私が社会に出てから10年、一番自分が変わったことといえば、(ほぼ完全な)左脳型人間になってしまったことでしょう。
業務上、「ひらめき」や「直感」ではなく「ロジック」や「言語化」が求められ、MBAなぞ取っているうちに、喜怒哀楽の塊のようだった学生時代の私が(右脳と関係ないか?)、「長所は常に冷静で理論的であること」と言われるようになるまでに・・・
これには自分でもビックリ、今は『"ハーバード流"夫婦円満の術』で書いたようにケンカも理論的に解決です(ケンカ自体ほとんど全くしませんが)。
そんな自分に危機感を抱いたのがiPodを初めて見たとき。
それまでのアップル製品も魅力的だったのですが、ネジひとつ見えないスムーズな手触り、暗闇に浮かび上がるLCD、説明書のいらない操作性・・・
私は当時、アップルのライバルだと自分では思っている(いた)日本の総合電機メーカーに勤めていたのですが、同じ会社で商品企画をやっていたINSEAD友達が「このデザインはうちにはできなかったなー」と言っていたのを聞き、「これはもはやMBA(=左脳)の世界ではない」と思いました。
そこで、失ってしまった(?)感性を鍛えるべく始めたのが写真。
もともと好きで就職後すぐスクールに行き始めたのですが、テクニックだけ教えるのでつまらなくなり行かなくなりました。
次に2006年から半年間行ったPHat PHOTOというスクールは「感性」を重視していて楽しかったです、クラスメイトと写真撮影会に行ったりして。
シンガポールに移住したりとバタバタしていて、また写真からご無沙汰していたのですが、先週末に夫と夜のシンガポールに写真を撮りに繰り出しました(2人でCanon一眼レフデジタルカメラ2台、望遠レンズ1本、三脚1台というカメラ小僧ないでたち)。
夫の職業は戦略コンサルタント。
聞こえはいいですが、(業界の方はよくご存知の通り)ジュニアな頃はExcelマシーン、PowerPointマシーンと化します(私にはコンサル友達が非常に多く、彼らの思考能力の高さと激務に耐える精神力・体力を深く尊敬しておりますが)。
夫いわく「このままでは、Excelロボットになってしまう〜」という危機感から、やはり写真をやりたくなったそうです(思考回路が同じだな・・・)。
・・・というわけで、先週末の成果物です。
「写真を撮ろう」という眼で周りを見渡すと、ディテールが気になったり、気になる色がその色だけ次々と目に飛び込んできたり、視界がフレーム型に見えたり・・・と世界が新鮮に見えます。
ぜひお試しあれ。
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on
- September 4, 2008 2:00 PM
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