世界級ライフスタイルのつくり方

米国大学院学生会のお知らせ

今日は私の友人が立ち上げた団体、『米国大学院学生会』のお知らせです。

『米国大学院学生会』とは、

アメリカに学ぶ日本人留学生有志が、その後に続かんとする日本の後輩たちを応援するために立ち上げた団体

で、
日本で一般的な語学留学、交換留学や企業派遣ではなく、アメリカ人と同じ一般の学生として入学し、長期間腰をすえて研究や勉強に励み、そして学位の取得を目指す「学位留学」

を対象としているそう。

私は『就活中の学生へ - 1』というエントリーで就職活動中の大学3年生へのアドバイスとして「大学院留学目指したら?」と勧めるくらい学位留学はお勧めしています(私自身はアメリカ留学ではなかったのでアメリカじゃなくてもいいと思うけど、『グローバル学生争奪戦』のランキングでわかるように高等教育はやはりアメリカ強し、『誰でもアメリカ人になれるアメリカ』ですから)。

また、海外就職についての相談もよく個別にメールで受け取るのですが、これもよっぽど即海外就職できるスキルや経験がない限り留学をお勧めします(最近シンガポールで就職したいって人が多いです、「イギリスで」っていうメールは全然来ない、笑。 アジアへの時代の風を感じるなー・・・)

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現役イギリス首相の育児休暇

今週、イギリスではデイビット・キャメロン首相に女の子誕生(!)という嬉しいニュースがありました。 まずは誕生直後の喜びのインタビューをどうぞ。


「え?! 奥さん何歳?」と思いきや、首相夫人のサマンサさんは39歳でした。 現役の首相に赤ちゃん誕生といえば、2000年にブレア首相に第4子が誕生しています。 イギリスのトップ、若い(& 子沢山だ)な〜

キャメロンは期間は明言していないものの育児休暇(paternity leave)を取るそうですが、イギリスの新聞は概ね好意的、というよりすでに予定されていたので当然という受け止め方。

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Property Ladderを昇る人々

持ち家志向の強いイギリス人ですが(*1)、日本のようにマイホームを35年ローンで買ってそのまま住み続けるのではなく、年代に応じて部屋数の大きい家やフラットに次々と買い替えていきます。
*1・・・持ち家率はイングランドで70%、ロンドンで57%(Housing and Planning Statistics 2009)。 日本は全国で61%、東京都で45%(都道府県,住宅の所有の関係別住宅数,持ち家住宅率

この次々と上の物件に買い替えることをProperty Ladder(不動産のはしご)と言い(その名もズバリ"Property Ladder"という人気テレビ番組もある)、20代で小さなフラットを買うことから始める人が多かったのですが、近年の不動産価格の上昇で(特にロンドンでは住宅価格が90年代半ばから10年で3倍に高騰)若い人に手が出なくなる一方で、高騰する前から買い、着々とProperty Ladderを昇っている人もいます。

一昨日書いたように(→『古い家ほど人気なマイホーム』)、基本は中古物件で種類も決まっています。

georgian_terrace_london.jpgDetached House・・・一戸建ての家。 多くの人の憧れであるがもっとも高く、ロンドンにはほとんど存在しない(次ページ参照)。
Semi-detached House・・・一軒の家を半分に割った左右対称の2軒続きの家。 左右で壁の色が違う家も。
Terrace House・・・3軒以上がつながった連続住宅。 イギリスは他ヨーロッパ諸国と比べてもテラスハウスが多いのが非常に特徴的(右の写真はイズリントンのジョージアン様式)。

ここまでが家(ハウス)で以下はフラット(アパート)。 一番の違いは地面に面していて庭があるかどうか。

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古いほど人気なマイホーム

子どもが産まれるまで私の居住用不動産(平たく言うとマイホーム)に対する態度は「買うより借りろ」でした。 引っ越しばかりしてたし(最近では珍しく長かったシンガポールでさえ出張でいた期間が長かったので住んだのは結局1年半)、若い頃はカバンまとめてすぐ引っ越せるような身軽さが気にいってたし。

でも公立小学校でもレベルの差が激しく、人々がOfsted(*1)の評価が高い(= 人気のある)公立小学校のキャッチメントエリア(*2)にわざわざ引っ越すため何年もかけて希望のストリート(*3)に狙った物件が出てくるのを待っているような環境の中、「4年後住む場所なんてわかんないし〜」(*4)と悠長なことを言っている場合ではないことに気づき、持ち家信仰の強いイギリス系オーストラリア人の夫の熱意にも動かされ、ロンドンのマイホーム事情について調べ始めました。
こうやって人はだんだんコミットする対象が増えていくのだな〜(笑)

*1・・・政府運営の学校監査機関。 学校だけではなくナーサリーなど保育施設も監査の対象で、その評価レポートで与えられるグレード(4段階評価)は親の学校選択に絶大な影響を与える。
*2・・・日本の公立小学校のように学区に住んでいれば全員入れるわけではない。 1. 兄弟が学校に通っている(イギリスでは学校は親又はシッターなどの送迎が必要なので兄弟が同じ学校に通えるよう配慮している)、2. 学校からの距離が近い(キャッチメントエリアに住んでいる)順に入学優先権があるが、人気がある学校は兄弟枠だけで多く埋まってしまい、キャッチメントエリアがどんどん狭くなる傾向にある。 またそのような事情を知らずに引っ越してきた日本人駐在員家族が「近所の学校に全然入れない」と困っている話もよく聞く。
*3・・・『都市内部での(自発的)コミュニティ化』に書いたように、ロンドンは治安のいい通り・悪い通りがパッチワーク状に入り交じっているので、人々はエリアどころかストリートにまでこだわる。
*4・・・イギリスの小学校は日本より早く5歳になる前の9月から。 その前の春に入学できる学校が決まる。

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グローバル学生争奪戦

『国の価値観と個人の価値観』に書いたように、子どもの教育のことも考えてイギリスにやってきた私たちですが、もちろん大学以上の高等教育のことも視野に入れています。

top10_universities.jpg先週のThe Economistでは世界中の大学が(特に新興国の)トップ層の学生を奪い合う現状の中、「イギリスの大学、今まではまあまあうまくやってきたけど、これからも大丈夫?」と今後の大競争に向けて注意を喚起するもので非常に面白かったのでご紹介。
The Economist : Foreign university students - Will they still come?

右の表が2009年の世界の大学ランキング(上海交通大学が毎年発表するもの、ランキングのフル・バージョンはこちら)。 以前も『教育における重要な変化』に書きましたが、トップ20の顔ぶれはほとんどアメリカとイギリス。

以下、記事の中で面白かったポイント。

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ドライアイス、氷山に挑む

いつも「もうこれ以上英語がうまくなることはなかろう」と思うのですが、イギリスに来てまた英語でひと皮むけた気がします。 長年、英語で仕事をしていて、こっちでは仕事してないのになー

英語圏で育ったイングリッシュ・ネイティブと英語を後から学んだ英語話者との間には、『英語コンプレックス - 1』に書いたように、

相手は氷山、私はドライアイス

くらいボキャブラリーに違いがあるので、子どもを産んで、英語圏で育つとはどういうことかをその子の人生と一緒に体験するのが、ドライアイスが氷山に近づける近道かもしれません(全然近くないか・・・)。

突然ですがクイズ。
下の英単語の意味がわかりますか?(答えは次のページ)。 すべて私が過去1年くらいの間に知った単語です。

1. colostrum、2. tuberculosis(TBと略)、3. potty training、4. obstetrician、5. jaundice、6. peek-a-boo、7. Measles Mumps Rubella(MMRと略)vaccine、8. wriggle

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住宅バブル再び・三たび

少子高齢化が進み人口が減少に向かった国がある一方で、全体で見ると人口急増が進む世界。
今回の金融危機はサブプライムローンという住宅ローン債券が不良化し住宅バブルがはじけたのが契機になったにも関わらず、一部の都市ではすでに新たなバブルが進行しています。
The Economist : Global house prices - Froth and stagnation
(表が大きいので次のページに貼りました、「続きを読む」をクリックしてください。)

まず目につくのがこの1月まで住んでいたシンガポール。
去年の7月から今年の6月までの1年間で住宅価格が40%近く値上がりしています。 私が住んでいた時も『1年で家賃相場45%上昇』したと以前書きましたが、金融危機でいったん下落した後、半年くらいで再び上昇に転じすでにピーク時を上回ったよう。

国民の80%以上はHDBと呼ばれる政府供給の公団に住んでおり、民間のアパートは外国人用でもともと投機の対象になりやすいのです。 国土が狭く住宅用地が限られているにも関わらず、人口は増える一方(人口650万人を目指すという政府施策→『疾走するシンガポール』)、世界経済の中で存在感を増すアジアのハブとしてますます投資・投機マネーを呼び込んでいるのでしょう。 買って1年未満の転売も多く、住宅用不動産には頭金の支払いや印紙税を義務付ける規制も焼け石に水とか。

こういう街では、普通に賃貸物件に住むのも大変ですねー ある日いきなり大家に「更新したければ家賃2倍払え」とか言われるので・・・

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イギリスの児童虐待対策

今回の大阪の事件は泣いた。
幼児2人が部屋の中で寄り添いながらママを待つ姿を何度も想像してしまい本当に泣いた。

自分に子どもが生まれてからというものの、以前のように冷静に三面記事を読めなくなってしまいました、というより以前は三面記事は読まなかったのに・・・(夫も同じ)。
それにしても今回の事件は救出できたよなー、と思わざるをえません。

児童虐待(ネグレクト含む)と言えばイギリスは先進国(そんな先進国いらないよね・・・)、深刻な社会問題となったのも対策が取られ始めたのも日本より遥かに前で、発生件数は(人口比を考慮すると)日本の15倍以上とか。 市民の関心も非常に高く、ロンドンの新聞London Evening Standardに記事がない日はないくらい。

背景には貧困・離婚率の増加・シングルマザーの増加・10代の妊娠などあるようですが、児童虐待はイギリスの大きな社会問題のひとつです。 今日は興味ある人のためにWebで見つけた下記の視察報告書と私がロンドンに来て以来のランダムな経験をメモしておきます。 まとまってませんが・・・
子供の虹情報研修センター:イギリスにおける児童虐待の対応 視察報告書

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国の価値観と個人の価値観

このブログのタイトルに込めた意味を、

日本国内だけではなく世界中から自分のライフステージに合わせてベストなライフスタイルを選ぶ生き方

とした通り(ABOUTページ参照)、私たちは半年前、今のライフステージに合った場所という仮定のもとロンドンにやってきました。

今のライフステージとは「子育てステージ」。
次の15-20年間は教育を含めた子どもの環境を一番のプライオリティとして住む場所を選ぶことになります。

清潔だし治安はいいし物事がスムーズに運ぶし家事はしなくていいし・・・この上なく生活が楽なシンガポールを去って(←未練たらたらな私たち、笑)、ロンドンに来た理由は、私たちが子どもに持って欲しい価値観とシンガポールという国(政府)が最優先している価値観が合っていなかったことが大きいです。 『ロンドンに引っ越します。』に書いた理由は、この根幹の価値観が具現化した結果という言い方もできるかも。

企業経営の根幹にミッション(使命)・ビジョンと並んでバリュー(価値)があるのと同じように(*1)、国にもその根幹をなすバリューがあることを示すものとして次のような表を見たことがあります。

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Baby-Led Weaningと『モチベーション3.0』

早いもので息子ももう4ヵ月半、あとひと月で離乳食の時期です。
こんなにオッパイ星人なのに、もう大人への階段を上っていくのか・・・さみしいなあ・・・(←親バカというよりバカな親)

離乳食関連の本を日英まとめて読んでみました。
授乳・睡眠スケジュールでは大いに役立ったGina Ford(参照:『本で読む育児 - 1』『育児が楽しい!』)の離乳食本『The Contented Little Baby Book of Weaning』は、勧められている離乳食がまずそうすぎる(笑)、こんな厳格なスケジュール・内容では食事の時間が楽しくなさそうなのでひとまず却下。 日本の離乳食本も離乳食ステージに合わせた料理が面倒くさそうすぎる・・・。

・・・というわけで今のところ白羽の矢が立っているのが、イギリスで流行っているらしい『Baby-Led Weaning - Approach to Introducing Solid Foods』。 検索しても日本語の情報がほとんどない・・・のはワイルドすぎて日本では無視されているのでしょうか?

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