以前紹介したMONOCLEの『世界で最も暮らしやすい都市』が住民の目線から見た暮らしやすさだったのに対し、今回はExpat(駐在員)の目線から見た国ランキング。
Financial Post:World's best places as an expat

私の住むシンガポールが栄えある1位に輝いています! 以下、ランキング。
1. シンガポール
2. UAE
2. USA
4. ベルギー
5. 香港
6. カナダ
6. オランダ
6. ドイツ
9. インド
10. オーストラリア
10. 中国
調査はHSBC Bankが行ったもので、Expat(駐在員)として暮らす短期間の間に、どれくらい貯金が貯まるか? つまり、収入が多く(=給与レベルが高い)、支出が少ない(=税金が安い、生活費が安い)か?が大きなポイントとなっているよう(さすがバンカー・・・、ポイントがほぼ経済合理性に限定されていて実にわかりやすい・・・)
そうなると、1位のシンガポールと2位のUAEの理由はすぐ分かります。
シンガポール、ドバイともに金融センターなのでバンカーが給与レベルを上げている(=収入が大)反面、所得税がシンガポールは最高20%(住民税なし)、UAEは何と所得税がない!(=支出が小)
ただ、シンガポールの住宅費は今や東京より高く(→『1年で家賃相場45%上昇』)、他の物価もどんどん上がっているので、今年調査をすれば1位ではなくなると思いますが・・・
そんなことよりもこのランキングを見て思ったのが、シンガポールのような先進国(世界一安全な都市)にはたして各種駐在員手当(Expat Packageという)が必要なのか?ということ。
私の周りを見渡してもExpatはほとんどいません。
McKinseyパリオフィスとジュネーブオフィスから転勤してきた友人がいますが、McKinseyはExpat Packageを廃止したとかで手当はなし(もちろん給料が下がるわけではなくヨーロッパレベルです)。
他にもShell、Standard Chartered Bank、Microsoft、etc. 多国籍企業に友人がいますが、みな現地就職です(唯一知っているexpatはHSBC香港オフィスから転勤してきたフランス人だけ)。
シンガポール、香港などは生活水準が上がっているので手当がそもそも必要なくなったこと、企業のコスト削減が理由ですが、身軽に現地に飛んで就職面接をし軽々と移住するビジネスマンが増えるにつれ、どんどんExpatという概念もあいまいになっていくのかもしれませんね。
日本企業は相変わらず駐在員と現地採用の間に深くて長〜い川があるようですが、これはいつ変わるのでしょうか?
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on
- August 13, 2008 5:24 PM
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