人」に興味があるようで

あー、僕も全く同じ考えです!!
なのでアンコールワットの遺跡やエジプトのピラミッドは、あまり良い想い出がないです。。
昔は自分で遺跡好きやと思ってたんですけどねー。
観光地化されてて、遺跡よりもビジネスの臭いがプンプンするところは、なんだかなーって思っちゃいます。

あと不思議に思うのが、大昔にこれほど高度な文明を築いていながら、
なぜ今こんな貧しい環境なんだろーって考えてました。
昔の遺産があったがために、それに頼りっぱなしになって、そこで止まっちゃったんですかね?

la dolce vita Author Profile Page June 24, 2009 8:52 AM

>まつーらさん
>あと不思議に思うのが、大昔にこれほど高度な文明を築いていながら、なぜ今こんな貧しい環境なんだろーって考えてました。
『文明崩壊』っていう本(↓)がこの疑問に一部答えてます。 これがすべての原因ではないでしょうが、うならされます。
http://www.ladolcevita.jp/blog/global/2009/05/post-189.php

まつーら June 24, 2009 7:38 PM

> 『文明崩壊』

あざーっす!
早速読みたいリストに入れさせて頂きました。
いやー、リストがどんどん増えてって、読むスピードが全然追いつかないっすねー。ダハハ

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://www.ladolcevita.jp/mt/mt-tb.cgi/80
Listed below are links to weblogs that reference
初アンコールワット from 世界級ライフスタイルのつくり方
Search
Links
Twitter
Tag Cloud
Ads

Return to page top