人は意外と会ってくれる

ここ最近、お茶やランチでネットワーキングにいそしんでいます。

「ネットワーキング」という言葉はSNSの普及とともによく聞かれる言葉になりましたが、「ネットワーク・ビジネス」などで怪しいイメージを持っている方も多いかもしれません。
私もINSEADに留学した当初、あまりに学校のスタッフや同級生がNetworking、Networkingと連発するのであまりいい気分がしませんでした(「人を利用する」みたいな語感があったので)。 ところが、その効果・威力はMBA卒業後の就職活動時に発揮します。

パリという街に恋に落ちた私は「パリで英語だけで仕事ができる企業」に絞って就職活動をすることにしました。 就職活動といってもフランス労働許可証も持たず、(日常会話はともかく)ビジネス・フランス語もできない私が他の人と同じように募集企業やサーチファームにCV(履歴書)を送ってもゴミ箱行きになるだけです。
そこで、学校でも強力に勧められたのがネットワーキング。

他のビジネススクールもそうだと思いますが、INSEADでは卒業生全員がデータベースになっており居住国、職種、卒業年、などさまざまなパラメーターで検索できます。 このうち、「パリ在住、アメリカ企業で働く卒業年が近い卒業生」(アメリカ企業ならフランス語がwork languageじゃないだろうと思った)にターゲットを絞って、検索結果に現れた卒業生(Alumniといいます)にお茶かランチで会って話を聞かせてくれるように頼みました。

こんなインターフェースになっています(↓)。
alumni_search.jpgパリのMicrosoftに勤めるウクライナ人、HP(ヒューレット・パッカード)に勤める日本人・・・いろいろな人に会ってもらいました。
「後輩です」というだけで忙しい時間を割いて会ってもらえ生の体験ストーリーを聞かせてもらえる。 会うこと自体を断られたことはなかったと思います(仕事には結びつかず、結局パリ就職はあきらめて日本に帰ってきましたが・・・)。

「人は意外に会ってくれる」という嬉しいサプライズに調子に乗って、GREEでプロフィールを知っただけの、パリ在住日本人女性起業家にもGREEからコンタクトを取って会ってもらいました。 この時、マレ地区にひっそりとたたずむ素敵なレストランでランチをしながら聞いた彼女の切り拓いた人生のストーリーには強い感銘を受けて、今も「いつか私も!」と密かに情熱を燃やしています。

4年の月日は流れ、ところはシンガポール。
全く同じこと(検索する→メールする→会う)をしています。
長くなったので、もっと掘り下げるのは明日にします(下の本はネットワーキングのお薦め本『一生モノの人脈力』です)。

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